小児医療・母子保健領域における研究開発スタートアップ「株式会社Peds3」シードラウンドで約1.1億円の資金調達を実施
株式会社Peds3
Peds3は、すべてのこどもたちが笑顔になれる社会を目指し、バイオサイコソーシャルなケアをデジタルとエビデンスの力で社会に実装します。
小児医療・母子保健領域における研究開発スタートアップ・株式会社Peds3(ペズスリー)(本社:東京都港区、代表:千先園子、以下「Peds3」)は、みやこキャピタル株式会社の運営ファンド、及びエンジェル投資家を引受先とした第三者割当増資により、約1.1億円の資金調達を完了したことをお知らせします。
HP:https://www.peds3.com/
【Peds3の事業展開の背景と事業内容】
事業展開の背景
現在、こどもたちの病気や周りの環境が大きく変わり、問題は複雑になっています。日本の小児医療は発達し、ユニセフの調査では、日本のこどもは”身体的健康” においては世界1位といわれています。しかしその一方で、”精神的健康(幸福度)” は38カ国中37位と報告されています(*1)その背景には、発達行動やこころの問題、思春期のメンタルヘルス、慢性疾患に伴う合併症、さらには社会経済格差など、心理・社会的課題が増していることが挙げられます。要因として、専門機関や医師、専門職の不足、地域間のアクセス格差などがあります。このような状況を受け、Peds3は、こどもの身体的健康に留まらず、心理社会的健康も包括的に支援する「バイオサイコソーシャル(身体的・心理的・社会的)なケア」(*2)をすべてのこどもたちに届けるために、デジタル技術を活用し、エビデンスに基づき、社会へ実装することに挑んでいます。
(*1)参照:Unicef Innocenti Report Card 16 Worlds of Influence - Understanding What Shapes Child Well-being in Rich Countries (日本語版:ユニセフ・イノチェンティ研究所『イノチェンティ レポートカード16 子どもたちに影響する世界 先進国の子どもの幸福度を形作るものは何か』2021年)
(*2)参照:千先園子 「こどもシンクタンク ―すべてのこどものBioPsychoSocialな支援を目指して」(ラジオNIKKEI 小児科診療 Up-to-Date 2023/5/30放送)https://www.radionikkei.jp/podcast/uptodate/uptodate-230530.html
事業内容
Peds3は、「バイオサイコソーシャルなケア」の社会実装により、新しい小児医療「Pediatrics3.0」を支えることを目指すため、第一段階として治療用アプリ「DTx(デジタルセラピューティクス)」に取り組んでいます。 DTxでは、ディスレクシアなどのLD(学習障害)、ADHD(注意欠如多動障害)、ASD(自閉症スペクトラム症)などの発達障害、OD(起立性調節障害)や心身症、不安障害といった精神疾患、アトピー性皮膚炎などの慢性疾患に対する日々の身体心理社会的なケアを探索しています。また、専門医療機関での標準治療を非専門医療機関向けにデジタルイネーブルメントするクラウドサービス事業も探索しています。
【小児医療・保健領域の先輩方からの応援コメント】
国立成育医療研究センター理事長 五十嵐隆 先生
これからのわが国の小児医療はバイオサイコソーシャルな視点に立って子どもと御家族を支援することを目指さなくてはなりません。小児医療に携わる全ての関係者の意識改革と行動変容が求められています。Peds3が小児医療領域のファーストペンギンとして新しい道を果敢に切り拓いてくれることを期待します。
(ご経歴:東京大学小児科教授、東京大学医学部附属病院副院長を経て現在は国立成育医療研究センター理事長を務める。日本小児科学会では会長を務めた。)
国立成育医療研究センター病院長 笠原群生 先生
Peds3のデジタル治療研究開発は、ナショナルセンターの臨床現場においても、先進医療の未来を切り拓くものと感じます。デジタル技術を駆使し、より効果的で効率的なケアを提供することで、患者の健康と福祉を向上させることが期待されます。彼女らの挑戦が、医療現場に新たな可能性をもたらし、医療の発展に大きく寄与することを心から応援しています。
(ご経歴:京都大移植外科、国立成育医療研究センター臓器移植センター長などを経て、現在同センター病院長。小児の移植分野のエキスパートでインドネシア大学、シンガポール大学などの客員教授を務める。)
