豆類の独自発酵技術で新たな植物性発酵食品「醸豆(JYOZ/ジョウズ)」を展開する食品スタートアップ企業のハッコウホールディングスが資金調達を実施
ハッコウホールディングス
シードラウンドでTHVP-2号ファンドによる資金調達
「豆と発酵で世界を変える」 ハッコウホールディングス株式会社
大豆をはじめとする豆類を独自発酵技術(アラネア発酵)で加工した豆発酵食品「醸豆(JYOZ/ジョウズ」を開発・製造・販売するスタートアップ企業ハッコウホールディングス株式会社 (本社:神奈川県三浦郡葉山町、代表取締役社長:入海健、以下「ハッコウホールディングス」)は、この度、東北大学ベンチャーパートナーズ株式会社のTHVP-2号ファンドからJ-KISSによる資金調達(金額非公開)を実施したことをお知らせいたします。
「豆と発酵で世界を変える」というミッションを掲げるハッコウホールディングスは、独自の発酵技術により大豆を皮ごと無塩発酵させた食品の開発・製造・販売や国内初の食用ルピナス豆の育種・開発、豆類による温室効果ガスの削減など様々なテーマで安心安全な食の創出と社会課題の解決を行っています。
今回の調達により、豆と発酵の力を最大限に活用し世界の人々へ還元することを目標とするハッコウホールディングスと東北大学ベンチャーパートナーズがタッグを組むことで、世界の食糧・環境問題へ更なる貢献を目指します。
■ 出資に際してのコメント
入海 健 (ハッコウホールディングス株式会社 代表取締役)
産学連携は創業以来の大きなテーマであり、共同研究を行う東北大学100%子会社の官民ファンドであるTHVP様から出資を得られたことは非常に光栄に思います。アラネア菌発酵食品である醸豆事業を主軸としてさらなる発展を目指し醸豆を用いた製品開発に注力し事業活動を本格化させる一方で、国産ルピナス豆や豆類による温室効果ガス削減の研究にも取り組んでいきたいと考えています。
坂井 良行 (東北大学ベンチャーパートナーズ株式会社 投資部ヴァイスプレジデント)
ハッコウホールディングス社は、豆を皮ごと発酵させる独自の発酵技術「アラネア発酵」による発酵食品「醸豆(JYOZ/ジョウズ)」に宮城県産大豆のミヤギシロメを利用され、国産ルピナス豆は宮城県の農業試験場で栽培、また2024年4月からは東北大学大学院生命科学研究科の南澤教授、佐藤教授と共同研究を開始されており、東北を拠点とするVCである弊社にとりましても応援させていただくべき価値の高い企業であると考え、この度投資を実行させていただきました。
我々は今後もハッコウホールディングス社のさらなる飛躍に向けて、支援を続けてまいります。
・ハッコウホールディングス株式会社について
豆を皮ごと発酵させる独自発酵技術「アラネア(R)発酵」を活用した食べやすく豊富な栄養価を持つ発酵豆食品「醸豆(JYOZ/ジョウズ)」を開発。現在は大豆を主原料とした「醸豆 テンペスト」を主力製品として販売。醸豆を用いた様々な製品を開発しています。
また、たんぱく源としての豆類に着目し大豆と同等のタンパク質量を持つ食用ルピナス豆の国産化に取り組み、大豆や豆類の根粒菌による温室効果ガスの削減研究を東北大学との共同研究契約で進めるなど、技術的な取り組みを背景に食の安心・安全と多様化に寄与するスタートアップ企業です。
・「醸豆(JYOZ/ジョウズ)」とは
大豆を皮ごと使用し、アラネア(R)発酵した大豆発酵食品。
原材料は国産大豆と発芽玄米のみ。
「醸豆 テンペスト」
「醸豆 テンペスト」
豆を皮ごと発酵することができるため、大豆そのものが持つ食物繊維を含み、タンパク質を吸収しやすい遊離アミノ酸として摂取することが出来ます。
また、多くの大豆製品の課題であった大豆特有の癖や発酵臭の軽減を実現。クセが少なく、油なじみや各種調味料との相性が良いため様々な料理への活用が可能です。
形状的にも板状やひき肉状、粉末状など様々な形状で使用できるため、食感を維持したり、栄養価を加えたり様々な観点で、日常の食生活に健康と発酵要素を気軽に付与することが出来ます。
・「アラネア(R)発酵」とは
豆類の旨味成分(グルタミン酸)の向上や苦み成分(アルカロイド)の減少など、生食にも加熱調理にも最適となるハッコウホールディングス独自の発酵技術です。
豆類を皮ごと発酵するため、消化吸収が良く、豆丸ごとの栄養価を摂取することが可能となります。
粉末状、板状、ひき肉状など、様々な形状変化も可能であり、普段の食事に気軽に追加するだけで発酵要素と栄養を付加することを実現しました。
