Ashirase、フランス・パリに視覚障がい者向け歩行ナビゲーションデバイス「あしらせ」体験ブースを出展
株式会社 Ashirase
2025年の海外展開を見据え、8月29日から9月8日まで実施
視覚障がい者の歩行をサポートするナビゲーションデバイス「あしらせ」を開発・提供する株式会社Ashirase(本社:東京都港区、代表取締役CEO:千野 歩、以下Ashirase)は2024年8月29日から9月8日までフランス・パリにあしらせの体験ブースを設置します。あしらせの体験を通じて海外ユーザーへの認知獲得を行い、2025年を目標とする海外での事業展開に向けた開発を加速してまいります。
Ashiraseでは「人の豊かさを『歩く』で創る」をミッションに掲げ、視覚障がい者の単独歩行をサポートするナビゲーションデバイスであるあしらせの開発を行っています。
今回の体験ブースは、2025年を目標とする あしらせの海外展開に向けたテストマーケティングのスタートの位置付けとした出展となります。本出展を通じて、さまざまな人にあしらせを体験してもらうとともに、「一人で外出する」ことの後押しをできる製品としてより広い世界に展開できるよう開発を加速してまいります。
◼️視覚障害者柔道連盟 日本代表強化選手 半谷静香選手よりコメント
展示に先駆けて、視覚障害柔道連盟の半谷静香さんよりコメントをいただいています。
あしらせを装着した靴を手に持つ半谷選手
「ずっと情報がある安心感」があしらせを使った時の一番の印象でした。従来の歩行では定期的に情報を取りにいったり、誰かに頼らなければいけないことがストレスになりやすいです。そんな時に、あしらせを通じて足から常に情報が得られ非常に安心できると思いました。私自身も柔道において「常に安心な姿勢」をテーマに掲げていますが、あしらせとの歩行にも通じると思います。
安心だからこそ早く反応し対応ができて、技がかけやすい。「常に安心な姿勢」は一歩が踏み出しやすいと思います。
◼️展示詳細
・開催場所:
フランス・パリ「ASICS House(アシックスハウス)」内
(20 Rue de l'Amiral Hamelin, 75116 Paris, France)
・期間(現地時間):
2024年8月28日~9月8日 13:00~19:00
※あしらせの出展ブースは8月29日からとなります。
※イベント開催時は営業時間が変更になる可能性があります。
◼️あしらせについて
ロービジョン(※1)を含めた視覚障がい者は日本国内で約200万人(※2)、全世界では3.4億人と言われており、今後の高齢化に伴って人口は増加すると推測されています。
視覚障がい者の歩行を支える福祉機器においては、デジタル技術の進歩によってスマートフォンの音声ナビゲーションを用いたルート確認が可能となりました。
一方、歩行時には白杖や盲導犬を用いた安全確認にも注意を払う必要があるため、聴覚や白杖操作などを通じた多くの情報処理に負担を感じながら外出しています。これらの負担から単独での外出を控える方が多く、国土交通省の調査(※3)によると、週に3~4回以上外出する人の割合が「健常である」人では、73%なのに対し、「弱視である」という方では56%、「ほとんど見えない/一人で外出できる」では39%、「ほとんど見えない/外出には介助が必要」では26%に低下します。
こうした視覚障がい者の歩行の課題の解決に向けてAshiraseは、本田技研工業株式会社の新規事業創出プログラムIGNITION第一号スタートアップとして2021年4月に設立。自動運転などの技術要素を応用し、視覚障がい者の歩行にとって重要な聴覚や白杖操作を邪魔しない足元への振動インターフェースとナビゲーションアルゴリズムを構築し、2023年3月にクラウドファンディングを通じて120台の先行発売を実施しました。
また先行販売モデルを発売以降にユーザーからいただいた声をもとに改善を行い、2024年8月1日に新モデルを発表し、2024年10月の発売に向けた予約を開始しています。
より多くの視覚障がい者の方々の外出に安心をもたらし、おでかけを楽しめる日常生活の後押しが出来ればと考えております。
◼️製品特長
1.手や耳が自由なまま目的地まで案内
あしらせを装着した靴を履き白杖を持った男性
デバイスを装着した靴を履いて外出すると、足元からの振動によって目的地までのルートや曲がる方向、タイミングなどをお伝えします。また目的地設定後はスマートフォンをポケットに入れたまま利用が可能。道案内をあしらせに任せることで、視覚や聴覚を邪魔せず安全確認に集中することをサポートします。
