治療・予防 2025/06/19 05:00
ビタミンD不足に注意
~小児のくる病(岡山済生会総合病院 田中弘之診療顧問)~
山登りが性別、年齢にかかわらず静かなブームになって久しい。一方で山岳遭難も増加傾向にあり、2016年の遭難者数は3000人近くに達した(警察庁発表)。うち8割近くは40歳以上、5割超は60歳以上が占め、不十分な装備や無理な計画、健康管理の甘さが指摘される。中高年の山登りについて、榊原記念病院(東京都府中市)の特任副院長・循環器内科部長、高山守正医師に聞いた。
◇山でのけが
山のトラブルで最も多いのはけがだ。警察庁の発表によると、16年の遭難者2929人のうち、病気は229人で、けがにつながる滑落498人、転倒471人などに比べて少ない。
高山医師は「北アルプスは、剱岳や穂高の涸沢などに雪渓がある。岩登りの名所もあるので大きな事故がよく起きる」と話す。ねんざや骨折の場合は、「動かさない」「冷やす」「固定する」が応急処置の基本。山岳診療所で患部を固定するなどし、症状が重い場合はヘリコプターで病院に搬送する。
近年では大きなけがでのヘリ搬送は一般的で、高山医師の担当した薬師岳、雲ノ平、黒部五郎岳などの地域では、例年夏だけでも15件程度に上るという。
ブームを背景に、懸垂を1回もできないような女性が無理な登山をして負傷するケースも見られるといい、同医師は「非常に危険なので、身の程を知ってトレーニングを積んでから山登りをしてほしい」と注意を促す。
(2017/06/26 12:39)
治療・予防 2025/06/19 05:00
ビタミンD不足に注意
~小児のくる病(岡山済生会総合病院 田中弘之診療顧問)~
治療・予防 2025/06/18 05:00
かゆみの強い病変が多発
~結節性痒疹(防衛医科大学校病院 佐藤貴浩教授)~
治療・予防 2025/06/17 05:00
高血圧症、夏場の薬の効き過ぎに注意
~脳梗塞のリスクも~