エイジング研究を推進し、世界をリードするイノベーション創出を目指す「ASAGI Labs」発足のお知らせ
株式会社ASAGI Labs
~エイジングの共創プラットフォーム~
報道関係者各位
2024年11月13日
一般財団法人ASAGI Labs
株式会社ASAGI Labs
細胞・分子レベルでエイジングを理解し、健康寿命の延伸や次世代型ウェルネスに向けた革新的なイノベーションを創出することを目的に、「一般財団法人ASAGI Labs」(アサギラボス)(本社:長野県軽井沢町、代表理事:早野元詞)及び「株式会社ASAGI Labs」(本社:東京都新宿区、代表取締役:早野元詞)を設立致しました。これら2つの組織が「サイエンス」と「社会実装」の両輪となり、世界各地のアカデミア・企業等と連携しながら新たな価値を共創していきます。
設立の背景
超高齢社会は世界中で大きな課題となっており、医療、経済、社会福祉の分野において様々な影響を及ぼしています。特に日本では65歳以上の人口は29%を超え、特殊出生率も1.20となっています。社会構造としての問題だけでなく、心身共に健康で、人々が寄り添い合うことで”幸せ”を含むウェルネスが向上する持続的社会の実現が期待されます。また赤ちゃんから若い世代、高齢者まで自身のウェルネス・健康状態を、時計を見るように手軽に確認しながら、ひとりひとりが最適なライフコースをデザインしていく社会が近い未来にやってくるでしょう。
生成AIに代表されるように、過去10年の間にエイジングの理解と科学技術は急速に進展しています。例えば加齢に伴い変化する分子を再構築する「リプログラミング」や「リジュヴネーション」といった技術によって細胞レベルで治療するための研究開発が進められています。長寿大国である日本はエイジング研究を推進するための豊富なリソースを有しており、世界をリードする技術の確立とイノベーション創出の大きな可能性を秘めています。
「ASAGI Labs」は、世界各国のアカデミアや民間企業との連携を通じて、独創的な基礎研究の推進と次世代を担う若い人材の育成を財団が担い、確かなエビデンスに基づく新しいウェルネスに向けた事業化/橋渡しを営利法人推進します。医薬品や医療機器の開発のみならず、食品、住まい、病院、ホテル、自動車、保険など、多岐にわたる分野での応用を目指してまいります。
「ASAGI Labs」の由来
「ASAGI」の名称は、浅葱(あさぎ)色を由来とします。日本の伝統色である浅葱色は、“葱の若葉”にちなんで名付けられた通り透明感のある明るい青緑で、「イノベーション」、「進化」、「若返り/若さ」、「明晰さ、癒し」、「健康/ウェルビーイング」、「品位」といった意味を持ちます。また、青緑色の英名である「teal」は、自分たちが目指す組織モデルである「ティール組織」(個々のメンバーがフラットな関係性を持つ自立的な組織体制)とも一致しています。
「Labs」はその通り“研究室”を意味しますが、若い研究者へ資金や活躍の場を提供し、日本だけでなく世界中の研究者と連携し拠点を拡大していきたいとの思いから複数形で表現しています。
事業体制について
一般財団法人ASAGI Labs(財団)
財団は、社会実装を担う“営利法人”とは別組織とすることで、10年後、50年後、100年後のヘルスケア、健康といった中・長期ビジョンを軸とした研究や教育を目指しています。本構想に賛同いただいた皆様からのご寄付を基に、世界各地で独創的な研究を行う研究者へ研究費の助成や共同研究を行い、エイジングに関わる基礎研究を推進します。また、エイジング分野に関心を持つ企業との共同研究も積極的に推進してまいります。
【注力領域】
- エイジング・クロックによる身体機能の可視化(AI・Computational Science)
- 細胞機能を再構築するエイジング・リプログラミング技術(Epigenome Reprogramming)
- 免疫老化のアンロック(Immune-senescence)
- 新しいエイジング・ホールマークスの探索(Novel aging hallmarks)
- 多様な生物種のエイジングの進化解析と、最大寿命延伸技術の探索(Maximum lifespan)
【設立メンバー】
理事
早野 元詞 (代表理事)
山名 慶
⽚桐 豪志
評議員
中西 真(東京大学医科学研究所 所長/教授)
岩間 厚志(東京大学医科学研究所 副所長/教授)
谷家 衛(あすかホールディングス 取締役会長)
間下 直晃(ブイキューブ 代表取締役会長)
松崎 みさ(WORKJAPAN 代表取締役)
【寄付お申し込みサイト】
https://asagilabs.or.jp/donation
株式会社ASAGI Labs(営利法人)
