株式会社クロス・マーケティンググループ
薬物治療を中断してしまう人は不安を抱え込む傾向あり 経済不安軽減のための制度活用は不十分、認知率も低い
株式会社クロス・マーケティンググループ(本社:東京都新宿区、代表取締役社長兼CEO:五十嵐 幹、東証プライム3675)のグループ会社である株式会社メディリード(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:亀井 晋、以下「当社」)は、がん患者の薬物治療継続についての現状、およびその背景となる意識や行動についての自主調査(2024年)を行い、632名からの回答を得ました。
■調査の背景
がん薬物療法の進歩により、治療法は増え、生存率も上がっていますが、多くのがん患者が治療について悩みや不安を抱えています。サポート体制が整っている一方で、一定の割合で治療が継続できていない患者さんがいるのも事実です。そこで当社は、がん患者の薬物治療継続の実態や、治療に伴う不安や行動について調査を実施しました。
■調査概要
調査手法 :インターネット調査
調査地域 :全国
調査対象 :・がんで薬物治療中、もしくは薬物治療を経験したことのある患者さん
・がんのステージ分類(進行度)がI~IVのかた
調査期間 :2024年6月17日(月)~2024年6月21日(金)
有効回答数:632
■調査結果サマリ
- 薬物治療を途中でやめた経験のある患者は約1割。治療をやめたいと思ったことがあるものの続けている患者は25%<図1>
- 薬物治療の「中断者」(薬物治療をやめた経験のある人)は「中断意向者」(治療をやめたいと思っても実際にやめたことはない人)と比べると、
・早期患者の場合、「必ず良くなる」という将来展望があまり描けずにいる<図2>
・ステージIV患者の場合、将来展望がネガティブになる要因として影響が大きいと考えられるのは経済的な不安である<図3>
・中断者は費用負担軽減のための制度の認知・利用が少ない<図4>
詳細なレポートはこちらから
■結果詳細
<図1>あなたは自分の意思で薬物治療を中止・中断した意図思ったことはありますか?また、その結果どうしましたか?
<図2>「薬物治療をきちんと続ければ、将来必ず良くなる」と思いますか?(早期患者の回答)
<図3>「薬物治療をきちんと続ければ、将来必ず良くなる」と思いますか?(ステージIV患者の回答)
<図4>がんの治療に関する医療費負担を軽くしたり、生活を支えるための公的制度として、あなたがご存じのものをお選びください。
【会社概要:株式会社メディリード】
当社は、豊富な知識と経験を持つプロフェッショナルチームとメディリードネットワークを活用し、医療・製薬業界に特化したマーケティングリサーチおよび戦略支援サービスを提供します。医療と製薬業界に精通したメンバーが、クライアントのニーズに応じた調査・分析から戦略立案・実行までをサポート。最適なソリューションを通じて、クライアントの製品価値の最大化をサポートいたします。
代表者:代表取締役社長 亀井 晋
所在地:東京都新宿区西新宿3丁目20番2号
設立:2015年4月
主な事業:医療関連領域の調査・データ解析業務
URL:
https://www.medi-l.com/
【会社概要:株式会社クロス・マーケティンググループ】
代表者:代表取締役社長兼CEO 五十嵐 幹
所在地:東京都新宿区西新宿3丁目20番2号
設立:2013年6月
主な事業:デジタルマーケティング事業及びデータマーケティング事業、インサイト事業を行う子会社等の経営管理及びそれに付帯または関連する事業
URL:
https://www.cm-group.co.jp/
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<例> 「株式会社メディリードが実施した調査によると・・・」
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(2024/11/28 12:50)
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