治療・予防

ホルモン量低下とストレスが原因
中高年女性のうつ症状

 ◇つらさを我慢しないで

 心身の不調で本人が自覚しやすいのは不眠だ。「考えごとが多く、眠れないなどの場合はぜひ相談してほしい」と桜田院長は語る。体調不良が更年期障害で顔などが急にほてるホットフラッシュなどの身体症状の場合、女性ホルモン補充療法(HRT)で軽減することが多い。

 しかし、うつや心理的要因が残る場合もあり、婦人科医と精神科医や心療内科医が連携して治療を進めることもある。症状に合わせてSSRIやSNRIなどの抗うつ薬や漢方薬、睡眠導入剤などが有効だ。

 「気持ちの問題ではなく、治療が必要だと捉えることが大切です。また、家族のサポートがある人は回復が早いことが分かっているので、変化に気付いた家族が声を掛けてください。つらいときには我慢せず、精神科や心療内科の医師に相談しましょう」と説明する。(メディカルトリビューン=時事)(記事の内容、医師の所属、肩書などは取材当時のものです)

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