営利法人では、財団の研究成果に限らず、財団以外のアカデミアや企業から生まれたエイジングに関わる技術の社会実装を推進します。当法人に所属する製薬や投資、コンサルティングなど様々な経験を持つ人材が研究成果の活用に向けた特許戦略、事業計画の策定、研究開発を行うことで研究成果の価値を最大化し、”エイジング”の文脈にてスタートアップ創出や、ライセンシング事業を展開します。また、外部企業に向けたエイジングに関わるマーケットの分析、企業が持つシーズを元にした新しいプロダクトの共同開発、エイジングに関する事業のコンサルティングも手掛けます。
【事業領域(例)】
- ASAGI Labsの持つエイジング技術・知財の協業先企業へのライセンシング
- ASAGI Labsまたは協業先企業の持つ技術に関する共同研究・開発
- 企業のエイジング戦略に関するコンサルティング
- 新事業会社・スタートアップ設立
【協業のお問い合わせ】
info@asagilabs.com
発起人・早野 元詞について
1982 年熊本県生まれ。祖⽗が 95 歳まで健康で過ごしたこと
が⽼化へ興味を持ったきっかけ。学部生(熊本大学)のときに
⽼化に似た症状が見られるウェルナー症候群に出会い、⽼化
の分子理解を元に社会実装したいとの思いに至る。
2011 年に東京大学大学院にて博⼠号(生命科学)を取得。
ハーバード大学医学部(David A. Sinclair 研究室)研究員
などを経て、2017 年から慶應義塾大学医学部・特任講師。
(株)坪田ラボ、(株)Flox Bio 共同創業者、One Genomics.Inc
co-founder、(一社)海外日本人研究者ネットワーク理事など
国内外の研究者支援や、社会実装へ従事する。研究フォーラ
ム「Scienc-ome」(会員 2000 名以上)を毎週開催し、研究者
の広いネットワークを持つ。
企業概要
一般財団法人 ASAGI Labs
所在地:長野県軽井沢町
代表理事:早野 元詞
設立:2024 年 7 月 2 日
HP:https://asagilabs.or.jp/
お問い合わせ:info@asagilabs.com
株式会社 ASAGI Labs
所在地:東京都新宿区
代表取締役:早野 元詞
設立:2024 年 11 月 1 日
お問い合わせ:info@asagilabs.or.jp
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~エイジングの共創プラットフォーム~
報道関係者各位
2024年11月13日
一般財団法人ASAGI Labs
株式会社ASAGI Labs
細胞・分子レベルでエイジングを理解し、健康寿命の延伸や次世代型ウェルネスに向けた革新的なイノベーションを創出することを目的に、「一般財団法人ASAGI Labs」(アサギラボス)(本社:長野県軽井沢町、代表理事:早野元詞)及び「株式会社ASAGI Labs」(本社:東京都新宿区、代表取締役:早野元詞)を設立致しました。これら2つの組織が「サイエンス」と「社会実装」の両輪となり、世界各地のアカデミア・企業等と連携しながら新たな価値を共創していきます。
設立の背景
超高齢社会は世界中で大きな課題となっており、医療、経済、社会福祉の分野において様々な影響を及ぼしています。特に日本では65歳以上の人口は29%を超え、特殊出生率も1.20となっています。社会構造としての問題だけでなく、心身共に健康で、人々が寄り添い合うことで”幸せ”を含むウェルネスが向上する持続的社会の実現が期待されます。また赤ちゃんから若い世代、高齢者まで自身のウェルネス・健康状態を、時計を見るように手軽に確認しながら、ひとりひとりが最適なライフコースをデザインしていく社会が近い未来にやってくるでしょう。
生成AIに代表されるように、過去10年の間にエイジングの理解と科学技術は急速に進展しています。例えば加齢に伴い変化する分子を再構築する「リプログラミング」や「リジュヴネーション」といった技術によって細胞レベルで治療するための研究開発が進められています。長寿大国である日本はエイジング研究を推進するための豊富なリソースを有しており、世界をリードする技術の確立とイノベーション創出の大きな可能性を秘めています。
「ASAGI Labs」は、世界各国のアカデミアや民間企業との連携を通じて、独創的な基礎研究の推進と次世代を担う若い人材の育成を財団が担い、確かなエビデンスに基づく新しいウェルネスに向けた事業化/橋渡しを営利法人推進します。医薬品や医療機器の開発のみならず、食品、住まい、病院、ホテル、自動車、保険など、多岐にわたる分野での応用を目指してまいります。
「ASAGI Labs」の由来
