【薬剤師と歯科医1,035名に調査】8割以上が医歯薬連携においてコスト面でのメリットもあると回答!
医療法人社団徳昌会 パラシオン歯科医院
医歯薬連携の実現に必要な課題とは
医療法人社団徳昌会 パラシオン歯科医院(所在地:埼玉県越谷市、診療医長:小山 安徳)は、調剤薬局に務める薬剤師と歯科医を対象に、「医歯薬連携の実態」に関する調査を実施しました。
近年、医師、歯科医、薬剤師が協働で治療を提供する「医歯薬連携」を推進する医療機関が増加しており、各分野の連携を強めることで様々な病気の早期発見や予防、治療に対する効果が更に期待できると言われています。
医療法人社団徳昌会 パラシオン歯科医院は、そのような医歯薬連携の現状を明らかとするために、2023年1月に内科医と歯科医の連携の実態についての調査を行いました。
参照:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000059796.html
そこでは、6割近くが「医歯薬連携できている」と考えているものの、内科と歯科の繋がりが薄く、実現できていない部分もあるという実態が明らかになりました。
2023年にはそのような課題が示されましたが、2024年に行われた診療報酬改定では医師と歯科医だけでなく薬剤師との調剤連携加算点の増加が明記され、医師と歯科医だけでなく薬剤師との連携も推進するような報酬制度が加わりました。
参照:厚生労働省:令和6年度診療報酬改定の概要【調剤】(https://www.mhlw.go.jp/content/12400000/001238903.pdf)
そこで今回、埼玉県越谷市の歯科医院、医療法人社団徳昌会 パラシオン歯科医院(https://parasion-dental.com/)は、調剤薬局に務める薬剤師と歯科医を対象に、「医歯薬連携の実態」に関する調査を実施しました。
医歯薬連携の実態を知り、より効果的な医療の在り方について考えてみませんか。
医歯薬連携が取れている割合が多い一方、連携が難しい理由も明らかに
はじめに、医歯薬連携の現状に関して伺っていきたいと思います。
「お勤め先では医歯薬連携がどの程度取れていると思いますか?」と質問したところ、9割近くの方が『かなり上手く取れている(29.3%)』『ある程度は取れている(57.9%)』と回答しました。
9割近くの方が、医歯薬連携は取れていると認識しているようです。
調剤薬局や歯科院によって差はあるかもしれませんが、医歯薬連携の考えはある程度浸透していると考えられます。
では、医歯薬連携が取れていないと回答した約1割はどうしてそのように感じているのでしょうか。連携がとれていないと答えた方へ詳しい理由をうかがいました。
■医歯薬連携の課題「コミュニケーション」と「情報伝達手段」
「 医歯薬連携が取れていない理由は何だと思いますか?(複数回答可)」と質問したところ、『他の医療機関とのコミュニケーションが不足している(30.1%)』と回答した方が最も多く、次いで『情報伝達手段が限られている(27.8%)』『連携のメリットが十分に理解されていない(21.1%)』と回答しました。
薬剤師と歯科医のコミュニケーションや、情報伝達手段など連携体制に必要なコミュニケーションをとる機会の少なさや、システムの環境整備への課題が背景にあるようです。
さらに「今後、医歯薬連携のために何かしらの取り組みをする予定はありますか?」という質問したところ、約6割の方が『ない(実現は不可能だと思う)(61.7%)』と回答しました。
連携が取れている医療機関が多い一方、そうでない医療機関での医歯薬連携に対する認識の差が明らかとなりました。
では、行われたばかりの2024年診療報酬改定については、どのような印象をもっているのでしょうか。
8割以上がコスト面でメリットを認識。2024年診療報酬改定案による医歯薬連携の広まるのか
「 2024年診療報酬改定において特にポイントとなる点は何だと思いますか?(上位3つまで)」と質問したところ、『かかりつけ医機能(47.3%)』と回答した方が最も多く、次いで『外来機能の分化の推進(34.5%)』『救急医療機関の役割の明確化(28.6%)』と回答しました。
