治療・予防

字が下手になったら要注意
頸椎症性脊髄症

 ▽悪化予防に手術も

 鷲見院長は「通常、症状はゆっくりと表れてきますが、首を後ろに反らす動作や転倒などで首に強い力がかかると、脊髄を圧迫する程度が大きくなり急激に症状が悪化することもあります」と話す。軽症のままの場合も多いが、悪化し始めると2年以内に歩行障害になってしまうこともある。

 軽症であれば経過観察することが多いが、脊髄はいったんダメージを受けると元には戻せないことから、症状の悪化を防ぐために、脊髄を圧迫している部分を取り除く手術を行うこともある。

 頸椎症性脊髄症は男性に多い。50歳代で発症しやすいが、70歳代以降に発症する人もいる。「手がしびれる、指先が動かしにくい、階段の上り下りが不安定になってきたと思ったら、脳外科や神経内科、整形外科などの専門医を受診してみてください」と鷲見院長は早めの受診を促している。(メディカルトリビューン=時事)(記事の内容、医師の所属、肩書などは取材当時のものです)

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