「ASAGI」の名称は、浅葱(あさぎ)色を由来とします。日本の伝統色である浅葱色は、“葱の若葉”にちなんで名付けられた通り透明感のある明るい青緑で、「イノベーション」、「進化」、「若返り/若さ」、「明晰さ、癒し」、「健康/ウェルビーイング」、「品位」といった意味を持ちます。また、青緑色の英名である「teal」は、自分たちが目指す組織モデルである「ティール組織」(個々のメンバーがフラットな関係性を持つ自立的な組織体制)とも一致しています。
「Labs」はその通り“研究室”を意味しますが、若い研究者へ資金や活躍の場を提供し、日本だけでなく世界中の研究者と連携し拠点を拡大していきたいとの思いから複数形で表現しています。
事業体制について
一般財団法人ASAGI Labs(財団)
財団は、社会実装を担う“営利法人”とは別組織とすることで、10年後、50年後、100年後のヘルスケア、健康といった中・長期ビジョンを軸とした研究や教育を目指しています。本構想に賛同いただいた皆様からのご寄付を基に、世界各地で独創的な研究を行う研究者へ研究費の助成や共同研究を行い、エイジングに関わる基礎研究を推進します。また、エイジング分野に関心を持つ企業との共同研究も積極的に推進してまいります。
【注力領域】
- エイジング・クロックによる身体機能の可視化(AI・Computational Science)
- 細胞機能を再構築するエイジング・リプログラミング技術(Epigenome Reprogramming)
- 免疫老化のアンロック(Immune-senescence)
- 新しいエイジング・ホールマークスの探索(Novel aging hallmarks)
- 多様な生物種のエイジングの進化解析と、最大寿命延伸技術の探索(Maximum lifespan)
【設立メンバー】
理事
早野 元詞 (代表理事)
山名 慶
⽚桐 豪志
評議員
中西 真(東京大学医科学研究所 所長/教授)
岩間 厚志(東京大学医科学研究所 副所長/教授)
谷家 衛(あすかホールディングス 取締役会長)
間下 直晃(ブイキューブ 代表取締役会長)
松崎 みさ(WORKJAPAN 代表取締役)
【寄付お申し込みサイト】
https://asagilabs.or.jp/donation
株式会社ASAGI Labs(営利法人)
営利法人では、財団の研究成果に限らず、財団以外のアカデミアや企業から生まれたエイジングに関わる技術の社会実装を推進します。当法人に所属する製薬や投資、コンサルティングなど様々な経験を持つ人材が研究成果の活用に向けた特許戦略、事業計画の策定、研究開発を行うことで研究成果の価値を最大化し、”エイジング”の文脈にてスタートアップ創出や、ライセンシング事業を展開します。また、外部企業に向けたエイジングに関わるマーケットの分析、企業が持つシーズを元にした新しいプロダクトの共同開発、エイジングに関する事業のコンサルティングも手掛けます。
【事業領域(例)】
- ASAGI Labsの持つエイジング技術・知財の協業先企業へのライセンシング
- ASAGI Labsまたは協業先企業の持つ技術に関する共同研究・開発
- 企業のエイジング戦略に関するコンサルティング
- 新事業会社・スタートアップ設立
【協業のお問い合わせ】
info@asagilabs.com
発起人・早野 元詞について
1982 年熊本県生まれ。祖⽗が 95 歳まで健康で過ごしたこと
が⽼化へ興味を持ったきっかけ。学部生(熊本大学)のときに
⽼化に似た症状が見られるウェルナー症候群に出会い、⽼化
の分子理解を元に社会実装したいとの思いに至る。
2011 年に東京大学大学院にて博⼠号(生命科学)を取得。
ハーバード大学医学部(David A. Sinclair 研究室)研究員
などを経て、2017 年から慶應義塾大学医学部・特任講師。
(株)坪田ラボ、(株)Flox Bio 共同創業者、One Genomics.Inc
co-founder、(一社)海外日本人研究者ネットワーク理事など
国内外の研究者支援や、社会実装へ従事する。研究フォーラ
ム「Scienc-ome」(会員 2000 名以上)を毎週開催し、研究者
の広いネットワークを持つ。
企業概要
一般財団法人 ASAGI Labs
所在地:長野県軽井沢町
代表理事:早野 元詞
設立:2024 年 7 月 2 日
HP:https://asagilabs.or.jp/
お問い合わせ:info@asagilabs.com
株式会社 ASAGI Labs
所在地:東京都新宿区
代表取締役:早野 元詞
設立:2024 年 11 月 1 日
お問い合わせ:info@asagilabs.or.jp
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(2024/11/13 10:00)
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