相原一 医師 あいはらまこと

東京大学医学部附属病院

東京都文京区本郷7-3-1

  • 眼科・視覚矯正科
  • 教授 科長

眼科

専門

緑内障・前眼部手術・神経生化学・生理活性脂質

医師の紹介

相原一医師は、東京大学医学部卒業後、カリフォルニア大学サンディエゴ校緑内障センターに留学しマウスの緑内障モデルの確立に携わる。また、大学院時代から緑内障眼圧下降薬として第一選択薬のプロスタグランジン関連眼圧下降薬の作用機序や新薬開発にも携わるなど、緑内障の診療・研究ともに権威である。帰国後、四谷しらと眼科の副院長を経て現在、東京大学眼科学の教授を務めている。現在は、眼圧制御機構の解明、緑内障性視神経障害の機序とその治療をテーマに研究を行っている。
診察では患者との対話を重視し、特に慢性疾患である緑内障患者のQOLを上げるよう心がけている。緑内障の点眼治療や手術に力を入れているが、それ以外の神経系の関わりが深い斜視、神経眼科分野の診療も行っている。

診療を受けるには

予約には、必ず紹介状を持参。特に他院でのデータがある場合は持参をお願いしたい。
緑内障外来は、月曜から金曜まで。外来ではグループ診療で複数の緑内障専門医が診療にあたっている。新患患者の受付は随時受け付けており、治療方針決定後、手術患者は緑内障外来での眼圧が術後安定するまで経過観察を行う。手術執刀医は緑内障専門医全員で行っている。点眼治療患者は方針決定後、主として近医、紹介医で長期治療を行い、必要に応じて再度緑内障外来で評価する。

医師プロフィール

1989年 東京大学医学部医学科卒業
1998年 東京大学大学院生化学細胞情報部門卒業 医学博士 
1998年 東京大学医学部眼科学教室 文部教官助手
2000年 カリフォルニア大学サンディエゴ校緑内障センター 臨床指導医
2001年 カリフォルニア大学サンディエゴ校緑内障センター 主任研究員
2003年 東京大学医学部眼科学教室 医学部専任講師
2012年 東京大学医学部眼科学教室 准教授
2012年 四谷しらと眼科副院長
2014年 東京医科歯科大学特任教授兼任
2015年 東京大学医学部眼科学教室 教授

所属学会

医学博士(東京大学)、日本眼科学会評議員、日本眼科学会指導医・専門医、日本緑内障学会理事長、日本神経眼科学会理事、日本眼薬理学会理事、日本近視学会理事、World Glaucoma Association 理事、Asia Pacific Glaucoma Society理事

主な著書

『眼手術学 6 緑内障』(2012年 文光堂)
『緑内障薬物治療ガイド (専門医のための眼科診療クオリファイ) 』(2012年 中山書店)
『緑内障診療ガイド』(2011年 中山書店)
(更新日:2024年9月18日)