発酵時に大量の塩を使用する一般的な発酵とは異なり、塩を使わない無塩発酵なので塩分を気にする高齢者にとっても豊富に摂取できる植物性発酵食品です。
・国内初 食用ルピナス豆の開発
ルピナス豆とは、地中海沿岸地方と南北アメリカ、南アフリカなどに200種以上が分布する豆です。
大豆と同等のタンパク質量を有する一方で、窒素肥料がほとんど不要というだけでなく、大豆の3分の1という非常に少ない水の量で育つという特性があります。
また、大豆特有の臭み・クセが無く、欧米では親しまれている豆であることに加えて、大豆アレルギーのアレルゲンを持たないため多くの大豆製品の代替としても活用できるポテンシャルを持つ豆として期待されています。
ハッコウホールディングスは日本で初めて、ルピナス豆の低アルカロイド品種の開発に成功しました。
【ルピナス豆1】
日本で初めて開発に成功したルピナス豆
ルピナス豆は多くの豆類の中でも、高いタンパク質と食物繊維を含むのが特徴。
炭水化物が少なく、低脂肪であり、高品質なタンパク質で、9つすべての必須アミノ酸を含む。
ビタミンC、カルシウム、鉄、カリウム、マグネシウム、亜鉛など、ビタミンとミネラルが豊富。
・豆と発酵で世界を変える
ハッコウホールディングスは、農作物と微生物を活用した発酵を基に、新しい食の「カタチ」を考え、提案し続け、世界中の人々の健康的で持続可能な生活を実現していきます。
2050年には深刻なタンパク質不足や水不足、世界の環境問題など、人類が直面する課題が多くあります。
ハッコウホールディングスは日本初のルピナス豆の栽培に成功するなど、豆と発酵で世界の課題を解決すべく、着実に歩みを進めています。
食の持続可能性を追求することで、未来の食への楽しさや豊かさを守ことに挑戦していきます。
【ルピナス豆2】
【ルピナス豆3】
会社概要
社名:ハッコウホールディングス株式会社
本社所在地:神奈川県三浦郡葉山町上山口2178-2
代表取締役:入海 健
設立: 2024年3月
事業内容: ルピナス豆の研究 ・栽培 / プラントベースドフード発酵食品の製造および販売
HP:https://hakko-holdings.com
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シードラウンドでTHVP-2号ファンドによる資金調達
「豆と発酵で世界を変える」 ハッコウホールディングス株式会社
大豆をはじめとする豆類を独自発酵技術(アラネア発酵)で加工した豆発酵食品「醸豆(JYOZ/ジョウズ」を開発・製造・販売するスタートアップ企業ハッコウホールディングス株式会社 (本社:神奈川県三浦郡葉山町、代表取締役社長:入海健、以下「ハッコウホールディングス」)は、この度、東北大学ベンチャーパートナーズ株式会社のTHVP-2号ファンドからJ-KISSによる資金調達(金額非公開)を実施したことをお知らせいたします。
「豆と発酵で世界を変える」というミッションを掲げるハッコウホールディングスは、独自の発酵技術により大豆を皮ごと無塩発酵させた食品の開発・製造・販売や国内初の食用ルピナス豆の育種・開発、豆類による温室効果ガスの削減など様々なテーマで安心安全な食の創出と社会課題の解決を行っています。
今回の調達により、豆と発酵の力を最大限に活用し世界の人々へ還元することを目標とするハッコウホールディングスと東北大学ベンチャーパートナーズがタッグを組むことで、世界の食糧・環境問題へ更なる貢献を目指します。
■ 出資に際してのコメント
入海 健 (ハッコウホールディングス株式会社 代表取締役)
産学連携は創業以来の大きなテーマであり、共同研究を行う東北大学100%子会社の官民ファンドであるTHVP様から出資を得られたことは非常に光栄に思います。アラネア菌発酵食品である醸豆事業を主軸としてさらなる発展を目指し醸豆を用いた製品開発に注力し事業活動を本格化させる一方で、国産ルピナス豆や豆類による温室効果ガス削減の研究にも取り組んでいきたいと考えています。
坂井 良行 (東北大学ベンチャーパートナーズ株式会社 投資部ヴァイスプレジデント)
ハッコウホールディングス社は、豆を皮ごと発酵させる独自の発酵技術「アラネア発酵」による発酵食品「醸豆(JYOZ/ジョウズ)」に宮城県産大豆のミヤギシロメを利用され、国産ルピナス豆は宮城県の農業試験場で栽培、また2024年4月からは東北大学大学院生命科学研究科の南澤教授、佐藤教授と共同研究を開始されており、東北を拠点とするVCである弊社にとりましても応援させていただくべき価値の高い企業であると考え、この度投資を実行させていただきました。
