ムサシと豊橋鉄道、運転士向け健康経営施策として「アルコール代謝遺伝子検査キット」活用の共同検証を実施
武蔵精密工業株式会社
~約7割の運転士が「飲酒に関する健康への意識が高まった」と回答~
武蔵精密工業株式会社(本社:愛知県豊橋市、代表取締役社長:大塚浩史、以下ムサシ)は、豊橋鉄道株式会社(本社:愛知県豊橋市、代表取締役社長:岩ヶ谷光晴、以下豊橋鉄道)の渥美線・市内線の運転士39人に、自身のアルコール代謝遺伝子のタイプを判定し、お酒に対する体質のタイプを知ることができる「アルコール代謝遺伝子検査キット(以下、本製品)」を無償提供しました。その効果検証として豊橋鉄道と共同でアンケート調査を実施したところ、約7割の運転士が検査結果を受けて「飲酒の影響による健康への意識は高まった」と回答。さらに、半数近くの運転士が「従業員間で検査結果をお互いに知っていれば、お酒の席での関わり方が変わる」と回答しました。
■本企画実施の背景
ムサシは、飲酒による健康被害リスク、飲酒に関連するハラスメント問題、飲酒による生産性低下(プレゼンティーイズム)を要因とした企業の経済損失といった、飲酒に関連する社会課題の解決に取り組んでいます。
本企画では、アルコール代謝遺伝子のタイプを把握できる本製品を健康経営の一環として導入することによって、従業員が自分に合った飲酒習慣を理解し健康意識を高めていただくことを期待しています。さらに、その結果を組織内で共有することによって、お酒の席や職場でのコミュニケーションに活かしていただき、さらには組織へのエンゲージメント向上につながることを目指しています。
豊橋鉄道は、地域に欠かせない公共交通機関として、従業員の健康管理が必要不可欠な要素と捉え、健康経営に取り組んでいます。従業員の健康あってこそ、地域の方々に安心して利用いただける移動手段を提供できると考えているからです。
今回は、特に運転業務にあたる従業員向けに飲酒習慣を見直すきっかけとなり、地域の安心・安全の一助になることを目指し、ムサシと豊橋鉄道の共同検証として実施いたしました。
■検証の概要
実施内容
1. アルコール代謝遺伝子検査の実施(検査キットはムサシから無償で提供)
検査実施期間:2024年10月20日~2024年11月8日
2. 検査実施後の状態等を問うアンケートの実施
アンケート回収期間:2024年12月6日~2024年12月18日
対象者:豊橋鉄道 運転業務にあたる従業員
回収数:39名
※アンケート結果の詳細は以下にて紹介
■調査結果の詳細
飲酒の影響による健康への意識が高まったと回答した人は69%。
飲酒の影響による健康を気にかけた対策行動を始めようと回答した人は38%。「はい」と回答した方からは、「飲みすぎないよう、自分に合った飲み方をする」「飲み会など飲酒を勧められても断るようにする」といったコメントがありました。具体的に行動が変わった事例として、「休肝日を作る」「飲み方を気をつけるようになった」とのコメントもありました。
職場やお酒の席でのコミュニケーションや自身の振る舞いが変わりそうと回答した人は26%。「はい」と回答した方からは、「飲酒量を減らす」「自分のペースだけでなく、他人の飲酒ペースにも気をつけてあげる」といったコメントがありました。
他の人のアルコール代謝遺伝子検査による結果を知っていれば、職場やお酒の席でその人への関わり方が変わると思うと回答した人は46%。「はい」と回答した方からは、「無理に勧めない/飲ませない」「弱い人が飲みすぎないようにする」「アルハラをしないようにする」といったコメントがありました。
その他コメント
・会社が健康に気を配っている(という印象をもった)
・アルコールにきちんと向き合う姿勢が好印象
・特に交通系ではアルコールとの付き合いは厳しいため、自分のアルコール適性を知ることは重要。
・公共交通機関を取り扱う以上、飲酒への意識を強く持つ必要がある
・アルコールの付き合いも大切だがマナーが良くなる
■まとめ
豊橋鉄道の運転業務にあたる従業員を中心にアルコール代謝遺伝子検査を実施しました。
その結果、飲酒に関連する健康意識の高まりがみられ、「休肝日をつくる」「飲み方を気をつけるようになった」など、具体的な対策行動を始める人もいました。
また、職場やお酒の席でのコミュニケーションや振る舞いにも意識の変化がみられ、「飲みすぎないよう、自分に合った飲み方をする」「飲み会など飲酒を勧められても断るようにする」「自分のペースだけでなく、他人の飲酒ペースにも気をつけてあげる」といったコメントがありました。
これらの結果より、飲酒による健康被害リスクや飲酒に関連するハラスメント問題といった、飲酒に関連する社会課題への具体的な対策として一定の効果があると考えます。
