株式会社椿本チエイン
1000分の1mm台の部品寸法精度を達成した加工技術などの独創性に高評価
株式会社椿本チエイン(本社:大阪市北区、社長:木村 隆利、以下当社)が開発した、世界最小(ピッチ*²1.905mm)の超小形ローラチェーン「エプシロンチェーン ステンレス仕様」(以下エプシロンチェーン)が、「モノづくり日本会議/日刊工業新聞社主催の“超”モノづくり部品大賞」において、「機械・ロボット部品賞」を受賞しました。
12月11日開催の贈賞式
エプシロンチェーン ステンレス仕様
「“超”モノづくり部品大賞」は、日本のモノづくりの競争力向上を支援するため、産業・社会の発展に貢献する「縁の下の力持ち」的存在の部品・部材を対象に、主催者であるモノづくり日本会議と日刊工業新聞社が選出し、表彰する制度です。
今回「機械・ロボット部品賞」を受賞したエプシロンチェーンは、これまで困難だった極めて狭小なスペースでの動力伝達を可能とし、産業用ロボットや医療・福祉機器をはじめ、機械設備の小型化・高精度化と同時に、これらの機器の普及による製造現場の省人化・省力化への貢献も期待できる新商品です。受賞ポイントは下記のとおりです。
「機械・ロボット部品賞」 受賞ポイント(審査コメントより抜粋)
1. 1000分の1mm台の部品寸法精度を達成した加工技術などの独創性
2. 動力伝達においてワイヤ・タイミングベルトより優れている点
3. ロボットのエンドエフェクタ部*³への採用実績
受賞に当たって : パワトラ事業統括 専務執行役員 永井康詞
エプシロンチェーンは、100年以上培ってきた当社の技術力を結集した世界最小のローラチェーンです。挑戦的なシーズ開発と実用化を見据えたマーケティングにより、十分な強度と耐食性を備えた高機能チェーンを作り上げました。エプシロンチェーンを通じて、産業用ロボットや医療・福祉機器をはじめ、様々なアプリケーションの小型化、軽量化、高精度化に貢献するとともに、今後も社会の期待を超えるモノづくりにまい進していきます。
*1:世界最小サイズ(ピッチ1.905mm)のローラチェーンとしてギネス世界記録(TM)に認定
*2:リンクのピンとピンの間隔
*3:ロボットアームの先端に取り付け、加工する、ネジを締めるなどの動作を行う機器
【ご参考】 エプシロンチェーンに関する詳細情報
1.プレスリリース
*世界最小ローラチェーン「エプシロンチェーンTMステンレス仕様」新発売 (2024年9月17日付)
https://www.tsubakimoto.jp/company/news/press/2024/09/17/1/
*「エプシロンチェーン(TM)」が世界最小のローラチェーンとしてギネス世界記録(TM)に認定(2024年9月24日付)
https://www.tsubakimoto.jp/company/news/press/2024/09/24/1/
2.特設サイト
https://tt-net.tsubakimoto.co.jp/tecs/pdct/cdc/feat/pdct_feat_cdc_CESS.asp
3.つばきYouTubeチャンネル
動力伝達のスペースセービングに貢献! 世界最小のローラチェーン“エプシロンチェーン(TM)”
ロボットハンド・エンドエフェクタへの実装例 (可動サンプル)
■お客様からのお問い合わせ先 商品企画部 巻掛伝動商品企画課
TEL 0774-64-5268
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(2024/12/17 14:01)
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