このような結果から各医療機関の機能を適切に分化することで患者に対する役割を明確化することに注目している傾向が明らかとなりました。
「医歯薬連携は、治療の質向上だけでなくコスト面においてもメリットがあることを認識していますか?」と質問したところ、『とても認識している(26.9%)』『やや認識している(55.2%)』と回答しました。
8割以上が、医歯薬連携によるコスト面でのメリットについてはある程度認識しているようです。
そこで、具体的にコスト面に対してどのような認識を持っているのかをうかがいました。
■医療の効率化と無駄の削減を実感
・医歯薬連携のコスト面については、各専門職の協力が医療の効率化を促進し、長期的には医療費の削減につながるからです(20代/男性/東京都/歯科医)
・明確化にしたことで無駄なコストが省けた(40代/女性/愛知県/歯科医)
・医療DXの推進によるメリット(40代/男性/東京都/薬剤師)
・効率的だと思うので (30代/男性/東京都/薬剤師)
基本的に役割の明確化や情報伝達速度の向上による効率化や業務削減がコスト面でのメリットに繋がると考えている方が多くいる一方で、連携による情報提供により診療報酬の配点が増えることについての認識はまだまだ浸透していないようです。
■ 医歯薬連携のメリットと、実現・活性化にむけての課題とは
診療報酬改定における注目項目が明らかとなりましたが、改定によって医歯薬連携を推進するメリットがより高まったことについてはどのように考えられているのでしょうか。
「診療報酬について過去最高水準となりますが、医歯薬連携をする価値はあると思いますか?」と質問したところ、『とてもそう思う(26.6%)』『ややそう思う(57.0%)』と回答しました。
約8割の方が、連携価値はあると考えているようです。
この2024年診療報酬改定を踏まえた上での、医歯薬連携の課題についてうかがいました。
「 2024年診療報酬改定案には医歯薬連携の推進も盛り込まれていますが、実現・活発化のために、どういったことが特に必要であると思いますか?(上位3つまで)」と質問したところ、『明確な情報伝達(残薬量や、残薬を減らす取り組みなど)(42.8%)』と回答した方が最も多く、次いで『別の医療機関が発行した処方箋情報の共有(30.1%)』『患者に服薬等の情報伝達の同意を取るフロー形成(26.2%)』と続きました。
医歯薬連携の実現・活性化に対し、処方箋や服薬等に対する明確な情報共有の仕組みや、患者様へ同意を取るためのフロー形成など、患者の個人情報を守るための仕組み化が必要な課題として挙げられました。
これらの課題が解決へと動き出すことで、薬剤師・医師・患者共に安心して利用できる環境が整い、更なる医歯薬連携の推進が期待されます。
では、医歯薬連携を推進するため、薬剤師・歯科医は互いにどのようなことを求めているのでしょうか。
どうすれば医歯薬連携が推進される?薬剤師と歯科医が互いに求めることとは
まず薬剤師の方へ「医歯薬連携において、歯科に求めることを教えてください(上位2つまで)」と質問したところ、『持病に対し最適な口腔ケアの実施や指導(45.8%)』『病気と口腔機能との関係性に関する知識(33.8%)』『摂食機能療法の指導(29.3%)』と回答しました。
つぎに、歯科医の方へ「医歯薬連携において、薬剤師(調剤薬局)に求めることを教えてください(上位2つまで)」と質問したところ、『歯科治療に関連する薬剤の適正使用の指導(36.9%)』『患者への服薬指導とフォローアップ(34.8%)』『患者への処方薬の相互作用チェックとアドバイス(27.3%)』と回答しました。
薬剤師と歯科医それぞれが、1人の患者に対してどのような指導やフォローアップをしているかの把握や、歯科医から薬剤師に対しては処方薬の相互作用のチェックが求めるなど、医歯薬連携が推進されることにより、より精度の高まった医療体制が期待できることが示されました。
8割がコスト面のメリットも感じる一方、実現のために必要な薬剤師と歯科医のコミュニケーションの機会や、情報伝達手段の構築への課題
今回の調査で、医歯薬連携の実態が明らかになりました。