2.視覚障がい者にとって歩きやすいルートの提案
目的地までのルートが表示されているあしらせのアプリ画面
複数のセンサー情報から取得し生成された歩行位置データを独自のアルゴリズムで補正し、視覚障がい者にとって歩きやすいルートを提案します。
また、ユーザーの行きたいルートを記録できる「マイルート機能」や、横断歩道や交差点などを音声で案内する「道路構造・周辺施設通知機能」も搭載しています。
3.AIを活用した多様な機能で情報へのアクセシビリティを促進
AI画像認識機能を用いて建物を確認している女性
視覚障がい者が歩行においてアクセスしづらかった情報をAI機能を用いてお伝えします。
探したい場所を音声入力すると条件に該当するおすすめ施設の情報を案内する「AIおすすめスポット検索」や、写真で撮影したものを説明する「AI画像認識」機能など、順次新しい機能を追加しています。
あしらせに関する詳しい情報はあしらせのウェブページよりご覧ください。
※1 「【日本眼科医会研究班報告 2006~2008】日本における視覚障害の社会的コスト」より「よく見える方の眼で、矯正視力が0.1を超えるが、0.5未満」と定義
※2「【日本眼科医会研究班報告 2006~2008】日本における視覚障害の社会的コスト」より直近の人口構成より当社推定
※3 国土交通省 バリアフリーな街づくりの実現に向けた交通施設整備・交通サービス提供方策
◼️製品に関する問い合わせ
あしらせのお問い合わせフォームよりご連絡ください。
◼️株式会社Ashiraseについて
社名: 株式会社Ashirase(アシラセ)
代表者: 代表取締役CEO 千野 歩
本社所在地:東京都港区虎ノ門2丁目2番1号 住友不動産虎ノ門タワー5階グロース虎ノ門room3
設立: 2021年4月
資本金 :9,754万円
事業内容 : 歩行ナビゲーションデバイス『あしらせ』の開発、販売、運用
webサイト: https://www.ashirase.com/
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2025年の海外展開を見据え、8月29日から9月8日まで実施
視覚障がい者の歩行をサポートするナビゲーションデバイス「あしらせ」を開発・提供する株式会社Ashirase(本社:東京都港区、代表取締役CEO:千野 歩、以下Ashirase)は2024年8月29日から9月8日までフランス・パリにあしらせの体験ブースを設置します。あしらせの体験を通じて海外ユーザーへの認知獲得を行い、2025年を目標とする海外での事業展開に向けた開発を加速してまいります。
Ashiraseでは「人の豊かさを『歩く』で創る」をミッションに掲げ、視覚障がい者の単独歩行をサポートするナビゲーションデバイスであるあしらせの開発を行っています。
今回の体験ブースは、2025年を目標とする あしらせの海外展開に向けたテストマーケティングのスタートの位置付けとした出展となります。本出展を通じて、さまざまな人にあしらせを体験してもらうとともに、「一人で外出する」ことの後押しをできる製品としてより広い世界に展開できるよう開発を加速してまいります。
◼️視覚障害者柔道連盟 日本代表強化選手 半谷静香選手よりコメント
展示に先駆けて、視覚障害柔道連盟の半谷静香さんよりコメントをいただいています。
あしらせを装着した靴を手に持つ半谷選手
「ずっと情報がある安心感」があしらせを使った時の一番の印象でした。従来の歩行では定期的に情報を取りにいったり、誰かに頼らなければいけないことがストレスになりやすいです。そんな時に、あしらせを通じて足から常に情報が得られ非常に安心できると思いました。私自身も柔道において「常に安心な姿勢」をテーマに掲げていますが、あしらせとの歩行にも通じると思います。
安心だからこそ早く反応し対応ができて、技がかけやすい。「常に安心な姿勢」は一歩が踏み出しやすいと思います。
◼️展示詳細
・開催場所:
フランス・パリ「ASICS House(アシックスハウス)」内
(20 Rue de l'Amiral Hamelin, 75116 Paris, France)
・期間(現地時間):
2024年8月28日~9月8日 13:00~19:00
※あしらせの出展ブースは8月29日からとなります。
※イベント開催時は営業時間が変更になる可能性があります。