さらには、検査を受けた方からのコメントとして「特に交通系ではアルコールとの付き合いは厳しいため、自分のアルコール適性を知ることは重要」「公共交通従業員として働く以上、飲酒への意識を強く持つ必要がある」「アルコールの付き合いも大切だがマナーが良くなる」といったコメントもあり、公共交通従業員としての自覚を再認識することにもなったと考えられます。
豊橋鉄道からは「業務の性質上、飲酒に対する意識は高かったと思いますが、あらためて飲酒の影響による健康への意識も高まったとの声が多く、実施して良かった」とのコメントがありました。
ムサシと豊橋鉄道は、今後も豊橋市の安全・安心に貢献してまいります。
■「アルコール代謝遺伝子検査」とは
アルコール代謝遺伝子のタイプを検査し、最適な飲酒習慣を提案する郵送検査サービスです。
<特徴1.>アルコールとアセトアルデヒド(二日酔いなどの原因)の分解能力の組み合わせから5タイプ9パターンでアルコール体質を判定。タイプ毎にお酒を飲んだ時の反応や健康への影響などがわかります。生活習慣改善のアドバイスや飲酒コミュニケーションに役立つ情報も受け取れます。
<特徴2.>職場や自宅から簡単にできる検査です。専用の綿棒を使用して口腔内の細胞を採取し、返送用封筒に入れてポストに投函いただくと、約3週間後にWeb上で結果を受け取れます。
お酒の強さは思い込みや経験値で判断されがちですが、アルコール代謝遺伝子を調べることで生まれ持った体質を把握できます。特に日本人は、遺伝的に分解能力の弱いタイプが多いことが知られています。
▲検査キッドのイメージ
〔アルコール代謝遺伝子検査〕
ウェブサイト https://plantbio.musashi.co.jp/dna_alcohol_test/
【ムサシについて】
当社は四輪/二輪車用向けに、自動車部品の開発/製造/販売をコア事業に成長してきました。現在はコア事業に加え、モビリティ、インダストリー、エネルギーソリューション、ウエルビーイングの4つの分野で事業展開を実施しています。
ウェルビーイングの分野では、健康課題解決を目的に2022年に植物バイオ事業部を創設し、翌年『鋼の肝臓 KReTA(クレタ)』『アルコール代謝遺伝子検査』を開発。健康寿命・美容寿命の延伸、および人々のQOL向上という社会課題をテーマに、だれもが自分らしく幸せに暮らせる社会の実現に貢献してまいります。
Musashi Web Site: http://www.musashi.co.jp/
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~約7割の運転士が「飲酒に関する健康への意識が高まった」と回答~
武蔵精密工業株式会社(本社:愛知県豊橋市、代表取締役社長:大塚浩史、以下ムサシ)は、豊橋鉄道株式会社(本社:愛知県豊橋市、代表取締役社長:岩ヶ谷光晴、以下豊橋鉄道)の渥美線・市内線の運転士39人に、自身のアルコール代謝遺伝子のタイプを判定し、お酒に対する体質のタイプを知ることができる「アルコール代謝遺伝子検査キット(以下、本製品)」を無償提供しました。その効果検証として豊橋鉄道と共同でアンケート調査を実施したところ、約7割の運転士が検査結果を受けて「飲酒の影響による健康への意識は高まった」と回答。さらに、半数近くの運転士が「従業員間で検査結果をお互いに知っていれば、お酒の席での関わり方が変わる」と回答しました。
■本企画実施の背景
ムサシは、飲酒による健康被害リスク、飲酒に関連するハラスメント問題、飲酒による生産性低下(プレゼンティーイズム)を要因とした企業の経済損失といった、飲酒に関連する社会課題の解決に取り組んでいます。
本企画では、アルコール代謝遺伝子のタイプを把握できる本製品を健康経営の一環として導入することによって、従業員が自分に合った飲酒習慣を理解し健康意識を高めていただくことを期待しています。さらに、その結果を組織内で共有することによって、お酒の席や職場でのコミュニケーションに活かしていただき、さらには組織へのエンゲージメント向上につながることを目指しています。
豊橋鉄道は、地域に欠かせない公共交通機関として、従業員の健康管理が必要不可欠な要素と捉え、健康経営に取り組んでいます。従業員の健康あってこそ、地域の方々に安心して利用いただける移動手段を提供できると考えているからです。
今回は、特に運転業務にあたる従業員向けに飲酒習慣を見直すきっかけとなり、地域の安心・安全の一助になることを目指し、ムサシと豊橋鉄道の共同検証として実施いたしました。
■検証の概要
実施内容
1. アルコール代謝遺伝子検査の実施(検査キットはムサシから無償で提供)
検査実施期間:2024年10月20日~2024年11月8日
2. 検査実施後の状態等を問うアンケートの実施
アンケート回収期間:2024年12月6日~2024年12月18日
対象者:豊橋鉄道 運転業務にあたる従業員
回収数:39名
※アンケート結果の詳細は以下にて紹介
■調査結果の詳細
飲酒の影響による健康への意識が高まったと回答した人は69%。
