インクルーシブ保育のフロントランナー、どろんこ会グループがメインスポンサーとなった「Doronko パラリンアートカップ 2024」 結果発表

社会福祉法人どろんこ会
現役のプロアスリートが選考する唯一の障害者・障害児のアートコンテスト


（左から）北澤豪さん、中山秀征さん、橋本大輝さん、高橋陽一さん、グランプリ受賞の鈴木綾子さんご夫妻、安永愛香

　「インクルーシブ保育のフロントランナー」として走り続けるどろんこ会グループ（本社：東京都渋谷区　理事長：安永愛香／代表：高堀雄一郎）がメインスポンサーとなり開催された「Doronko パラリンアートカップ2024～拓け、新たなジブン～」。2024年12月4日（木）、浜離宮朝日ホールにて表彰式が行われ、結果が発表されました。

パラリンアートカップ史上初の小学生以下部門とパイオニア部門を創設

どろんこ米1俵（60kg）を授与
　パラリンアートカップはこれまでも障害のある方ならどなたでも参加できましたが、このたびスポンサー賞として設置した「どろんこ賞」において、初めて「小学生以下部門」と「パイオニア部門」を創設しました。
　常に子育てを起点としてきたどろんこ会グループとして子どもたちに光を当てたいという思いがあり、「小学生以下部門」を設けました。また、新たなジブンを「開拓」してほしいという思いから、今回初応募の方に限定した「パイオニア部門」も設けました。
　各部門受賞者には、賞状と、副賞として賞金3万円、そしてどろんこ米一俵が贈られました。どろんこ米とは、どろんこ会グループの株式会社南魚沼生産組合が新潟県南魚沼市で減農薬により作るコシヒカリです。




どろんこ賞　小学生以下部門　受賞は佐々木希さん「すいすいおよぐ」

小学生以下部門のプレゼンターを務めた安永愛香
　「どろんこ賞　小学生以下部門」においては、佐々木希(ささきまれ)さんの「すいすいおよぐ」が受賞しました。どろんこ会グループのスタッフ全員で投票を実施し、選ばれました。
　表彰式にてプレゼンターを務めたどろんこ会グループ理事長の安永愛香は、子どものころからこのようなアートコンテストに挑戦する機会があるとよいと考え設けた賞であり、スタッフの総意で選んだ作品であることを伝えました。



どろんこ賞　パイオニア部門　受賞は成田真梨菜さん「華の近代五種」

パイオニア部門を受賞した成田真梨奈さん（右）と高堀雄一郎
　「どろんこ賞　パイオニア部門」においては、成田真梨菜(なりたまりな)さん（ペンネーム：妄想エンジン全開娘）の「華の近代五種」が受賞しました。
　表彰式にてプレゼンターを務めたどろんこ会グループ代表の高堀雄一郎は、新たなことに挑戦する人を応援したい、一歩を踏み出してほしいという思いで創設した賞であることを伝えました。式に出席された成田さんからは「絵がいろいろな所に私を連れて行ってくれうれしいです。これからも制作を頑張りたいと思います」とのコメントがありました。



子どものころから分離されず、自分の力を発揮するきっかけや場となるように

プレゼンター全員と共にグランプリおよび準グランプリ受賞者

　メインスポンサーとして挨拶に立ったどろんこ会グループ理事長の安永愛香は「障害のある方が自分の好きや得意を知り、それを発揮し、感謝されたり、助けてもらいながら、社会の一員として当たり前に暮らせるようにしていきたいと考えていますが、日本はその点でまだまだ遅れています。2022年9月に日本は国際連合から障害者権利条約の取り組みに対する改善勧告を受けました。キーワードとなったのは子どものころからの分離教育です。パラリンアートカップにおいても子どものうちから分けられず参画できるようにしたい、大人はもちろん子どもにとっても自分の力を発揮するきっかけや場になるようにという強い想いでメインスポンサーを務めることしました」と語りました。
体操男子団体総合日本代表で金メダリストの橋本大輝選手が登壇
『キャプテン翼』作者の高橋陽一さん、タレントの中山秀征さんも

中山秀征さんの進行のもと、作品の感想やDoronko パラリンアートカップ2024の意義を語り合いました

　表彰式には多くの著名人がプレゼンターとして登壇しました。パリオリンピックの年にふさわしい特別ゲストとして、男子体操団体金メダリスト、体操界のスターである橋本大輝選手が招かれました。パラリンアートカップの初回から審査員を務める『キャプテン翼』作者の高橋陽一さん、元サッカー日本代表で日本障がい者サッカー連盟会長を務める北澤豪さん、そして一般社団法人障がい者自立推進機構理事でタレントの中山秀征さんがプレゼンターを務めました。安永愛香を交えたミニトークセッションも行われ、作品選出の難しさや、受賞作品の感想などを語り合いました。
受賞作品の詳細は下記プレスリリースをご覧ください
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どろんこ会グループ（社会福祉法人どろんこ会、株式会社ゴーエスト、株式会社日本福祉総合研究所、株式会社南魚沼生産組合、株式会社Doronko Agri）は全国約180箇所に認可保育園、認証保育所、事業所内・院内保育所、学童保育室、地域子育て支援センター、児童発達支援センター、児童発達支援事業所、放課後等デイサービス、就労継続支援B型事業所などを運営。次代を担う子どもたちの「にんげん力」を育む体験型保育・自然保育を行う。幼児期の性教育や男性保育士比率の高さなど、各種メディアでもその取り組みが紹介されている。
1998年設立。職員数約2300人（2024年7月）。施設利用者数約11000人（2024年3月）。
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（2024/12/06 11:00）