国立成育医療研究センター研究所長 梅澤明弘 先生
AI時代に突入し、アカデミアの役割は大きく変化しつつあります。今、私たちにとって最も重要な使命のひとつが「医療技術を社会に実装すること」です。Peds3におけるバイオサイコソーシャルケアを提供するデジタル治療の開発は、この使命を具現化する取り組みであります。その理念に深く共感するとともに、このようなチャレンジに対して感謝します。
(ご経歴:慶應義塾大学医学部病理学教室助教、米国ラホヤ癌研究所研究員、国立成育医療研究センター生殖医療研究部を経て、現在は同センター研究所長を務める。医薬品医療機器総合機構(PMDA)では2012年から2017年まで副審査センター長を歴任。)
京都大学大学院医学研究科 発達小児科学教授 滝田順子 先生
これからの小児医療は、医療だけではなく保健、教育や福祉へのアウトリーチを行い、社会全体にアプローチすることが大切です。Peds3が目指すデジタル技術の活用は、小児がん患者の晩期合併症や慢性疾患の患者様に伴う心理社会的な手当なども期待できるのではないでしょうか。小児科医療における人材育成にも貢献し、次世代の医療と社会全体のウェルビーイング向上に大きな役割を果たすことを期待しています。
(ご経歴:国立がん研究センター研究所、東京大学大学院医学系研究科小児科准教授などを経て、現在は、京都大学大学院医学研究科発達小児科教授。現在、日本小児科学会では会長を務める。東京大学医師会賞、日本小児科学会研究学術賞、日本癌学会 JCA-Mauvernay Award 、JCA女性科学者賞など受賞。)
一般社団法人T式ひらがな音読支援協会 代表理事/鳥取大学名誉教授 小枝達也 先生
以前に対談したことのあるオードリー・タン氏の「No one left alone」という言葉を思い出しました。Peds3は、すべての子どもたちに必要な手立てを届けるための挑戦をしていると感じます。発達障害や心理社会的な課題が大きい領域では、リソース不足もあり、特にニーズが大きいのではないでしょうか。デジタル技術を活用して格差をなくし、全ての子どもたちが適切な医療を受けられる社会の実現に向けて、彼女らの取組を心から応援しています。
(ご経歴:鳥取大学医学部脳神経小児科助教授、鳥取大学教育学部教授、地域学部教授、鳥取大学附属小学校校長、国立成育医療研究センターこころの診療部統括部長、副院長などを経て、現在、鳥取県立療育センター院長代理。日本小児保健協会にて、2020-2023年に会長を歴任。)
国立成育医療研究センターこどもシンクタンク副所長/山梨大学名誉教授・大学院附属出生コホート研究センター特任教授 山縣然太朗 先生
Peds3の成育医療母子保健領域における地域医療や公衆衛生を支える革新的取り組みを応援します。彼らの取り組む最先端の技術を用いたデジタル治療は、精度の高い医療提供に留まらず、人を大切にする包括的な地域医療の質の向上につながります。地域社会に根ざした公衆衛生の強化に貢献し、持続可能なヘルスケアモデルを確立することを期待しています。
(経歴:山梨医科大学卒業、1999年より山梨大学医学部医学科社会医学講座教授、2024年より現職。現在、こども家庭庁こども家庭審議会委員、公益社団法人日本小児保健協会会長などを務める。)
【資金調達の概要について】
・概要:みやこ京大3号ファンド(運営者:みやこキャピタル株式会社)及びエンジェル投資家を引受先とした第三者割当増資
・資金調達額:約1.1億円
・使用用途:研究開発や人材採用に投資し、事業拡大を加速させます。
投資家からのコメント
みやこキャピタル株式会社 代表取締役社長 パートナー 岡橋寛明様
この度、Peds3社の創業に際してのシードラウンドに参加することができ大変光栄に嬉しく思います。 少子高齢化が進行するなか、小児領域における技術革新、小児医療の進化が、日本社会にとってより重要な意味をもつなかで、Peds3の取り組みは、大きな社会的インパクトを生むものと大いに期待しております。 関連する多様な大学・研究機関・医療機関や行政、関係事業者による産官学連携の更なる支援などを通じ、Peds3の今後の益々の発展に貢献し、我が国の小児医療をリードするスタートアップ企業としての成長を後押ししながら伴走してまいります。
Peds3 代表取締役 千先園子よりコメント