飲酒の影響による健康を気にかけた対策行動を始めようと回答した人は38%。「はい」と回答した方からは、「飲みすぎないよう、自分に合った飲み方をする」「飲み会など飲酒を勧められても断るようにする」といったコメントがありました。具体的に行動が変わった事例として、「休肝日を作る」「飲み方を気をつけるようになった」とのコメントもありました。
職場やお酒の席でのコミュニケーションや自身の振る舞いが変わりそうと回答した人は26%。「はい」と回答した方からは、「飲酒量を減らす」「自分のペースだけでなく、他人の飲酒ペースにも気をつけてあげる」といったコメントがありました。
他の人のアルコール代謝遺伝子検査による結果を知っていれば、職場やお酒の席でその人への関わり方が変わると思うと回答した人は46%。「はい」と回答した方からは、「無理に勧めない/飲ませない」「弱い人が飲みすぎないようにする」「アルハラをしないようにする」といったコメントがありました。
その他コメント
・会社が健康に気を配っている(という印象をもった)
・アルコールにきちんと向き合う姿勢が好印象
・特に交通系ではアルコールとの付き合いは厳しいため、自分のアルコール適性を知ることは重要。
・公共交通機関を取り扱う以上、飲酒への意識を強く持つ必要がある
・アルコールの付き合いも大切だがマナーが良くなる
■まとめ
豊橋鉄道の運転業務にあたる従業員を中心にアルコール代謝遺伝子検査を実施しました。
その結果、飲酒に関連する健康意識の高まりがみられ、「休肝日をつくる」「飲み方を気をつけるようになった」など、具体的な対策行動を始める人もいました。
また、職場やお酒の席でのコミュニケーションや振る舞いにも意識の変化がみられ、「飲みすぎないよう、自分に合った飲み方をする」「飲み会など飲酒を勧められても断るようにする」「自分のペースだけでなく、他人の飲酒ペースにも気をつけてあげる」といったコメントがありました。
これらの結果より、飲酒による健康被害リスクや飲酒に関連するハラスメント問題といった、飲酒に関連する社会課題への具体的な対策として一定の効果があると考えます。
さらには、検査を受けた方からのコメントとして「特に交通系ではアルコールとの付き合いは厳しいため、自分のアルコール適性を知ることは重要」「公共交通従業員として働く以上、飲酒への意識を強く持つ必要がある」「アルコールの付き合いも大切だがマナーが良くなる」といったコメントもあり、公共交通従業員としての自覚を再認識することにもなったと考えられます。
豊橋鉄道からは「業務の性質上、飲酒に対する意識は高かったと思いますが、あらためて飲酒の影響による健康への意識も高まったとの声が多く、実施して良かった」とのコメントがありました。
ムサシと豊橋鉄道は、今後も豊橋市の安全・安心に貢献してまいります。
■「アルコール代謝遺伝子検査」とは
アルコール代謝遺伝子のタイプを検査し、最適な飲酒習慣を提案する郵送検査サービスです。
<特徴1.>アルコールとアセトアルデヒド(二日酔いなどの原因)の分解能力の組み合わせから5タイプ9パターンでアルコール体質を判定。タイプ毎にお酒を飲んだ時の反応や健康への影響などがわかります。生活習慣改善のアドバイスや飲酒コミュニケーションに役立つ情報も受け取れます。
<特徴2.>職場や自宅から簡単にできる検査です。専用の綿棒を使用して口腔内の細胞を採取し、返送用封筒に入れてポストに投函いただくと、約3週間後にWeb上で結果を受け取れます。
お酒の強さは思い込みや経験値で判断されがちですが、アルコール代謝遺伝子を調べることで生まれ持った体質を把握できます。特に日本人は、遺伝的に分解能力の弱いタイプが多いことが知られています。
▲検査キッドのイメージ
〔アルコール代謝遺伝子検査〕
ウェブサイト https://plantbio.musashi.co.jp/dna_alcohol_test/
【ムサシについて】
当社は四輪/二輪車用向けに、自動車部品の開発/製造/販売をコア事業に成長してきました。現在はコア事業に加え、モビリティ、インダストリー、エネルギーソリューション、ウエルビーイングの4つの分野で事業展開を実施しています。
ウェルビーイングの分野では、健康課題解決を目的に2022年に植物バイオ事業部を創設し、翌年『鋼の肝臓 KReTA(クレタ)』『アルコール代謝遺伝子検査』を開発。健康寿命・美容寿命の延伸、および人々のQOL向上という社会課題をテーマに、だれもが自分らしく幸せに暮らせる社会の実現に貢献してまいります。
Musashi Web Site: http://www.musashi.co.jp/
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(2025/01/16 12:36)
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