2024/11/05 16:00
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文部科学省より、研究機関全体の研究基盤強化のために、研究機関全体で設備のマネジメントを担う各部局の機能を統合し、学部・学科・研究科等の各研究組織で管理されてきた研究設備・機器を戦略的に導入・更新・共用する仕組みを構築(コアファシリティ化)する目的で公募された事業について、名古屋市立大学から申請した計画が、令和2年度・令和3年度の公募を含め、公立大学で唯一選定されました。
名古屋市立大学では、医療・生命科学系研究での強みを生かし、臨床研究において臨床データ(全国の国公立大学病院で最大規模の病床数:約1,800床)から想起される基礎医学的研究を積極的に支援する体制を構築します。臨床研究者が効果的に先端基礎科学解析を行うために臨床研究者と基礎医学研究をつなぐ臨床研究・基礎研究両方に精通し、積極的に研究企画にまで介入できる技術職員の養成を目指します。さらに、連携病院の臨床解析もサポートし、これをモデルケースとして、学外の医療機関や他大学、研究機関に対して拡大し、データ解析受託・コンサルティング技術を醸成してまいります。
記
1 事業名称 先端研究基盤共用促進事業(コアファシリティ構築支援プログラム)
臨床研究活性化を特色とした介入型研究支援コアファシリティの構築
2 事業開始 令和3年7月より
3 事業概要 本事業では、医療と研究基盤の両方に精通した技術人材(リエゾン技術者)を養成し、 医療の質を一層高める高度臨床研究を推進する仕組みを構築します。本事業で養成するリエゾン技術者が臨床研究と基礎研究を有機的に連結することで本学の強みを生かした研究支援モデルを確立します。これを他大学や医療機関に展開し、共用機器の利用を促進し、高度な臨床研究の支援を行います。
令和3年度は、リエゾン技術者・高度研究基盤技術者の育成プログラムを立ち上げ、リエゾン技術者のキャリア・アップにつなげるとともに、遠隔の附属病院・関連病院の臨床研究効率化に向けたシステム構築に取組みます。
選定された事業計画は5年計画ですが、事業終了後の持続的な発展も視野に入れ取組みます。
4 その他 採択情報は下記のURLを参照してください。
(2021/06/11 14:14)
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