◼️あしらせについて
ロービジョン(※1)を含めた視覚障がい者は日本国内で約200万人(※2)、全世界では3.4億人と言われており、今後の高齢化に伴って人口は増加すると推測されています。
視覚障がい者の歩行を支える福祉機器においては、デジタル技術の進歩によってスマートフォンの音声ナビゲーションを用いたルート確認が可能となりました。
一方、歩行時には白杖や盲導犬を用いた安全確認にも注意を払う必要があるため、聴覚や白杖操作などを通じた多くの情報処理に負担を感じながら外出しています。これらの負担から単独での外出を控える方が多く、国土交通省の調査(※3)によると、週に3~4回以上外出する人の割合が「健常である」人では、73%なのに対し、「弱視である」という方では56%、「ほとんど見えない/一人で外出できる」では39%、「ほとんど見えない/外出には介助が必要」では26%に低下します。
こうした視覚障がい者の歩行の課題の解決に向けてAshiraseは、本田技研工業株式会社の新規事業創出プログラムIGNITION第一号スタートアップとして2021年4月に設立。自動運転などの技術要素を応用し、視覚障がい者の歩行にとって重要な聴覚や白杖操作を邪魔しない足元への振動インターフェースとナビゲーションアルゴリズムを構築し、2023年3月にクラウドファンディングを通じて120台の先行発売を実施しました。
また先行販売モデルを発売以降にユーザーからいただいた声をもとに改善を行い、2024年8月1日に新モデルを発表し、2024年10月の発売に向けた予約を開始しています。
より多くの視覚障がい者の方々の外出に安心をもたらし、おでかけを楽しめる日常生活の後押しが出来ればと考えております。
◼️製品特長
1.手や耳が自由なまま目的地まで案内
あしらせを装着した靴を履き白杖を持った男性
デバイスを装着した靴を履いて外出すると、足元からの振動によって目的地までのルートや曲がる方向、タイミングなどをお伝えします。また目的地設定後はスマートフォンをポケットに入れたまま利用が可能。道案内をあしらせに任せることで、視覚や聴覚を邪魔せず安全確認に集中することをサポートします。
2.視覚障がい者にとって歩きやすいルートの提案
目的地までのルートが表示されているあしらせのアプリ画面
複数のセンサー情報から取得し生成された歩行位置データを独自のアルゴリズムで補正し、視覚障がい者にとって歩きやすいルートを提案します。
また、ユーザーの行きたいルートを記録できる「マイルート機能」や、横断歩道や交差点などを音声で案内する「道路構造・周辺施設通知機能」も搭載しています。
3.AIを活用した多様な機能で情報へのアクセシビリティを促進
AI画像認識機能を用いて建物を確認している女性
視覚障がい者が歩行においてアクセスしづらかった情報をAI機能を用いてお伝えします。
探したい場所を音声入力すると条件に該当するおすすめ施設の情報を案内する「AIおすすめスポット検索」や、写真で撮影したものを説明する「AI画像認識」機能など、順次新しい機能を追加しています。
あしらせに関する詳しい情報はあしらせのウェブページよりご覧ください。
※1 「【日本眼科医会研究班報告 2006~2008】日本における視覚障害の社会的コスト」より「よく見える方の眼で、矯正視力が0.1を超えるが、0.5未満」と定義
※2「【日本眼科医会研究班報告 2006~2008】日本における視覚障害の社会的コスト」より直近の人口構成より当社推定
※3 国土交通省 バリアフリーな街づくりの実現に向けた交通施設整備・交通サービス提供方策
◼️製品に関する問い合わせ
あしらせのお問い合わせフォームよりご連絡ください。
◼️株式会社Ashiraseについて
社名: 株式会社Ashirase(アシラセ)
代表者: 代表取締役CEO 千野 歩
本社所在地:東京都港区虎ノ門2丁目2番1号 住友不動産虎ノ門タワー5階グロース虎ノ門room3
設立: 2021年4月
資本金 :9,754万円
事業内容 : 歩行ナビゲーションデバイス『あしらせ』の開発、販売、運用
webサイト: https://www.ashirase.com/
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(2024/08/27 10:00)
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