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ユースクリニック応援サイトリリースと寄付者募集開始のお知らせ

一般社団法人ソウレッジ
一般社団法人ソウレッジ(代表:鶴田七瀬)は、本日ユースクリニックの資金集めを支援する新事業「ユースクリニック応援サイト」をリリースし、各ユースクリニックの寄付者募集を開始いたします。




一般社団法人ソウレッジ(代表:鶴田七瀬)は、コングラント株式会社(代表取締役CEO:佐藤正隆)の協力を得て、ユースクリニックの資金集めを支援する新事業「ユースクリニック応援サイト」をリリースし、本日より寄付者の募集を開始いたします。

サイトリンク:https://ycf.sowledge.com/
ユースクリニック応援サイトとは
ユースクリニック応援サイトは、各ユースクリニック(若者専門の無償のクリニック)の資金集めを応援します。各ユースクリニックで毎月定額の寄付をする寄付者を集め、各ユースクリニックの運営を長期的に安定させることを支援します。さらに、プログラム期間中に寄付者を多く集めた団体へは活動奨励金の支給を行います。

※ソウレッジは資金集めの応援を実施する中間支援組織ですので、掲載するユースクリニックの運営に関しては各ユースクリニックが行っています。サイトに掲載する際に一定の条件を審査基準においていますが、それ以上の細かい運営などに関してはソウレッジは関与していません。

プロジェクトの目的
日本では、24歳以下の若者の予期せぬ妊娠が年間約9万件、人工妊娠中絶がはそのうちの62%の約5.4万件に上ります。もちろん、すべての若者の予期せぬ妊娠が「悲しい出来事」なわけではありません。しかし、予期せぬ妊娠をして困る若者がいることもまた事実であり、私たちはそのような若者に寄り添う場所を増やしたいと考えています。



デンマークやスウェーデンなどの北欧諸国では、ユースクリニック(若者専門の無償のクリニック)の設置により、その地域での若年層の望まない妊娠が半減するなど大幅な効果がみられています。スウェーデンでは全土に250か所以上のユースクリニックがあります。数を比較すると、中学校の数と同程度です。若者の9割は利用経験があるとされています。一方、日本では若者が自分の意思で、安価な医療支援を受けられる場所の数はごくわずかであり、多くの若者にとって医療へのアクセスが困難な状況にあります。




また、性教育や医療の必要性・緊急性が高まっているにも関わらず、ユースクリニックは受益者からお金をもらわないモデルで運営しているため経営が難しい状況にあります。

本基金はこれらの重要な施設が長期的に持続可能な運営を行えるようサポートします。

ソウレッジのこれまでの取り組み
2022年には2000万円を寄付であつめるクラウドファンディングを実施し、21病院と連携して避妊薬の無償提供を実施してきました。しかし、この方法は持続可能性が低く、寄付金の使途が避妊薬のみに限定されているため、各クリニックのありたい姿の実現を妨げてしまう課題がありました。

そのため、今回のユースクリニックサポートでは、各ユースクリニックが各自で資金を集めることでより受益者にとって必要な支援をスピーディーに実施していくことができるようになります。





本プロジェクトが応援するユースクリニック
サポートを行う前に面談を実施しています。以下の条件をクリアし、今後も質の向上をお約束できるユースクリニックのみサイト掲載や伴走支援を実施していきます。
ユースクリニックの開催形式によって、薬の処方をできない場合は、病院への同行支援や病院の紹介を実施します。




「ユースクリニックサポート基金」での寄付資金募集期間
寄付募集期間:2024年12月5日~2025年1月31日
寄付募集団体
・美ら海ユースクリニック
・たんぽぽユースクリニック(彩の国思春期研究会)
・ユースクリニックにいがた(わがんあいご)
・ソウレッジ

サイトリンク:https://ycf.sowledge.com/


参加団体からのコメント



【埼玉】たんぽぽユースクリニック(彩の国思春期研究会)
代表 産婦人科医 高橋幸子


「こどもたち誰もが無料で、気軽に、安心・安全が保障された身近な場所で、専門的に正しい知識を持つ者から、からだやこころ、性について知識や情報が適切に提供される環境を整えたい」との思いを抱き、当会では埼玉県をフィールドに令和5年5月から現在に至るまでおよそ30回にわたるユースクリニックを開催してきました。
実績が上がるにつれ、この活動がこどもたち、保護者、学校、医療機関その他さまざまな立場の方から求められている社会資源であることをひしひしと実感じております。一方でオファーが増えるにつれ、ユースクリニック開催のための資金の確保が喫緊の課題となっています。
このような状況下での今回の企画へのエントリーは「やるっきゃない!」と即断即決でした。ソウレッジやコングラントの皆さんの力をお借りして、チャレンジします。
どうぞよろしくお願いいたします。
プロジェクトページ:https://congrant.com/project/sainokuni/14268




【沖縄】美ら海ユースクリニック
代表 産婦人科医 深津真弓

若者の身体・性・心の相談窓口として、2023年3月から沖縄県初の「ユースクリニック」を立ち上げました。現在は県内2か所でユースクリニックの定期開催をしています。また、学校へ訪問して個別相談を受ける「出張ユースクリニック」も行っています。最終的に沖縄県内の各市町村にユースクリニックを設置して、本場スウェーデンのように社会に根付かせることを目標にしています。補助金・助成金を獲得してこれまで活動をしてきましたが、それだけでは活動の継続・拡大は困難です。公費での運営を働きかけながら、今後も安定して活動するためには様々な資金調達法が必要であると考え、本プロジェクトへの参加を決めました。

プロジェクトページ:https://congrant.com/project/youthclinic_oka/14281




【新潟】ユースクリニックにいがた
共同代表 看護師 霜鳥 めぐみ
今回このプラグラムに参加させていただきたい理由は、活動継続と認知拡大のために安定した資金を得ることがとても重要だと感じているからです。目指すところは行政からの委託を受けることですが、それに向けた実績をつくるためにも、安定した収入を得ながら事業継続できる仕組みづくりをしていきたいと考えています。 また、実施メンバーのボランティアによる慈善活動ではなく、地域の中でその必要性や有用性を発信しながら協力者・賛同者を増やしていくためにも、この「マンスリーサポーター(月額寄付者)」の仕組みを取り入れる必要性を感じています。多くのノウハウをお持ちのソウレッジさんから具体的に学びながら、実践していきたいと考えています。

プロジェクトページ:https://congrant.com/project/waganaigo/14189


運営からのコメント



ソウレッジ 鶴田七瀬
生理や性被害などに悩む若者への医療支援を行う「ユースクリニック」。日本ではまだ知名度が低いですが徐々に医療関係者に広まってきており、現場では「しっかり継続するために安定した資金が必要」という課題がでてきています。責任をもって若者支援を行おうと思っているからこそ出てくる困りごとだと思います。私たちはこの『ユースクリニックサポートプロジェクト』を通じて、日本中の若者たちにより良い未来を提供するための大きな一歩を踏み出しました。ぜひ、多くの方々にご参加いただきたいです。




コングラント奥田彩花
寄付募集のための講座と寄付の呼びかけにあたっての伴走支援を担当させていただきます。
本基金がユースクリニックの安定的な財政基盤のきっかけとなり、より多くの若者が安心して健康相談や医療サービスを受けられる社会になるよう、寄付募集の面からサポートさせていただきます。
ぜひ、寄付募集の新たな一歩を共に取り組みましょう。



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