日本アルコン、9月10日の「コンタクトレンズの日」に向け、デジタル眼精疲労と未矯正の乱視の関連性について啓発するイラストコンテンツを公開
日本アルコン株式会社
●近年の視環境の変化により、「デジタル眼精疲労」に悩む人が増加
●未矯正の乱視が「デジタル眼精疲労」を引き起こすことも
日本アルコン株式会社 (本社: 東京都港区、代表取締役社長:ステファン・アイゲンマン、以下「日本アルコン」) は、2024年9月10日(火)の「コンタクトレンズの日」に向け、啓発イラストコンテンツ「アルコン その疲れ、乱視が原因かも? デジタル眼精疲労とソフトコンタクトレンズによる乱視の矯正について」を本日公開しましたのでお知らせします。
日本国内のコンタクトレンズの装用人口(ハードコンタクトレンズを含む)は、2,000 万人以上と推計され、12歳~59歳の約3人に1人がコンタクトレンズを装用していると推測されます*1。また、コンタクトレンズの市場規模は、2023年は約3,000億円と推計され、年々拡大傾向にあります*2。
現代人のスマートフォンの平均利用時間は1日約5時間*3、オフィスワーカーは1日平均8時間パソコンを使用していると言われています*4。このような近年の視環境の変化により、目の疲れや、肩こりといった「デジタル眼精疲労」に悩む人が増加しています*4。
「デジタル眼精疲労」の主な症状:目の疲れ、目の痛み、目の乾き、羞明、視力低下、頭痛、首や肩の凝り*5
日本アルコンでは、ユーザーの快適なコンタクトレンズの装用のため、デジタル機器の生活への浸透による視環境の変化により引き起こされる目の不調「デジタル眼精疲労と乱視の関連性」について啓発することを目的に、本コンテンツを発表しました。コンテンツの詳細については、以下をご確認ください。
「アルコン その疲れ、乱視が原因かも? デジタル眼精疲労とソフトコンタクトレンズによる乱視の矯正について」
1. デジタル機器の使用で目が乾燥しやすくなる*6-9?
パソコンの使用時には、瞬目回数が約3分の1に低下することが示されています*6。また、デジタル機器使用時には不完全な瞬目が増加することもわかっています*7,8。コンタクトレンズユーザーにおいては、85%がデジタル機器の使用時に少なくとも片方の眼の乾燥に関連した症状を経験しているといわれています*9。
2. 未矯正の乱視が「デジタル眼精疲労」を引き起こすことも*10。
デジタル眼精疲労の原因はさまざまですが、実は原因の一つとして乱視の未矯正があげられます*10。
最低片眼に0.75以上の乱視を持つ人の割合が47%*11に対して、乱視用ソフトコンタクトレンズの使用率は、そのうち14%といわれています*12。
未矯正の乱視は0.75D以下の軽度であっても目の不快症状を助長し、読書速度を低下させ、頭痛を引き起こすことが示されています*13-16。
「デジタル眼精疲労」の主な原因:
・涙液の不安定化:瞬目頻度の低下、不完全瞬目の増加
・不適切な屈折矯正(弱度乱視の未矯正を含む)
・調節や両眼視機能の問題
3. 乱視用コンタクトレンズの装用で「デジタル眼精疲労」が軽減*17,18。
弱度乱視を持つ方に球面ソフトコンタクトレンズではなく、乱視用ソフトコンタクトレンズで矯正することによって、見え方の改善*17 やデジタル視機能の向上*18、目の疲れの軽減*17がデータで示されています。
それにもかかわらず、日本は乱視用レンズの浸透率が14%程度とまだ低く*12、その理由はユーザーが「既存のコンタクトレンズで十分」(26.1%)、「乱視用レンズについてよく知らない」(22.9%)*19と考えていることであることが判っています。一方で、乱視用コンタクトレンズを使い始めるきっかけとして「目の疲れ、肩こり」(33.7%)*20をあげるコンタクトレンズユーザーが最も多いことも事実です。
4. 「デジタル眼精疲労」を感じたり、「自分は、乱視かも?」と思ったら、お近くの眼科に相談ください。
日本アルコンでは、このような状況を踏まえ、乱視について啓発する動画を紹介しているほか、乱視の症状や、乱視用コンタクトレンズの特徴について紹介する特設ページにて、セルフチェックツールを提供しています。日常生活や仕事の中で「デジタル眼精疲労」のような症状を自覚したり、「自分は、乱視かも?」と思うことがあったら、お近くの眼科に乱視用コンタクトレンズの処方についてご相談ください。
動画:
自分は乱視?と気になったら、すぐにできるセルフチェックを試してみましょう。
生ジェルシリコン乱視用 | コンタクトレンズのアルコン(Alcon) (alcon-contact.jp)
かんたん乱視セルフチェック | コンタクトレンズのアルコン(Alcon) (alcon-contact.jp)
アルコンのコンタクトレンズについては、
製品情報(URL: https://alcon-contact.jp/products/astigmatism/)をご確認ください。
References
*1 2022年 アルコン調べ
*2 2024年 アルコン調べ コンタクトレンズ税抜き小売り金額ベース(カラー含む)
*3 ECのミカタ編集部. 各世代毎のスクリーンタイムから選んだ、利用率が高いランキング
*4 Uchino M, Yokoi N, Uchino Y, Dogru M, Kawashima M. et al. Prevalence of Dry Eye Disease and its Risk Factors in Visual Display Terminal Users: The Osaka Study. Am J Ophthalmol 2013; 156(4): 759-766.
