医療・医薬・福祉

6月14日は世界献血者デー

日本赤十字社関東甲信越ブロック血液センター
いつも献血にご協力いただきありがとうございます

●「世界献血者デー」は献血者の皆様に感謝し、献血の必要性を知ってもらう記念日です。



6月14日*1は、世界中の国々で献血が命を救う贈り物であり、献血に協力していただく方に感謝するとともに、輸血を必要とする患者さんのために献血が欠かせないことを知ってもらう世界的な記念日です。

世界献血者デーは、WHO(世界保健機関)により掲げられたグローバル・ヘルスデーのひとつであり、世界各国で工夫を凝らした様々なイベント等が行われます。

今年の世界献血者デーのテーマは、 “20 years of celebrating giving: thank you blood donors!”です。

参考:公益社団法人 日本WHO協会ホームページ
https://japan-who.or.jp/news-releases/2406-12/

*1 
6月14日は、ABO式血液型を発見したカール・ライトシュタイナーの誕生日という特別な意味があります。1900年にABO式血液型を発見したことで、輸血時に型の合わない血液を使用したことで起きる副作用や事故を防ぐことができるようになりました。カール・ライトシュタイナーは、ABO式血液型の発見で、1930年にノーベル生理学・医学賞を受賞しました。

関東甲信越ブロックでは、6月14日に以下の会場で献血協力を募集しています 。

関東甲信越1都9県の地域
〇献血ルーム一覧
  https://www.bs.jrc.or.jp/ktks/bbc/m0_03_01_room.html
〇献血バスの予定会場 一覧
  https://www.bs.jrc.or.jp/ktks/bbc/block/m1_04_index.html

●いま、日本の医療を支えるために若い世代の力が必要です。


献血によって支えられている輸血用血液製剤や血漿分画製剤の多くは、高齢者の医療に使われており、輸血用血液製剤を使用されている方の約85%は50歳以上の方々です。
一方で、献血に協力いただいている方の約60%は50歳未満の方々であり、この世代の方々が輸血医療を大きく支えています。

しかし、若年層(10~30代)の献血者数は減少傾向にあります。日本の少子高齢化が今後ますます進んでいくと、将来の安定的な供給に支障をきたす恐れがあります。
血液は長期保存をすることができませんので、医療機関に安定的に供給するためには、輸血用の血液を十分に確保する必要があります。

今後の安定供給のためにも、特に若い世代の献血へのご理解とご協力が不可欠になっています。

出典:日本赤十字社「愛のかたち献血(令和6年4月版)」



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