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【調査レポート】がん種別の死亡者数がついに3位に。40代以上が怖いと思うがん種1位は「すい臓がん」。

Craif株式会社
「生存率が低く、早期発見が難しいこと」は知られている一方で、「リスクファクター」や「早期発見の重要性・困難さ」は、社会にほとんど浸透していない現状

 尿がん検査「マイシグナル」を提供するCraif株式会社(所在地:東京都文京区、CEO:小野瀬 隆一、以下Craif)は、全国の40~74歳の消費者を対象に「がんに対する意識調査」を実施し、1,000名から回答を得ました。2024年6月に厚生労働省が発表した「人口動態統計2023」より、がんの種類別による年間の死者数において、「すい臓がん」が「胃がん」を抜いて3位になったことが明らかとなりました。早期発見が難しいとされる「すい臓がん」の対策が求められる中、一般消費者の「がんに対する意識調査」を実施することといたしました。

【調査結果全体の概要】
・怖いと思うがんの種類、1位「すい臓がん」、2位「肺がん」、3位「大腸がん」
・約7割が、すい臓がん死亡者数が増加傾向にあること、がん種別死亡者数第3位になったことを知らなかったと回答
・約7割が、主要なすい臓がんのリスクファクターを1つ以上有しているにもかかわらず、それぞれのリスクについて6~7割が知らなかったと回答
・すい臓がんについて、約6割が「生存率が低いがん種であること」を認知していた一方で、「すい臓がんは早期発見ができれば生存率が高いこと」について約8割が知らなかったと回答
・すい臓がんについて、約7割が「早期発見が難しいこと」を認知していた一方で、約6割が、有効な検診手法が確立されていないことを知らなかったと回答


【調査結果詳細】
◼️怖いと思うがんの種類、1位「すい臓がん」2位「肺がん」3位「大腸がん」
特に怖いと思うがん種を尋ねたところ、「すい臓がん」が64.3%と最も多く、「肺がん」が34.3%、「大腸がん」が33.1%と続き、多くの方が「すい臓がん」を特に怖いと感じていることがわかりました。(n=1,000)



◼️すい臓がんが特に怖いと思う理由は「早期発見が難しい」「死亡率が高い」
 すい臓がんが怖いと回答した方に、そう考えるようになったきっかけについて尋ねたところ、「早期発見が難しいと知っていたから」が51.3%、「死亡率の高いがんだと知っていたから」が38.9%と回答。すい臓がんを怖いと思っている約4割が、すい臓がんの早期発見の難しさや死亡率の高さについて意識していることがわかりました。また、「知人・友人がすい臓がんになった、もしくは亡くなったから」が21.0%、「家族がすい臓がんになった、もしくは亡くなったから」が9.8%と、身近な人がすい臓がんにかかることを経験している人が多くいることがうかがえました。(n=643/怖いと思うがん種ですい臓がんを選択した人)



◼️約7割が、すい臓がん死亡者数が増加傾向にあること、がん種別死亡者数第3位になったことを知らなかったと回答
「すい臓がんの死亡者数が上昇傾向にあること」や「がん種別の死亡者数ですい臓がんが第3位であること」について知っていたか尋ねたところ、「全く知らなかった」「あまり知らなかった」と答えた人が両方とも約7割にのぼりました。(n=1,000)



 怖いと恐れられている、「すい臓がん」。そして死亡者数が増えてきており、ありふれたがんになりつつある、「すい臓がん」。今回は消費者がどのくらい「すい臓がん」について知っているのか、全4回のシリーズとして調査結果をお伝えいたします。

参考情報:2024年6月に厚生労働省が発表した「人口動態統計2023」日本の各種がんの死亡者数 




すい臓がんについて、基本的な情報を解説しているコラムもぜひご覧ください。
【膵臓(すいぞう)がんとは?検査の種類・費用、早期発見のためできること】

https://misignal.jp/article/pancreatic-cancer-test#i-4

以下、各回のすい臓がん調査レポートのタイトルとなります。
◼️怖いと思われている一方で、知られていないすい臓がんの意外なリスクファクターとは
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000197.000041883.html

◼️「生存率が低いこと」は知られている中で、約8割が「早期発見できれば生存率が高いこと」を知らない現状。すい臓がんはいかに早期発見できるかが重要
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000198.000041883.html

◼️進行が早く、早期発見が難しいがん種。約6割が知らない、普段通りの健康診断やがん検診の受診ではすい臓がんがカバーされにくい現状(11月7日リリース予定)


【調査結果詳細(がん検査の受検について)】
◼️約7割が、がんに関わる検診を定期的に受けていない
 がん検診(市区町村の住民検診、職場での職域検診)の受診頻度を尋ねたところ、「受診したことがない」が36.8%いることがわかりました。また、「数年に一度程度」「数回程度」「一度だけ」と、がん検診が定期的な習慣となっていない層も含めると約7割が定期的にがん検診を受けていなかったことがわかりました。また、がんのオプション検査(人間ドックのオプション検査等)を「定期的に受診している」が全体の14.4%と、がんの早期発見に主体的に取り組んでいる人はごくわずかであることがわかりました。(n=1,000)