*5 Wolffsohn J et al. TFOS Lifestyle: Impact of the digital environment on the ocular surface The Ocular Surface. 28(2023) 213-352.
*6 Tsubota K, Nakamori K. Dry eyes and video display terminals.
N Engl J Med. 1993;328:584.
*7 Golebiowski B, Long J, Harrison K, Lee A, et al. Smartphone Use and Effects on Tear Film, Blinking and Binocular Vision. Curr Eye Res; 45(4) 428-434. 2020.
*8 Argiles M, Cardona G, Perez-Cabre E, Rodriguez M. Blink Rate and Incomplete Blinks in Six Different Controlled Hard-Copy and Electronic Reading Conditions. Invest Ophthalmol Vis Sci; 56(11)6679-6685. 2015.
*9 Hall L, Coles-Brennan C. Digital eye strain: more screen time = more digital eye strain. Contact Lens Spectrum. 2015;30:38-40.
*10 Wolffsohn J et al TFOS Lifestyle: Impact of the digital environment on the ocular surface. The Ocular Surface 28(2023) 213-352.
*11 Young G, Sulley A, Hunt C. Prevalence of astigmatism in relation to soft contact lens fitting. Eye Contact Lens. 2011;37(1):20-5
*12 2024年 アルコン調べ
*13 Wills J, Gillett R, Eastwell E, et al. Effect of simulated astigmatic refractive error on reading performance in the young. Optom Vis Sci 2012; 89: 271-276.
*14 Al-Qahtani H, Al-Debasi H. The effects of experimentally induced graded monocular and binocular astigmatism on near stereoacuity. Saudi J Ophthalmol 2018; 32: 275-279.
*15 Wolffsohn JS, Bhogal G, Shah S. Effect of uncorrected astigmatism on vision. J Cataract Refract Surg 2011; 37: 454-460.
*16 Walsh, Jones and Moody. Addressing common myths and misconceptions in soft contact lens practice. Clin Exp Optom, DOI: 10.1080/08164622.2021.2003693.
*17 Chaudhry M, Sah SP, Sharma IP, Mondal S. Does Offering Only the Spherical Contact Lens Trial Low Astigmats mislead the Practitioners? Int J Opthalmol 14 (8) 2021. 1281-1284.
*18 Chao C, Skidmore K, Tomiyama ES, Wolfsohn JS, et al. Soft Toric Contact Lens Wear Improve Digital Performance and Vision-A Randomized Clinical Trial. Ophthalmic Physiol Opt. 2022000: 1-10.
