頭部・顔面の外傷
頭部や顔面には眼、鼻、口などの器官や多数の血管・神経が含まれています。これらの器官は機能的に重要なだけでなく、外見的にも大きな影響を及ぼします。
■頭部・顔面外傷の特徴
頭部・顔面の皮膚は血流が豊富です。そのため、外傷のときには出血が多くなりますが、大量出血によるショック状態になることはまれです。
ただし、口腔(こうくう)内(口の中)の外傷では、呼吸困難を起こすことがあり、気道確保などの救急処置が必要なこともあります。眼球などの器官や血管・神経の損傷、または頭蓋骨(とうがいこつ)や顔面骨の骨折を伴うことがありますので、専門的な検査が必要なこともあります。
■頭部・顔面外傷の特徴
頭部・顔面の皮膚は血流が豊富です。そのため、外傷のときには出血が多くなりますが、大量出血によるショック状態になることはまれです。
ただし、口腔(こうくう)内(口の中)の外傷では、呼吸困難を起こすことがあり、気道確保などの救急処置が必要なこともあります。眼球などの器官や血管・神経の損傷、または頭蓋骨(とうがいこつ)や顔面骨の骨折を伴うことがありますので、専門的な検査が必要なこともあります。
(執筆・監修:埼玉医科大学 教授〔形成外科・美容外科〕 時岡 一幸)