我々は今後もハッコウホールディングス社のさらなる飛躍に向けて、支援を続けてまいります。
・ハッコウホールディングス株式会社について
豆を皮ごと発酵させる独自発酵技術「アラネア(R)発酵」を活用した食べやすく豊富な栄養価を持つ発酵豆食品「醸豆(JYOZ/ジョウズ)」を開発。現在は大豆を主原料とした「醸豆 テンペスト」を主力製品として販売。醸豆を用いた様々な製品を開発しています。
また、たんぱく源としての豆類に着目し大豆と同等のタンパク質量を持つ食用ルピナス豆の国産化に取り組み、大豆や豆類の根粒菌による温室効果ガスの削減研究を東北大学との共同研究契約で進めるなど、技術的な取り組みを背景に食の安心・安全と多様化に寄与するスタートアップ企業です。
・「醸豆(JYOZ/ジョウズ)」とは
大豆を皮ごと使用し、アラネア(R)発酵した大豆発酵食品。
原材料は国産大豆と発芽玄米のみ。
「醸豆 テンペスト」
「醸豆 テンペスト」
豆を皮ごと発酵することができるため、大豆そのものが持つ食物繊維を含み、タンパク質を吸収しやすい遊離アミノ酸として摂取することが出来ます。
また、多くの大豆製品の課題であった大豆特有の癖や発酵臭の軽減を実現。クセが少なく、油なじみや各種調味料との相性が良いため様々な料理への活用が可能です。
形状的にも板状やひき肉状、粉末状など様々な形状で使用できるため、食感を維持したり、栄養価を加えたり様々な観点で、日常の食生活に健康と発酵要素を気軽に付与することが出来ます。
・「アラネア(R)発酵」とは
豆類の旨味成分(グルタミン酸)の向上や苦み成分(アルカロイド)の減少など、生食にも加熱調理にも最適となるハッコウホールディングス独自の発酵技術です。
豆類を皮ごと発酵するため、消化吸収が良く、豆丸ごとの栄養価を摂取することが可能となります。
粉末状、板状、ひき肉状など、様々な形状変化も可能であり、普段の食事に気軽に追加するだけで発酵要素と栄養を付加することを実現しました。
発酵時に大量の塩を使用する一般的な発酵とは異なり、塩を使わない無塩発酵なので塩分を気にする高齢者にとっても豊富に摂取できる植物性発酵食品です。
・国内初 食用ルピナス豆の開発
ルピナス豆とは、地中海沿岸地方と南北アメリカ、南アフリカなどに200種以上が分布する豆です。
大豆と同等のタンパク質量を有する一方で、窒素肥料がほとんど不要というだけでなく、大豆の3分の1という非常に少ない水の量で育つという特性があります。
また、大豆特有の臭み・クセが無く、欧米では親しまれている豆であることに加えて、大豆アレルギーのアレルゲンを持たないため多くの大豆製品の代替としても活用できるポテンシャルを持つ豆として期待されています。
ハッコウホールディングスは日本で初めて、ルピナス豆の低アルカロイド品種の開発に成功しました。
【ルピナス豆1】
日本で初めて開発に成功したルピナス豆
ルピナス豆は多くの豆類の中でも、高いタンパク質と食物繊維を含むのが特徴。
炭水化物が少なく、低脂肪であり、高品質なタンパク質で、9つすべての必須アミノ酸を含む。
ビタミンC、カルシウム、鉄、カリウム、マグネシウム、亜鉛など、ビタミンとミネラルが豊富。
・豆と発酵で世界を変える
ハッコウホールディングスは、農作物と微生物を活用した発酵を基に、新しい食の「カタチ」を考え、提案し続け、世界中の人々の健康的で持続可能な生活を実現していきます。
2050年には深刻なタンパク質不足や水不足、世界の環境問題など、人類が直面する課題が多くあります。
ハッコウホールディングスは日本初のルピナス豆の栽培に成功するなど、豆と発酵で世界の課題を解決すべく、着実に歩みを進めています。
食の持続可能性を追求することで、未来の食への楽しさや豊かさを守ことに挑戦していきます。
【ルピナス豆2】
【ルピナス豆3】
会社概要
社名:ハッコウホールディングス株式会社
本社所在地:神奈川県三浦郡葉山町上山口2178-2
代表取締役:入海 健
設立: 2024年3月
事業内容: ルピナス豆の研究 ・栽培 / プラントベースドフード発酵食品の製造および販売
HP:https://hakko-holdings.com
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(2024/10/04 12:00)
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