*19 2023年アルコン調べ
*20 2022年アルコン調べ
About Alcon
アルコンでは、全世界の国の人々の視力向上をサポートしています。75年以上の歴史を持つアイケアのグローバルリーダーとして、人々の視力を向上させ、生活を改善するための幅広い製品ポートフォリオを提供しています。白内障、緑内障、網膜疾患、屈折異常などの症状を抱える人々の生活に、当社の外科手術とビジョンケア製品が関わっています。25,000人以上の従業員が、革新的な製品、アイケア専門家とのパートナーシップ、質の高いアイケアへのアクセスを促進するプログラムを通じて、生活の質を高めています。
アルコンの日本法人である日本アルコンは、1973年の設立以来50年以上にわたり、日本の医療従事者の皆様や患者様にアイケア製品を提供してきました。
詳細はhttps://www.alcon.co.jp/をご覧ください。
コンタクトレンズは高度管理医療機器ですので、以下の項目を必ず守った上で装用してください。
- 眼科医の検査・処方を受けてお求めください。また、必ず定期的に検査をお受けください
- 製品の添付文書を必ずお読みください
- 装用時間は正しく守ってください(装用時間には個人差があります。眼科医の指示に必ず従ってください)
- 取り扱い方法を守り、正しくご使用ください
- 少しでも異常を感じたら、直ちに眼科医の検査を受けてください
- 使用期間を必ずお守りください
- 破損等の不具合のあるレンズは絶対に使用しないでください
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●近年の視環境の変化により、「デジタル眼精疲労」に悩む人が増加
●未矯正の乱視が「デジタル眼精疲労」を引き起こすことも
日本アルコン株式会社 (本社: 東京都港区、代表取締役社長:ステファン・アイゲンマン、以下「日本アルコン」) は、2024年9月10日(火)の「コンタクトレンズの日」に向け、啓発イラストコンテンツ「アルコン その疲れ、乱視が原因かも? デジタル眼精疲労とソフトコンタクトレンズによる乱視の矯正について」を本日公開しましたのでお知らせします。
日本国内のコンタクトレンズの装用人口(ハードコンタクトレンズを含む)は、2,000 万人以上と推計され、12歳~59歳の約3人に1人がコンタクトレンズを装用していると推測されます*1。また、コンタクトレンズの市場規模は、2023年は約3,000億円と推計され、年々拡大傾向にあります*2。
現代人のスマートフォンの平均利用時間は1日約5時間*3、オフィスワーカーは1日平均8時間パソコンを使用していると言われています*4。このような近年の視環境の変化により、目の疲れや、肩こりといった「デジタル眼精疲労」に悩む人が増加しています*4。
「デジタル眼精疲労」の主な症状:目の疲れ、目の痛み、目の乾き、羞明、視力低下、頭痛、首や肩の凝り*5
日本アルコンでは、ユーザーの快適なコンタクトレンズの装用のため、デジタル機器の生活への浸透による視環境の変化により引き起こされる目の不調「デジタル眼精疲労と乱視の関連性」について啓発することを目的に、本コンテンツを発表しました。コンテンツの詳細については、以下をご確認ください。
「アルコン その疲れ、乱視が原因かも? デジタル眼精疲労とソフトコンタクトレンズによる乱視の矯正について」
1. デジタル機器の使用で目が乾燥しやすくなる*6-9?
パソコンの使用時には、瞬目回数が約3分の1に低下することが示されています*6。また、デジタル機器使用時には不完全な瞬目が増加することもわかっています*7,8。コンタクトレンズユーザーにおいては、85%がデジタル機器の使用時に少なくとも片方の眼の乾燥に関連した症状を経験しているといわれています*9。
2. 未矯正の乱視が「デジタル眼精疲労」を引き起こすことも*10。
デジタル眼精疲労の原因はさまざまですが、実は原因の一つとして乱視の未矯正があげられます*10。
最低片眼に0.75以上の乱視を持つ人の割合が47%*11に対して、乱視用ソフトコンタクトレンズの使用率は、そのうち14%といわれています*12。
未矯正の乱視は0.75D以下の軽度であっても目の不快症状を助長し、読書速度を低下させ、頭痛を引き起こすことが示されています*13-16。
「デジタル眼精疲労」の主な原因:
・涙液の不安定化:瞬目頻度の低下、不完全瞬目の増加
・不適切な屈折矯正(弱度乱視の未矯正を含む)
・調節や両眼視機能の問題
3. 乱視用コンタクトレンズの装用で「デジタル眼精疲労」が軽減*17,18。
弱度乱視を持つ方に球面ソフトコンタクトレンズではなく、乱視用ソフトコンタクトレンズで矯正することによって、見え方の改善*17 やデジタル視機能の向上*18、目の疲れの軽減*17がデータで示されています。
それにもかかわらず、日本は乱視用レンズの浸透率が14%程度とまだ低く*12、その理由はユーザーが「既存のコンタクトレンズで十分」(26.1%)、「乱視用レンズについてよく知らない」(22.9%)*19と考えていることであることが判っています。一方で、乱視用コンタクトレンズを使い始めるきっかけとして「目の疲れ、肩こり」(33.7%)*20をあげるコンタクトレンズユーザーが最も多いことも事実です。
4. 「デジタル眼精疲労」を感じたり、「自分は、乱視かも?」と思ったら、お近くの眼科に相談ください。
日本アルコンでは、このような状況を踏まえ、乱視について啓発する動画を紹介しているほか、乱視の症状や、乱視用コンタクトレンズの特徴について紹介する特設ページにて、セルフチェックツールを提供しています。日常生活や仕事の中で「デジタル眼精疲労」のような症状を自覚したり、「自分は、乱視かも?」と思うことがあったら、お近くの眼科に乱視用コンタクトレンズの処方についてご相談ください。
動画:
自分は乱視?と気になったら、すぐにできるセルフチェックを試してみましょう。
生ジェルシリコン乱視用 | コンタクトレンズのアルコン(Alcon) (alcon-contact.jp)
かんたん乱視セルフチェック | コンタクトレンズのアルコン(Alcon) (alcon-contact.jp)
アルコンのコンタクトレンズについては、
製品情報(URL: https://alcon-contact.jp/products/astigmatism/)をご確認ください。
References
*1 2022年 アルコン調べ
*2 2024年 アルコン調べ コンタクトレンズ税抜き小売り金額ベース(カラー含む)
*3 ECのミカタ編集部. 各世代毎のスクリーンタイムから選んだ、利用率が高いランキング
*4 Uchino M, Yokoi N, Uchino Y, Dogru M, Kawashima M. et al. Prevalence of Dry Eye Disease and its Risk Factors in Visual Display Terminal Users: The Osaka Study. Am J Ophthalmol 2013; 156(4): 759-766.
