日本骨髄バンクが、創立33年目で初となる寄付者さま向けイベントを開催。

日本骨髄バンク
～15年以内に現ドナー登録者の58%が「卒業」してしまう未来も、一緒に乗り越えるために～

公益財団法人日本骨髄バンク（所在地：東京都、理事長：岡本真一郎、以下「日本骨髄バンク」）は、これまでご寄付を通して日本骨髄バンクの活動を支えてくださった寄付者さま向けに、33年間の活動を通して初めてとなる、感謝を伝えるオンラインイベント「日本骨髄バンク寄付者さまへの感謝会　寄付者さまに伝えたい、3つのありがとう」を実施します。ご寄付をいただいた方だけでなく、日本骨髄バンクに関心をお持ちの全ての皆さまのご参加をお待ちしております。
■プログラム（予定）
2024年11月21日（木）19:00～20:00
・3分で振り返る、骨髄バンクの33年！
・ご寄付の推移と現状。こんな活動もご寄付から
・患者さんから、寄付者さんへの「ありがとう」
・ドナーさんから、寄付者さんへの「ありがとう」
・今こそ伝えたい、骨髄バンクから寄付者さんへの「ありがとう」
・骨髄バンクが目指す未来へ、ともに
■日本骨髄バンクにとって、ご寄付とは
日本骨髄バンクは、白血病などの血液疾患によって「骨髄移植」などが必要な患者さんと、それを提供するドナーさんをつなぐことを公的に認められた、日本で唯一の公益財団法人として33年間活動してきました。その活動の礎に大きく寄与しているのは、主にドナー登録の普及啓発活動などに用いられる、寄付者さまからのご寄付です。
　本イベントでは33年間の歩みを振り返りつつ、寄付者さまへの心からの感謝とご報告を、日本骨髄バンク理事長の岡本、移植の当事者である池谷さん、骨髄提供経験者の中南さんが語ります。

■15年以内に卒業を迎えるドナー登録者は58%。ドナー登録者を増やすため、歩みをともに。
5年以内に卒業を迎えるドナー登録者が全体の58%に上るなか、今後はさらに若年層のドナー登録者を増やすことが必要です。そのために、今後も一人でも多くの寄付者さまと歩みを共にしていきたいと考えています。移植を希望する全ての人が、最適な時期に、最良のドナーさんからの移植を受けられる社会を実現するための新たな一歩を、寄付者さまへの感謝から踏み出したいと思います。
　また、現在寄付をご検討中の方やその他日本骨髄バンクに関心をお寄せの方々にとっても、活動の全体像がわかるイベントとなっております。ぜひご視聴ください。
■オンラインイベント概要
・タイトル「日本骨髄バンク寄付者さまへの感謝会　寄付者さまに伝えたい、3つのありがとう」
・開催日程：2024年11月21日（木）19:00～20:00
・開催形式：ライブ配信（日本骨髄バンク公式Youtubeチャンネル）。視聴無料、定員なし
・視聴URL：https://www.youtube.com/live/X3CeqPJhE2w?si=mBUZ11_Y2kBvUC-C
・登壇者プロフィール：

公益財団法人日本骨髄バンク理事長
岡本真一郎
1983年に慶應義塾大学医学部大学院を卒業、1985年から1988年まで米国Emory大学、Fred-Hutchinson がんセンターでのfellowshipを経て母校に復帰。その後、母校で造血細部移植チームを立ち上げるとともに、2004年より日本造血細胞移植学会 (現JSTCT)理事、2012～ 2019年は理事長として日本の造血細胞移植（HCT）の発展に大きく貢献した。一方で、1992年の日本骨髄バンク（JMDP）の設立以来、長年にわたって国際委員会委員長および理事としてJMDPに貢献、2001年アメリカ同時多発テロに際し、チャーター機による骨髄運搬に尽力、2004年には東京で国際ドナーバンク会議を主催しJMDPと海外とのより強固な連携を実現させた。2024年より日本骨髄バンクの理事長に就任。

株式会社セールスフォース・ジャパン/日本骨髄バンク語りべ講演者　
中南臣吾
大学在学中に骨髄バンクの存在を知り、1995年にドナー登録。大学卒業後、関西のIT系企業でシステムエンジニアとして仕事をしている中で骨髄バンクから適合通知を受け取り、2008年9月に骨髄を提供。現在は株式会社セールスフォース・ジャパンでソリューションエンジニア部門のシニアマネージャとして従事。
コロナ禍によるリモートワークを機に2023年に横浜から静岡県裾野市に引っ越し、毎日富士山を見ながら妻と犬2頭と田舎暮らしを楽しんでいる。

語りべ講演者（移植経験者）
池谷有紗
2013年冬、大学3年生時に急性リンパ性白血病を発症。11か月間の入院期間中に骨髄バンクを介した骨髄移植を受け、寛解。退院後は、約1年間の自宅療養を経て大学に復学し、現在はキャラクタービジネス関連の会社にて事務職員として働いている。主治医である岡本真一郎氏によるフォローアップを継続しながら趣味の曲作りや、イラスト制作を楽しみつつ、2016年より骨髄バンクの語りべとして活動を続けている。