9割近くが医歯薬連携ができていると回答し、薬剤師、歯科医共に医歯薬連携に賛同している様子がうかがえます。
しかし、残りの約1割の方が医歯薬連携が不足していると感じていると回答しました。理由としては、医療機関とのコミュニケーションの不足や、情報伝達手段の少なさが大きな要因となっているようです。
また、2024年診療報酬改定について伺ったところ、特に注目を受けている項目として挙げられたのは「かかりつけ医機能」、「外来機能の分化の推進」「救急医療機関の役割の明確化」であり、約8割が医歯薬連携によるコスト面のメリットを認識していると回答したものの、薬局の歯科医療機関への情報提供による報酬増加についての認識や注目度は低いようです。
医歯薬連携をさらに推進していくためには、それぞれの分野で患者のケアや指導を適切に行った上で必要な情報を適切に提供していく必要性が示されましたが、そのためには患者の同意の上、個人情報を守りシステムを運用していくことが重要です。
各医療現場がそのような観点を持ち、環境整備を進めることが、さらなる医歯薬連携に繋がるのではないでしょうか。
埼玉県越谷市の“か強診”認定歯科医院『パラシオン歯科医院』
今回、「医歯薬連携の実態」に関する調査を実施した、埼玉県越谷市の“か強診”認定の歯科医院『医療法人社団徳昌会 パラシオン歯科医院』(https://parasion-dental.com/)では、歯科治療はもちろん、予防歯科にも力を入れて取り組んでいます。
お口の問題の発端は「今」ではありません。
「過去」の生活習慣に必ず原因があります。
それに気づいてもらうのが予防の始まり。
そして、そのことを気づかせるのが我々の役割です。
■医療法人社団徳昌会 パラシオン歯科医院のメンテナンスの「体制・考え方」
歯のメンテナンスとは、虫歯や歯周病、その他のお口の病気にならないために事前に手を打つことです。
主な対策は「ご自宅のケア」と「歯科医院でのケア」。
「自宅でのケアは理解できるが、なぜ虫歯でもないのに歯科医院でのケアが必要なの?」
という声が聞こえてきそうですね。
これに対しては、
「ご自宅でのブラッシングなどでは取り除けない汚れが存在しているから」
「適切なブラッシングができている人はほとんどいないから」
「ブラッシングだけではなく生活習慣も見直す必要があるから」
などが答えとなります。
日本では、
「歯医者は悪くなってから行くところ」
「しっかりブラッシングしていれば虫歯や歯周病にならない」
という誤った認識が広まっています。
まずはこの誤解を解くところから当院の歯のメンテナンスは始まります。
特に、当院の予防には「生活習慣」の改善も含まれています。
虫歯や歯周病予防には、歯垢・歯石・バイオフィルムを除去するだけではまだ足りません。
実は、あなたの「生活習慣」が原因で虫歯・歯周病を誘発していることが多々あるのです。
例えば、食事の内容・回数・時間帯、喫煙習慣、ストレス、睡眠時間などなど。
いくら歯科医院やご自宅でのケアを徹底したとしても、今までの生活習慣のままでは、また虫歯・歯周病を誘発してしまう可能性があります。
しかし、生活習慣はなかなか改善できるものではないですし、お仕事やそれぞれの生活リズムがありますので、人によって対策は異なります。
患者さまそれぞれの性格、生活リズム、お仕事などを総合的に考慮し、無理のないプランをプロの目でご提案させていただきます。
診療医長(歯学博士)小山 安徳の紹介
パラシオン歯科医院 歯科医師
平成元年 東京歯科大学卒業
歯科医師国家試験合格
2003年2月 パラシオン歯科医院にて夜間の診療勤務をスタート
2009年7月 博士(歯学)の学位受領(東京歯科大学)
2016年4月 パラシオン歯科医院 勤務 診療医長
2019年4月 東京歯科大学 非常勤講師
同年 太陽歯科衛生士専門学校 非常勤講師
現在に至る。
さまざまなカッコイイ大人の生き様に焦点をあてている「覚悟の瞬間」にも取り上げられています。
詳しくはコチラ:https://www.kakugo.tv/person/detkwe4zb.html
歯科定期健診を受診して、お口と身体両方の健康を維持していきましょう!