◼️がん検診を定期的に受けない理由、「面倒だから」「経済的に負担になるから」「受ける時間がないから」
 がん検診(市区町村の住民検診、職場での職域検診)を定期的に受けなかった理由を尋ねたところ、「面倒だから」が23.2%、「経済的に負担になるから」が20.6%、「受ける時間がないから」が12.3%、と続きました。(n=689/がん検診を定期的に受診していない人)



◼️積極的にすい臓がんのリスクを調べるための条件は、「経済的に優しい」「手間がかからない」「高精度」「痛みや不快感などの苦痛がない」
 どのような特徴のある検査があれば、すい臓がんのリスクを頻繁に調べようと思うか尋ねたところ、「経済的にやさしい検査」が64.8%、「手間がかからない検査」が53.2%、「精度が高い検査」が46.6%と続きました。(n=1,000)



◼️Craif株式会社 代表取締役CEO 小野瀬 隆一 コメント
 日本では高齢化が進み、2人に1人ががんに罹患する時代といわれています。この現実を前に、私たち一人一人が意識的にがん対策に取り組むことが重要になってきます。がんは早期に発見すれば、多くの場合予後が向上します。そのため、がん検診を定期的に受診することが大切です。今回の調査結果から、すい臓がんは怖いがん種の1位で、早期発見が難しく、生存率が低いことが知られていることがわかりました。一方で、「気をつけるべきリスクファクター」や「早期発見の重要性」「早期発見の難易度の高さ」はまだまだ浸透していない現状が明らかになりました。すい臓がんは年々増え続けている数少ないがん種の一つで、すい臓がんの早期発見・早期治療を目指すためには、まずはすい臓がんを知ってもらうための啓発活動を継続的に実施していくことが大切だと考えます。Craifは、すい臓がんを含む最大7種類のがん種のリスクを尿やだ液で評価できる検査「マイシグナルシリーズ」の普及を通して、一人でも多くの方々にがんに向き合う「きっかけ」を作り、予防や早期発見に積極的に取り組む具体的な行動を促していきたいと考えます。我々はこれからもがん検診やがんに対する正しい知識の普及など、積極的に啓発活動を続けてまいります。


◼️【調査概要】
調査名称:がんに対する意識調査
調査機関:楽天インサイト
調査対象:一般消費者(40-74歳男女)
調査方法: Webアンケート
調査日:2024年10月10日~2024年10月11日
有効回答数:1,000件
※各回答項目の割合(%)は、端数処理の関係上、合計が100%にならない場合があります

調査結果の引用時のお願い
※本調査内容を転載・ご利用いただく場合は、出典元の表記をお願いします。
例:「Craifの調査によると」「Craif調べ」など


◼️「マイシグナルシリーズ」について



「マイシグナルシリーズ」は、予防と早期発見につなげる、がんリスク検査です。このシリーズはマイクロRNA×AIでがんリスクを高精度に評価する検査「マイシグナル・スキャン」、より手軽にがんリスクを評価すえる検査「マイシグナル・ライト」、がんに特化した遺伝子検査「マイシグナル・ナビ」、DNAダメージをモニタリング・予防につなげる検査「マイシグナル・チェック」で構成されています。どの検査も尿やだ液を採取するだけで、体に負担なく検査することが可能です。4つの検査を通じて、自らの体質的なリスクを知り、日々のDNAのダメージをモニタリングすることで発症予防をサポート。それでも防ぎきれないがんを早期発見することを一気通貫でサポートし、がんの予防と早期発見を促進することを目指した包括的ながん対策です。詳細はWebサイトをご覧ください。https://misignal.jp/

マイシグナルシリーズは医療機器ではありません。解析した情報を統計的に計算することによりリスクを判定するものであり、医療行為としてがんに罹患しているかどうかの「診断」に変わるものではなく、リスクが低いと判定された場合でもがんが無いまたは将来がんにかからないとは限りません。


◼️Craifについて
Craifは、2018年創業の名古屋大学発ベンチャー企業です。尿などの簡単に採取できる体液中から、マイクロRNAをはじめとする病気に関連した生体物質を高い精度で検出する基盤技術「NANO IP(R)︎(NANO Intelligence Platform)」を有しています。CraifはNANO IP(R)︎を用いてがんの早期発見や一人ひとりに合わせた医療を実現するための検査の開発に取り組んでいます。

◼️代表取締役CEOプロフィール


1991年生まれ。幼少期をインドネシアと米国で過ごし、早稲田大学国際教養学部在籍時にカナダのマギル大学に交換留学。卒業後は三菱商事に入社し、米国からシェールガスを日本に輸入するLNG船事業に従事。2016年にはサイドビジネスで民泊会社を創業。2018年に三菱商事を退社し、同年Craif株式会社を創業。がんとの戦争に終止符を打つことをミッションに、生体分子の網羅的解析でがん医療の改革を目指す。2021年Forbes Asiaより「アジアを代表する30歳未満」に選出。




◼️会社概要
社名:Craif株式会社(読み:クライフ、英語表記:Craif Inc.)
代表者:代表取締役 小野瀬 隆一
設立:2018年5月
資本金:1億円(2024年3月1日現在)
事業:がん領域を中心とした疾患の早期発見や個別化医療の実現に向けた次世代検査の研究・開発、尿がん検査「マイシグナルシリーズ」の提供
本社:文京区湯島2-25-7 ITP本郷オフィス5F
URL:https://craif.com/
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