私たちが直面している現代の小児医療の課題は、単に病院の中で待っているだけでは解決できないものが多くなっています。こどもの疾病構造や取り巻く環境が急速に変化し、バイオサイコソーシャルな支援の重要性がこれまで以上に高まっています。しかし、エビデンスがありながらも、社会実装が進んでいない現実があります。Peds3は、民間のベンチャーとして、このギャップを埋める役割を果たすことを使命とし、「こどもDoTank」の役割を担い、子どもたちの未来に貢献していきたいと考えています。
<プロフィール>
千先園子 MD, MPH 日本小児科学会専門医、こどものこころ専門医
千葉大学医学部を卒業後、国立成育医療研究センターで小児科後期研修、都立小児総合医療センターで児童思春期精神科に従事。Hong Kong University にてMaster of Public Health 取得。海外経験として、シンガポール国立大学病院での臨床医としての勤務および疫学研究に従事。行政経験として、厚生労働省で成育基本法の成立にあたり成育医療・母子保健領域の関連施策・事業に従事。現在は国立成育医療研究センターこころの診療科およびこどもシンクタンクに所属。臨床現場に立ち、診療を継続中。3児の母。
これまでの経験を活かし、株式会社Peds3を創業。臨床、産官学の連携や海外での経験を踏まえ、バイオサイコソーシャルケアのデジタル社会実装に挑戦し、現代の小児医療の課題に応える新たな取り組みを展開しています。
【Peds3のビジョンに興味のある方を募集】
Peds3は、”すべてのこどもたちが笑顔になれる社会”を目指し、バイオサイコソーシャルなケアをデジタルとエビデンスの力で社会に実装します。ビジョンに共感していただける仲間を大募集しています。
ホームページにお立ちよりいただき、ぜひご連絡ください。
【株式会社Peds3について】
Peds3は、小児科専門医たちが立ち上げた小児医療・母子保健領域における研究開発スタートアップです。すべてのこどもたちが笑顔になれる社会を目指し、バイオサイコソーシャルなケアをデジタルとエビデンスの力で社会に実装します。
会社名:Peds3株式会社
代表者:千先園子
住所:東京都港区南麻布3-20-1-5階
設立:2023/03
資本金:5,625万円
URL:https://www.peds3.com/
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Peds3は、すべてのこどもたちが笑顔になれる社会を目指し、バイオサイコソーシャルなケアをデジタルとエビデンスの力で社会に実装します。
小児医療・母子保健領域における研究開発スタートアップ・株式会社Peds3(ペズスリー)(本社:東京都港区、代表:千先園子、以下「Peds3」)は、みやこキャピタル株式会社の運営ファンド、及びエンジェル投資家を引受先とした第三者割当増資により、約1.1億円の資金調達を完了したことをお知らせします。
HP:https://www.peds3.com/
【Peds3の事業展開の背景と事業内容】
事業展開の背景
現在、こどもたちの病気や周りの環境が大きく変わり、問題は複雑になっています。日本の小児医療は発達し、ユニセフの調査では、日本のこどもは”身体的健康” においては世界1位といわれています。しかしその一方で、”精神的健康(幸福度)” は38カ国中37位と報告されています(*1)その背景には、発達行動やこころの問題、思春期のメンタルヘルス、慢性疾患に伴う合併症、さらには社会経済格差など、心理・社会的課題が増していることが挙げられます。要因として、専門機関や医師、専門職の不足、地域間のアクセス格差などがあります。このような状況を受け、Peds3は、こどもの身体的健康に留まらず、心理社会的健康も包括的に支援する「バイオサイコソーシャル(身体的・心理的・社会的)なケア」(*2)をすべてのこどもたちに届けるために、デジタル技術を活用し、エビデンスに基づき、社会へ実装することに挑んでいます。
(*1)参照:Unicef Innocenti Report Card 16 Worlds of Influence - Understanding What Shapes Child Well-being in Rich Countries (日本語版:ユニセフ・イノチェンティ研究所『イノチェンティ レポートカード16 子どもたちに影響する世界 先進国の子どもの幸福度を形作るものは何か』2021年)
(*2)参照:千先園子 「こどもシンクタンク ―すべてのこどものBioPsychoSocialな支援を目指して」(ラジオNIKKEI 小児科診療 Up-to-Date 2023/5/30放送)https://www.radionikkei.jp/podcast/uptodate/uptodate-230530.html