■医療法人社団徳昌会 パラシオン歯科医院:https://parasion-dental.com/
■TEL:048-964-8241
■お問い合わせ:https://parasion-dental.com/inquiry
調査概要:「医歯薬連携の実態」に関する調査
【調査期間】2024年7月11日(木)~2024年7月14日(日)
【調査方法】リンクアンドパートナーズが提供するPRIZMA(https://www.prizma-link.com/press)によるインターネット調査
【調査人数】1,035人
【調査対象】調査回答時に1.調剤薬局に務める薬剤師2.歯科医であると回答したモニター
【モニター提供元】PRIZMAリサーチ
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医歯薬連携の実現に必要な課題とは
医療法人社団徳昌会 パラシオン歯科医院(所在地:埼玉県越谷市、診療医長:小山 安徳)は、調剤薬局に務める薬剤師と歯科医を対象に、「医歯薬連携の実態」に関する調査を実施しました。
近年、医師、歯科医、薬剤師が協働で治療を提供する「医歯薬連携」を推進する医療機関が増加しており、各分野の連携を強めることで様々な病気の早期発見や予防、治療に対する効果が更に期待できると言われています。
医療法人社団徳昌会 パラシオン歯科医院は、そのような医歯薬連携の現状を明らかとするために、2023年1月に内科医と歯科医の連携の実態についての調査を行いました。
参照:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000059796.html
そこでは、6割近くが「医歯薬連携できている」と考えているものの、内科と歯科の繋がりが薄く、実現できていない部分もあるという実態が明らかになりました。
2023年にはそのような課題が示されましたが、2024年に行われた診療報酬改定では医師と歯科医だけでなく薬剤師との調剤連携加算点の増加が明記され、医師と歯科医だけでなく薬剤師との連携も推進するような報酬制度が加わりました。
参照:厚生労働省:令和6年度診療報酬改定の概要【調剤】(https://www.mhlw.go.jp/content/12400000/001238903.pdf)
そこで今回、埼玉県越谷市の歯科医院、医療法人社団徳昌会 パラシオン歯科医院(https://parasion-dental.com/)は、調剤薬局に務める薬剤師と歯科医を対象に、「医歯薬連携の実態」に関する調査を実施しました。
医歯薬連携の実態を知り、より効果的な医療の在り方について考えてみませんか。
医歯薬連携が取れている割合が多い一方、連携が難しい理由も明らかに
はじめに、医歯薬連携の現状に関して伺っていきたいと思います。
「お勤め先では医歯薬連携がどの程度取れていると思いますか?」と質問したところ、9割近くの方が『かなり上手く取れている(29.3%)』『ある程度は取れている(57.9%)』と回答しました。
9割近くの方が、医歯薬連携は取れていると認識しているようです。
調剤薬局や歯科院によって差はあるかもしれませんが、医歯薬連携の考えはある程度浸透していると考えられます。
では、医歯薬連携が取れていないと回答した約1割はどうしてそのように感じているのでしょうか。連携がとれていないと答えた方へ詳しい理由をうかがいました。
■医歯薬連携の課題「コミュニケーション」と「情報伝達手段」
「 医歯薬連携が取れていない理由は何だと思いますか?(複数回答可)」と質問したところ、『他の医療機関とのコミュニケーションが不足している(30.1%)』と回答した方が最も多く、次いで『情報伝達手段が限られている(27.8%)』『連携のメリットが十分に理解されていない(21.1%)』と回答しました。
薬剤師と歯科医のコミュニケーションや、情報伝達手段など連携体制に必要なコミュニケーションをとる機会の少なさや、システムの環境整備への課題が背景にあるようです。
さらに「今後、医歯薬連携のために何かしらの取り組みをする予定はありますか?」という質問したところ、約6割の方が『ない(実現は不可能だと思う)(61.7%)』と回答しました。
連携が取れている医療機関が多い一方、そうでない医療機関での医歯薬連携に対する認識の差が明らかとなりました。
では、行われたばかりの2024年診療報酬改定については、どのような印象をもっているのでしょうか。
8割以上がコスト面でメリットを認識。2024年診療報酬改定案による医歯薬連携の広まるのか
「 2024年診療報酬改定において特にポイントとなる点は何だと思いますか?(上位3つまで)」と質問したところ、『かかりつけ医機能(47.3%)』と回答した方が最も多く、次いで『外来機能の分化の推進(34.5%)』『救急医療機関の役割の明確化(28.6%)』と回答しました。
