日本イーライリリー株式会社
応募登録期間:2024年8月27日(火)~2025年1月31日(金)
・作品の技術性や芸術性にとらわれず、がんとともに生きる「想いを伝える」ことに重きを置いたコンテスト
・作品を創作する過程が、ご自身の気持ちを整理して自分と見つめ合うきっかけとなる
・本コンテストを通じて、がんになっても自分らしく生きられる社会の実現を目指す
日本イーライリリー株式会社(本社:兵庫県神戸市、代表取締役社長:シモーネ・トムセン、以下、日本イーライリリー)は本日、がんと診断された方、そのご家族、ご友人を対象にした絵画・写真・絵手紙コンテスト「第15回 リリー・オンコロジー・オン・キャンバス がんと生きる、わたしの物語。」(以下、リリー・オンコロジー・オン・キャンバス)の応募登録を開始しました。
●リリー・オンコロジー・オン・キャンバスとは
がんと告知された時の不安や、がんと共に生きる決意、がんの経験を通して変化した生き方などをアート作品とエッセイで表現し、多くの人と想いを分かち合っていただく「場」として、日本イーライリリーが2010年に創設しました。
第14回 最優秀賞受賞作品とエッセイ一部抜粋
絵画部門
『今日も紅をさす』
岡山県・三村 麻子さん
無事手術も終え、私は今、得意を伸ばすと何かの役に立てやしないかと絵を描いている。
おかげさまでたまの好物くらいは楽しめていると、命の恩人に報告したい。ありがとうとつぶやきながら、私は今日も紅をさす。
写真部門
『勇気の蝶』
静岡県・青木 朱那さん
“大丈夫、片方の羽が欠けていても、わたしはこんなに美しいでしょう?”蝶がそう言っているように感じた。(中略)
前向きに生きてこられたのは、あの蝶のおかげ。今度は私が届ける番。私がもらった勇気が、誰かにふわりと届きますように。
絵手紙部門
『おとなになった あなたへ』
千葉県・谷口 佳江さん
18歳の彼女はどんな人になっているだろうか。私は会えるだろうか。私との台所で過ごした日々を、あなたのことが大好きだったことを、覚えていてくれるだろうか。たとえ叶わなくとも、おとなになっていく彼女と、「今」を精一杯 生きている。
https://www.locj.jp からその他の受賞・応募作品をご覧いただけます。
本コンテストはアートセラピー※としての役割も担っており、作品とエッセイを作る制作過程が、がん患者さんやご家族・ご友人にとって、気持ちを整理して自分自身と向き合うきっかけとなることを願っています。
※アートセラピーとは
アートセラピーとは、色々な視覚芸術を表現手段として治療のプロセスに用いられる非言語で行う心理療法の一種です。また、アートアズセラピー(Art as Therapy)とも言われ、アート活動そのものが治療的であるという考えです。アートを介することで、言葉にすることが難しい感情が表現しやすく、またそれを見つめ直し、それについて他者と対話をすることで自分でも気づかなかった自身のより深い部分を発掘する作業は、心に変化や成長をもたらしてくれます。(出典:四国こどもとおとなの医療センターのアートセラピー概念)
日本イーライリリーは、本コンテストを通じて、ひとりでも多くの患者さんや支援者の方々の心に寄り添うとともに、がんになっても自分らしく生きられる社会の実現を目指して継続的なサポートを提供してまいります。
応募作品は、リリー・オンコロジー・オン・キャンバスの
ウェブサイトおよび
Facebookに掲載されます。
「第15回 リリー・オンコロジー・オン・キャンバス がんと生きる、わたしの物語。」 応募要項
日本イーライリリーについて
日本イーライリリー株式会社は、米国イーライリリー・アンド・カンパニーの日本法人です。人々がより長く、より健康で、充実した生活を実現できるよう、革新的な医薬品の開発・製造・輸入・販売を通じ、がん、糖尿病、筋骨格系疾患、中枢神経系疾患、自己免疫疾患、成長障害、疼痛、などの領域で日本の医療に貢献しています。詳細はウェブサイトをご覧ください。
https://www.lilly.co.jp
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(2024/08/27 14:00)
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