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内視鏡の小型化や多機能化の進展に伴い、がん検診でもX線画像検査と併用する形で採用する自治体が増えている。大きく変わる内視鏡検査について、東京医科大病院(東京都新宿区)内視鏡センター部長の河合隆主任教授(消化器内視鏡学)に聞いた。
◇1センチ前後ならその場で切除
「現在の内視鏡は、胃や十二指腸の内壁の状態を画像として自由に見るだけでなく、がんの疑いのあるポリープや組織の異型を見つければ、内視鏡に内蔵したマジックハンドなどで、部分組織を採取したり進行状況を評価したりできる。さらに大腸内視鏡においては、直径1センチ前後までの大きさで形状に問題がなければ、その場で切除したりしてしまうことも可能だ」。河合教授は内視鏡検診のメリットをこう説明する。
(2018/02/04 16:00)
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