このような結果から各医療機関の機能を適切に分化することで患者に対する役割を明確化することに注目している傾向が明らかとなりました。
「医歯薬連携は、治療の質向上だけでなくコスト面においてもメリットがあることを認識していますか?」と質問したところ、『とても認識している(26.9%)』『やや認識している(55.2%)』と回答しました。
8割以上が、医歯薬連携によるコスト面でのメリットについてはある程度認識しているようです。
そこで、具体的にコスト面に対してどのような認識を持っているのかをうかがいました。
■医療の効率化と無駄の削減を実感
・医歯薬連携のコスト面については、各専門職の協力が医療の効率化を促進し、長期的には医療費の削減につながるからです(20代/男性/東京都/歯科医)
・明確化にしたことで無駄なコストが省けた(40代/女性/愛知県/歯科医)
・医療DXの推進によるメリット(40代/男性/東京都/薬剤師)
・効率的だと思うので (30代/男性/東京都/薬剤師)
基本的に役割の明確化や情報伝達速度の向上による効率化や業務削減がコスト面でのメリットに繋がると考えている方が多くいる一方で、連携による情報提供により診療報酬の配点が増えることについての認識はまだまだ浸透していないようです。
■ 医歯薬連携のメリットと、実現・活性化にむけての課題とは
診療報酬改定における注目項目が明らかとなりましたが、改定によって医歯薬連携を推進するメリットがより高まったことについてはどのように考えられているのでしょうか。
「診療報酬について過去最高水準となりますが、医歯薬連携をする価値はあると思いますか?」と質問したところ、『とてもそう思う(26.6%)』『ややそう思う(57.0%)』と回答しました。
約8割の方が、連携価値はあると考えているようです。
この2024年診療報酬改定を踏まえた上での、医歯薬連携の課題についてうかがいました。
「 2024年診療報酬改定案には医歯薬連携の推進も盛り込まれていますが、実現・活発化のために、どういったことが特に必要であると思いますか?(上位3つまで)」と質問したところ、『明確な情報伝達(残薬量や、残薬を減らす取り組みなど)(42.8%)』と回答した方が最も多く、次いで『別の医療機関が発行した処方箋情報の共有(30.1%)』『患者に服薬等の情報伝達の同意を取るフロー形成(26.2%)』と続きました。
医歯薬連携の実現・活性化に対し、処方箋や服薬等に対する明確な情報共有の仕組みや、患者様へ同意を取るためのフロー形成など、患者の個人情報を守るための仕組み化が必要な課題として挙げられました。
これらの課題が解決へと動き出すことで、薬剤師・医師・患者共に安心して利用できる環境が整い、更なる医歯薬連携の推進が期待されます。
では、医歯薬連携を推進するため、薬剤師・歯科医は互いにどのようなことを求めているのでしょうか。
どうすれば医歯薬連携が推進される?薬剤師と歯科医が互いに求めることとは
まず薬剤師の方へ「医歯薬連携において、歯科に求めることを教えてください(上位2つまで)」と質問したところ、『持病に対し最適な口腔ケアの実施や指導(45.8%)』『病気と口腔機能との関係性に関する知識(33.8%)』『摂食機能療法の指導(29.3%)』と回答しました。
つぎに、歯科医の方へ「医歯薬連携において、薬剤師(調剤薬局)に求めることを教えてください(上位2つまで)」と質問したところ、『歯科治療に関連する薬剤の適正使用の指導(36.9%)』『患者への服薬指導とフォローアップ(34.8%)』『患者への処方薬の相互作用チェックとアドバイス(27.3%)』と回答しました。
薬剤師と歯科医それぞれが、1人の患者に対してどのような指導やフォローアップをしているかの把握や、歯科医から薬剤師に対しては処方薬の相互作用のチェックが求めるなど、医歯薬連携が推進されることにより、より精度の高まった医療体制が期待できることが示されました。
8割がコスト面のメリットも感じる一方、実現のために必要な薬剤師と歯科医のコミュニケーションの機会や、情報伝達手段の構築への課題
今回の調査で、医歯薬連携の実態が明らかになりました。
9割近くが医歯薬連携ができていると回答し、薬剤師、歯科医共に医歯薬連携に賛同している様子がうかがえます。
しかし、残りの約1割の方が医歯薬連携が不足していると感じていると回答しました。理由としては、医療機関とのコミュニケーションの不足や、情報伝達手段の少なさが大きな要因となっているようです。
