医療・医薬・福祉

未来の医療を見据えた手術台「Maquet Corin」の販売を開始

ゲティンゲグループ・ジャパン 株式会社
2024年6月4日、ゲティンゲグループ・ジャパン株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:長澤悠子、以下 「ゲティンゲ」)は、多忙な手術部門の日常業務効率化を目指し、直感的な操作やさまざまな安全機構、ワークフローを向上させるスマートな機能の搭載に加え、オンラインへの接続を可能にした手術台「Maquet Corin(マッケ コーリン)」を発売いたしましたのでお知らせいたします。



ゲティンゲサージカルワークフロープレジデントのStephane Le Royは、「Maquet Corinは、手術チームが抱える課題を解決へと導く装置です。柔軟性と使いやすさは、チームワークとコミュニケーションを促進し時間の節約に貢献します。また、手術室スタッフと機器を保護するスマートセンサーベースの安全機能も備えています。」と、述べています。

ユーザーインターフェースは従来製品よりもシンプルになり、手術台、リモコン、オーバーライドパネルで共通する数種類の色でデザインされています。たとえば、手術台の頭側に関連するものはすべて青、足側はマゼンタ、緊急用の機能はオレンジです。直感的に操作できることに重点を置いて開発されたので、熟練した手術スタッフでなくても手術台の操作や機能を理解することが可能です。手術台に搭載されたLEDライトは、手術台がドレープで覆われているときでも、手術チーム全員がすぐに視覚的なフィードバックを明確に確認することができます。

安全性に関するスマートテクノロジーは、今日の自動車に搭載されているような、事故を事前に防ぐ高度な安全機能と同じアプローチに基づいています。状況をモニタリングしてフィードバックライトと音で誤操作や事故を防止の発生リスク軽減に貢献します。

衝突検知機能は、手術台の近くで作業するスタッフや、Cアーム、患者加温システムなどの手術台まわりの機器を保護します。過負荷検知機能は、手術台の耐荷重制限に達したときや超過したときに警告を発し、手術台を構造的な損傷から保護します。転倒防止機能は、テーブルをスライドさせる場合や傾斜させたときだけではなく、手術台のロック解除状態や体重の重い肥満患者等の手術中であっても、安全なポジショニングが行えるようサポートします。これらの安全機能により、手術スタッフは患者と手術に専念でき、手術の時間短縮につながるだけでなく、手術で併用する機器の修理費用削減にも貢献することが期待されます。

Maquet Corinは、一般的な手術体位を事前に設定することでワークフローを効率化することが可能です。手術台の角度調整や高さ調整などの調整プロセス一つ一つを一連の動作として個別に登録することも可能なため、患者のスムーズなポジショニングに寄与します。また、手術台をオンラインに接続することで、幅広いサービスデータや使用統計に簡単にアクセスができます。手術が必要なときに、いつでも対応可能なようにセットアップできる、初めてのコネクテッド手術台でもあります。

ゲティンゲヘルスケアマーケティング事業部長 磯部佐和子は、「Maquet Corinは、あらゆる専門分野に対応しています。一般外科だけでなく、肥満外科手術、ハイブリッド手術、ナビゲーション手術などの専門分野にも使用でき、カーボンファイバープレートの取り付けができる専用インターフェースを備えています。数十年にわたる手術台の開発と製造の経験を活かして生み出された革新的な製品を、お客様に提供できることを嬉しく思います。」と、述べています。

Maquet Corin >> についてもっと知る(https://www.getinge.com/jp/products/maquet-corin/

販売名:コーリン
一般的名称:汎用電動式手術台
製造販売届出番号:13B1X00176SW0053
医療機器の分類:一般医療機器/特定保守管理医療機器

ゲティンゲについて
ゲティンゲは、すべての人とコミュニティが可能な限り最高のケアを受けられるようにすべきであるという確固たる信念のもと、病院やライフサイエンス機関に、臨床結果の向上とワークフローの最適化を目的とした製品とソリューションを提供しています。この製品には、集中治療、心臓血管手術、手術室、無菌再処理、ライフサイエンス向けの製品とソリューションが含まれます。ゲティンゲは全世界で10,000人以上の従業員を擁し、製品は135カ国以上で販売されています。
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