事業内容
Peds3は、「バイオサイコソーシャルなケア」の社会実装により、新しい小児医療「Pediatrics3.0」を支えることを目指すため、第一段階として治療用アプリ「DTx(デジタルセラピューティクス)」に取り組んでいます。 DTxでは、ディスレクシアなどのLD(学習障害)、ADHD(注意欠如多動障害)、ASD(自閉症スペクトラム症)などの発達障害、OD(起立性調節障害)や心身症、不安障害といった精神疾患、アトピー性皮膚炎などの慢性疾患に対する日々の身体心理社会的なケアを探索しています。また、専門医療機関での標準治療を非専門医療機関向けにデジタルイネーブルメントするクラウドサービス事業も探索しています。
【小児医療・保健領域の先輩方からの応援コメント】
国立成育医療研究センター理事長 五十嵐隆 先生
これからのわが国の小児医療はバイオサイコソーシャルな視点に立って子どもと御家族を支援することを目指さなくてはなりません。小児医療に携わる全ての関係者の意識改革と行動変容が求められています。Peds3が小児医療領域のファーストペンギンとして新しい道を果敢に切り拓いてくれることを期待します。
(ご経歴:東京大学小児科教授、東京大学医学部附属病院副院長を経て現在は国立成育医療研究センター理事長を務める。日本小児科学会では会長を務めた。)
国立成育医療研究センター病院長 笠原群生 先生
Peds3のデジタル治療研究開発は、ナショナルセンターの臨床現場においても、先進医療の未来を切り拓くものと感じます。デジタル技術を駆使し、より効果的で効率的なケアを提供することで、患者の健康と福祉を向上させることが期待されます。彼女らの挑戦が、医療現場に新たな可能性をもたらし、医療の発展に大きく寄与することを心から応援しています。
(ご経歴:京都大移植外科、国立成育医療研究センター臓器移植センター長などを経て、現在同センター病院長。小児の移植分野のエキスパートでインドネシア大学、シンガポール大学などの客員教授を務める。)
国立成育医療研究センター研究所長 梅澤明弘 先生
AI時代に突入し、アカデミアの役割は大きく変化しつつあります。今、私たちにとって最も重要な使命のひとつが「医療技術を社会に実装すること」です。Peds3におけるバイオサイコソーシャルケアを提供するデジタル治療の開発は、この使命を具現化する取り組みであります。その理念に深く共感するとともに、このようなチャレンジに対して感謝します。
(ご経歴:慶應義塾大学医学部病理学教室助教、米国ラホヤ癌研究所研究員、国立成育医療研究センター生殖医療研究部を経て、現在は同センター研究所長を務める。医薬品医療機器総合機構(PMDA)では2012年から2017年まで副審査センター長を歴任。)
京都大学大学院医学研究科 発達小児科学教授 滝田順子 先生
これからの小児医療は、医療だけではなく保健、教育や福祉へのアウトリーチを行い、社会全体にアプローチすることが大切です。Peds3が目指すデジタル技術の活用は、小児がん患者の晩期合併症や慢性疾患の患者様に伴う心理社会的な手当なども期待できるのではないでしょうか。小児科医療における人材育成にも貢献し、次世代の医療と社会全体のウェルビーイング向上に大きな役割を果たすことを期待しています。
(ご経歴:国立がん研究センター研究所、東京大学大学院医学系研究科小児科准教授などを経て、現在は、京都大学大学院医学研究科発達小児科教授。現在、日本小児科学会では会長を務める。東京大学医師会賞、日本小児科学会研究学術賞、日本癌学会 JCA-Mauvernay Award 、JCA女性科学者賞など受賞。)
一般社団法人T式ひらがな音読支援協会 代表理事/鳥取大学名誉教授 小枝達也 先生
以前に対談したことのあるオードリー・タン氏の「No one left alone」という言葉を思い出しました。Peds3は、すべての子どもたちに必要な手立てを届けるための挑戦をしていると感じます。発達障害や心理社会的な課題が大きい領域では、リソース不足もあり、特にニーズが大きいのではないでしょうか。デジタル技術を活用して格差をなくし、全ての子どもたちが適切な医療を受けられる社会の実現に向けて、彼女らの取組を心から応援しています。
(ご経歴:鳥取大学医学部脳神経小児科助教授、鳥取大学教育学部教授、地域学部教授、鳥取大学附属小学校校長、国立成育医療研究センターこころの診療部統括部長、副院長などを経て、現在、鳥取県立療育センター院長代理。日本小児保健協会にて、2020-2023年に会長を歴任。)