*5 Wolffsohn J et al. TFOS Lifestyle: Impact of the digital environment on the ocular surface The Ocular Surface. 28(2023) 213-352.
*6 Tsubota K, Nakamori K. Dry eyes and video display terminals.
N Engl J Med. 1993;328:584.
*7 Golebiowski B, Long J, Harrison K, Lee A, et al. Smartphone Use and Effects on Tear Film, Blinking and Binocular Vision. Curr Eye Res; 45(4) 428-434. 2020.
*8 Argiles M, Cardona G, Perez-Cabre E, Rodriguez M. Blink Rate and Incomplete Blinks in Six Different Controlled Hard-Copy and Electronic Reading Conditions. Invest Ophthalmol Vis Sci; 56(11)6679-6685. 2015.
*9 Hall L, Coles-Brennan C. Digital eye strain: more screen time = more digital eye strain. Contact Lens Spectrum. 2015;30:38-40.
*10 Wolffsohn J et al TFOS Lifestyle: Impact of the digital environment on the ocular surface. The Ocular Surface 28(2023) 213-352.
*11 Young G, Sulley A, Hunt C. Prevalence of astigmatism in relation to soft contact lens fitting. Eye Contact Lens. 2011;37(1):20-5
*12 2024年 アルコン調べ
*13 Wills J, Gillett R, Eastwell E, et al. Effect of simulated astigmatic refractive error on reading performance in the young. Optom Vis Sci 2012; 89: 271-276.
*14 Al-Qahtani H, Al-Debasi H. The effects of experimentally induced graded monocular and binocular astigmatism on near stereoacuity. Saudi J Ophthalmol 2018; 32: 275-279.
*15 Wolffsohn JS, Bhogal G, Shah S. Effect of uncorrected astigmatism on vision. J Cataract Refract Surg 2011; 37: 454-460.
*16 Walsh, Jones and Moody. Addressing common myths and misconceptions in soft contact lens practice. Clin Exp Optom, DOI: 10.1080/08164622.2021.2003693.
*17 Chaudhry M, Sah SP, Sharma IP, Mondal S. Does Offering Only the Spherical Contact Lens Trial Low Astigmats mislead the Practitioners? Int J Opthalmol 14 (8) 2021. 1281-1284.
*18 Chao C, Skidmore K, Tomiyama ES, Wolfsohn JS, et al. Soft Toric Contact Lens Wear Improve Digital Performance and Vision-A Randomized Clinical Trial. Ophthalmic Physiol Opt. 2022000: 1-10.
*19 2023年アルコン調べ
*20 2022年アルコン調べ
About Alcon
アルコンでは、全世界の国の人々の視力向上をサポートしています。75年以上の歴史を持つアイケアのグローバルリーダーとして、人々の視力を向上させ、生活を改善するための幅広い製品ポートフォリオを提供しています。白内障、緑内障、網膜疾患、屈折異常などの症状を抱える人々の生活に、当社の外科手術とビジョンケア製品が関わっています。25,000人以上の従業員が、革新的な製品、アイケア専門家とのパートナーシップ、質の高いアイケアへのアクセスを促進するプログラムを通じて、生活の質を高めています。
アルコンの日本法人である日本アルコンは、1973年の設立以来50年以上にわたり、日本の医療従事者の皆様や患者様にアイケア製品を提供してきました。
詳細はhttps://www.alcon.co.jp/をご覧ください。
コンタクトレンズは高度管理医療機器ですので、以下の項目を必ず守った上で装用してください。
- 眼科医の検査・処方を受けてお求めください。また、必ず定期的に検査をお受けください
- 製品の添付文書を必ずお読みください
- 装用時間は正しく守ってください(装用時間には個人差があります。眼科医の指示に必ず従ってください)
- 取り扱い方法を守り、正しくご使用ください
- 少しでも異常を感じたら、直ちに眼科医の検査を受けてください
- 使用期間を必ずお守りください
- 破損等の不具合のあるレンズは絶対に使用しないでください
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(2024/09/09 11:00)
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