また、2024年診療報酬改定について伺ったところ、特に注目を受けている項目として挙げられたのは「かかりつけ医機能」、「外来機能の分化の推進」「救急医療機関の役割の明確化」であり、約8割が医歯薬連携によるコスト面のメリットを認識していると回答したものの、薬局の歯科医療機関への情報提供による報酬増加についての認識や注目度は低いようです。
医歯薬連携をさらに推進していくためには、それぞれの分野で患者のケアや指導を適切に行った上で必要な情報を適切に提供していく必要性が示されましたが、そのためには患者の同意の上、個人情報を守りシステムを運用していくことが重要です。
各医療現場がそのような観点を持ち、環境整備を進めることが、さらなる医歯薬連携に繋がるのではないでしょうか。
埼玉県越谷市の“か強診”認定歯科医院『パラシオン歯科医院』
今回、「医歯薬連携の実態」に関する調査を実施した、埼玉県越谷市の“か強診”認定の歯科医院『医療法人社団徳昌会 パラシオン歯科医院』(https://parasion-dental.com/)では、歯科治療はもちろん、予防歯科にも力を入れて取り組んでいます。
お口の問題の発端は「今」ではありません。
「過去」の生活習慣に必ず原因があります。
それに気づいてもらうのが予防の始まり。
そして、そのことを気づかせるのが我々の役割です。
■医療法人社団徳昌会 パラシオン歯科医院のメンテナンスの「体制・考え方」
歯のメンテナンスとは、虫歯や歯周病、その他のお口の病気にならないために事前に手を打つことです。
主な対策は「ご自宅のケア」と「歯科医院でのケア」。
「自宅でのケアは理解できるが、なぜ虫歯でもないのに歯科医院でのケアが必要なの?」
という声が聞こえてきそうですね。
これに対しては、
「ご自宅でのブラッシングなどでは取り除けない汚れが存在しているから」
「適切なブラッシングができている人はほとんどいないから」
「ブラッシングだけではなく生活習慣も見直す必要があるから」
などが答えとなります。
日本では、
「歯医者は悪くなってから行くところ」
「しっかりブラッシングしていれば虫歯や歯周病にならない」
という誤った認識が広まっています。
まずはこの誤解を解くところから当院の歯のメンテナンスは始まります。
特に、当院の予防には「生活習慣」の改善も含まれています。
虫歯や歯周病予防には、歯垢・歯石・バイオフィルムを除去するだけではまだ足りません。
実は、あなたの「生活習慣」が原因で虫歯・歯周病を誘発していることが多々あるのです。
例えば、食事の内容・回数・時間帯、喫煙習慣、ストレス、睡眠時間などなど。
いくら歯科医院やご自宅でのケアを徹底したとしても、今までの生活習慣のままでは、また虫歯・歯周病を誘発してしまう可能性があります。
しかし、生活習慣はなかなか改善できるものではないですし、お仕事やそれぞれの生活リズムがありますので、人によって対策は異なります。
患者さまそれぞれの性格、生活リズム、お仕事などを総合的に考慮し、無理のないプランをプロの目でご提案させていただきます。
診療医長(歯学博士)小山 安徳の紹介
パラシオン歯科医院 歯科医師
平成元年 東京歯科大学卒業
歯科医師国家試験合格
2003年2月 パラシオン歯科医院にて夜間の診療勤務をスタート
2009年7月 博士(歯学)の学位受領(東京歯科大学)
2016年4月 パラシオン歯科医院 勤務 診療医長
2019年4月 東京歯科大学 非常勤講師
同年 太陽歯科衛生士専門学校 非常勤講師
現在に至る。
さまざまなカッコイイ大人の生き様に焦点をあてている「覚悟の瞬間」にも取り上げられています。
詳しくはコチラ:https://www.kakugo.tv/person/detkwe4zb.html
歯科定期健診を受診して、お口と身体両方の健康を維持していきましょう!
■医療法人社団徳昌会 パラシオン歯科医院:https://parasion-dental.com/
■TEL:048-964-8241
■お問い合わせ:https://parasion-dental.com/inquiry
調査概要:「医歯薬連携の実態」に関する調査
【調査期間】2024年7月11日(木)~2024年7月14日(日)
【調査方法】リンクアンドパートナーズが提供するPRIZMA(https://www.prizma-link.com/press)によるインターネット調査
【調査人数】1,035人
【調査対象】調査回答時に1.調剤薬局に務める薬剤師2.歯科医であると回答したモニター
【モニター提供元】PRIZMAリサーチ
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(2024/08/20 10:00)
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