国立成育医療研究センターこどもシンクタンク副所長/山梨大学名誉教授・大学院附属出生コホート研究センター特任教授 山縣然太朗 先生
Peds3の成育医療母子保健領域における地域医療や公衆衛生を支える革新的取り組みを応援します。彼らの取り組む最先端の技術を用いたデジタル治療は、精度の高い医療提供に留まらず、人を大切にする包括的な地域医療の質の向上につながります。地域社会に根ざした公衆衛生の強化に貢献し、持続可能なヘルスケアモデルを確立することを期待しています。
(経歴:山梨医科大学卒業、1999年より山梨大学医学部医学科社会医学講座教授、2024年より現職。現在、こども家庭庁こども家庭審議会委員、公益社団法人日本小児保健協会会長などを務める。)
【資金調達の概要について】
・概要:みやこ京大3号ファンド(運営者:みやこキャピタル株式会社)及びエンジェル投資家を引受先とした第三者割当増資
・資金調達額:約1.1億円
・使用用途:研究開発や人材採用に投資し、事業拡大を加速させます。
投資家からのコメント
みやこキャピタル株式会社 代表取締役社長 パートナー 岡橋寛明様
この度、Peds3社の創業に際してのシードラウンドに参加することができ大変光栄に嬉しく思います。 少子高齢化が進行するなか、小児領域における技術革新、小児医療の進化が、日本社会にとってより重要な意味をもつなかで、Peds3の取り組みは、大きな社会的インパクトを生むものと大いに期待しております。 関連する多様な大学・研究機関・医療機関や行政、関係事業者による産官学連携の更なる支援などを通じ、Peds3の今後の益々の発展に貢献し、我が国の小児医療をリードするスタートアップ企業としての成長を後押ししながら伴走してまいります。
Peds3 代表取締役 千先園子よりコメント
私たちが直面している現代の小児医療の課題は、単に病院の中で待っているだけでは解決できないものが多くなっています。こどもの疾病構造や取り巻く環境が急速に変化し、バイオサイコソーシャルな支援の重要性がこれまで以上に高まっています。しかし、エビデンスがありながらも、社会実装が進んでいない現実があります。Peds3は、民間のベンチャーとして、このギャップを埋める役割を果たすことを使命とし、「こどもDoTank」の役割を担い、子どもたちの未来に貢献していきたいと考えています。
<プロフィール>
千先園子 MD, MPH 日本小児科学会専門医、こどものこころ専門医
千葉大学医学部を卒業後、国立成育医療研究センターで小児科後期研修、都立小児総合医療センターで児童思春期精神科に従事。Hong Kong University にてMaster of Public Health 取得。海外経験として、シンガポール国立大学病院での臨床医としての勤務および疫学研究に従事。行政経験として、厚生労働省で成育基本法の成立にあたり成育医療・母子保健領域の関連施策・事業に従事。現在は国立成育医療研究センターこころの診療科およびこどもシンクタンクに所属。臨床現場に立ち、診療を継続中。3児の母。
これまでの経験を活かし、株式会社Peds3を創業。臨床、産官学の連携や海外での経験を踏まえ、バイオサイコソーシャルケアのデジタル社会実装に挑戦し、現代の小児医療の課題に応える新たな取り組みを展開しています。
【Peds3のビジョンに興味のある方を募集】
Peds3は、”すべてのこどもたちが笑顔になれる社会”を目指し、バイオサイコソーシャルなケアをデジタルとエビデンスの力で社会に実装します。ビジョンに共感していただける仲間を大募集しています。
ホームページにお立ちよりいただき、ぜひご連絡ください。
【株式会社Peds3について】
Peds3は、小児科専門医たちが立ち上げた小児医療・母子保健領域における研究開発スタートアップです。すべてのこどもたちが笑顔になれる社会を目指し、バイオサイコソーシャルなケアをデジタルとエビデンスの力で社会に実装します。
会社名:Peds3株式会社
代表者:千先園子
住所:東京都港区南麻布3-20-1-5階
設立:2023/03
資本金:5,625万円
URL:https://www.peds3.com/
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(2024/10/02 13:00)
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