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ブレインヘルスケアのSplink、神奈川県と「認知症未病改善」共同実証事業を開始

株式会社Splink
産学公連携により神奈川県内等における認知症未病改善を目的にセルフチェック型認知機能測定ツール「CQ test(R)」を展開。認知機能低下を未病の段階で改善する「ブレインウェルビーイング」を推進




ブレインヘルスケア領域の医療AIスタートアップ、株式会社Splink(本社:東京都港区、代表取締役:青山 裕紀、以下「当社」)は、神奈川県(知事:黒岩 祐治)と共同で、認知症未病改善を目的とした実証事業を開始することに合意いたしました。本実証は、産学公連携を活用し、認知症の未病改善に向けた新たなアプローチを開発し、神奈川県内での地域展開を目指すものです。
実証事業の背景:
認知機能低下を未病の段階で改善する「ブレインウェルビーイング」を推進
神奈川県では、少子高齢化や生活習慣の変化に伴い、認知機能の低下を未病の段階で改善し、県民の「ブレインウェルビーイング(脳の健康と幸福)」を推進することが重要な課題とされています。働き盛りの世代から高齢者に至るまで、ストレスや不規則な生活、健康習慣の不足などが脳と心の健康に影響を与えるリスクが増加している中、ブレインウェルビーイングは、生活の質や生産性の維持に欠かせない取り組みです。
事業の目的と役割
神奈川県と株式会社Splinkは、産学公連携を通じて、認知症の未病改善を目指す実証事業を展開します。本実証では、認知機能の測定およびデータの収集・分析を通じて、未病改善に向けた具体的な取り組みを進めます。特に、神奈川県内での地域社会との連携を強化し、認知症の早期発見・予防に向けた効果的なアプローチを模索します。なお、共同事業の実施期間は、2027年3月31日までとし、以降は必要に応じて1年単位で延長されます。

神奈川県:
- 産学公連携を通じた民間企業やアカデミア、県内市町村等との調整および地域展開支援
- 地域社会全体での認知症未病改善の推進


Splink:
- セルフチェック型認知機能測定ツール「CQ test(R)」の提供およびデータプラットフォームの構築
- 中長期的なモニタリングの仕組み化の検討
- イベント等を通じた産学公連携の強化


共同実証事業では、神奈川県と株式会社Splinkが、セルフチェック型認知機能測定ツール「CQ test(R)」を通じ、県民が自らの脳の健康状態を手軽に把握し、認知症予防への関心を高めることを目指します。また、ブレインウェルビーイングを意識した生活の普及により、県民が地域で生き生きとした生活を送り、社会や職場でのパフォーマンスを向上させることが期待されています。

こうした取り組みを通じ、神奈川県は、産学公連携のもとで脳の健康維持を促進し、健康寿命の延伸を目指すとともに、ブレインウェルビーイングを支える新たな産業基盤の創出にも貢献していきます。

神奈川県 政策局いのち・未来戦略本部室 未病産業担当部長 牧野 義之 コメント
「今回、株式会社Splinkとの共同実証事業を通じて、認知症未病改善の取組みを推進できることを大変嬉しく思います。神奈川県の認知症未病改善の取組では、生活習慣~フレイル~認知症の時間的連続性を大切にして、認知症リスクスクリーニングを行う人と場面・精度を意識した評価系の整理と現場での活用を促進し、希望する人が自身に合った適切な介入を選択できる地域づくりを目指しています。
Splinkとのパートナーシップは、最先端の科学技術とデータに基づき、県民の皆様の認知症の未病改善を促進する大きな一歩と考えており、生活習慣~フレイル~認知症の未病改善で新産業創出と健康寿命延伸を目指すという「志」を、Splinkの皆様と共有しながら、産学公連携に取り組んでいきます。」
株式会社Splink 代表取締役 青山 裕紀 コメント
「今回、神奈川県と協力し、認知症の未病改善を目的とした実証事業に参加できることを大変光栄に思います。このプロジェクトを通じて、私たちは地域社会と連携し、認知症予防に向けて、当社のセルフチェック型認知機能測定ツール『CQ test(R)』を県内に展開・活用し、加齢や生活習慣と共に知らず知らずのうちに変化していく脳の健康を認知機能の観点から可視化し、予防促進・生活習慣の改善へとシームレスな体験へとつなげていくことが可能となります。これにより、地域の健康と福祉に貢献していきたいと考えています。
また、本プロジェクトは『ブレインウェルビーイング』を実現するための重要な一歩でもあります。神奈川県の先進的な未病改善の取り組みと、当社の認知機能測定ツールやデータ解析技術を組み合わせることで、より多くの人々が早期に認知機能の変化を認識し、適切な対策を取ることが可能になります。これにより、高齢者の方々が安心して暮らせる環境づくりに寄与し、結果的には社会全体の健康寿命の延伸につながると確信しています。神奈川県や関係者の皆様と共に、認知症予防の新たなモデルケースを創り上げていく所存です。」

神奈川県 認知症未病改善プロジェクト:
https://www.pref.kanagawa.jp/docs/mv4/mebyo-orange/index.html

セルフチェック型認知機能測定ツール「CQ test(R)」について



脳の状態を「認知機能」から知るセルフチェック型認知機能測定ツール
CQ test(R)(Cognition Quotient test)は、健常な方から受けていただけるセルフチェック型認知機能測定ツールです。脳の状態を健常なときから把握することができます。認知機能を総合的に分析することで、認知機能の面からも気づきを得ることが可能です。スマートフォンやタブレット端末などWeb接続で利用可能なテストは、10分程度でテストが完了し、結果表示までその端末内で完結できます。解析データの保存・蓄積により、経年変化を可視化することで、より深い気づきを個々人に提供します。

持続可能な「働く」を創り出すことは人的資本経営や労働力高齢化の観点で社会にとって至上命題です。「脳の状態を知るのが怖い」という恐怖感を克服するデザインや社員にとっての安心安全な受診環境づくりで企業のブレインウェルビーイングの実現に貢献します。

セルフチェック型認知機能測定ツール「CQ test(R)」一般の方向けページ:
詳細を見る
株式会社Splinkについて



「すべての人につながりを、その日まで」をビジョンに、認知症をはじめとするブレインヘルスケア(R)領域において、認知症の早期発見から診断支援まで一貫したソリューションをワンストップで提供しています。健常な方から認知機能を簡単に測定できるセルフチェック型認知機能測定ツール「CQ test(R)」、脳MRIをAIで解析し、脳の中でも記憶や学習にかかわりの深い「海馬」領域の体積を測定・可視化、受診者様目線のわかりやすいレポートを届けることで気づきを促す「脳ドック用AIプログラムBrain Life Imaging(R)」、脳MRIより脳の減少度を定量・数値化することで診断に役立つ情報を提供し、診断支援をおこなう「脳画像解析プログラム Braineer(R)」を主力製品として提供しています。

会社名   :株式会社Splink
本社所在地 :東京都港区赤坂1-14-14 WAW赤坂第35興和ビル4階
事業内容  :ブレインヘルスケア事業、医療機器プログラム事業
設立    :2017年1月
代表取締役 :青山 裕紀
URL    :https://www.splinkns.com/
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