眼窩内良性腫瘍〔がんかないりょうせいしゅよう〕
眼球突出が非常にゆっくりと進行し、眼球運動障害も後期にならないと出現しないことが多い病気です。
先天性腫瘍が徐々に進行して症状が出現しますが、視神経を直接圧迫したり視神経そのものから出たものでは、初期より視力障害や視野異常をうったえます。腫瘍の発生した組織により線維腫、血管腫、脂肪腫、皮様嚢腫(ひようのうしゅ)や奇形腫などがあります。
治療は、症状が進行し視機能障害が出てきたら腫瘍の摘出手術をおこないます。
先天性腫瘍が徐々に進行して症状が出現しますが、視神経を直接圧迫したり視神経そのものから出たものでは、初期より視力障害や視野異常をうったえます。腫瘍の発生した組織により線維腫、血管腫、脂肪腫、皮様嚢腫(ひようのうしゅ)や奇形腫などがあります。
治療は、症状が進行し視機能障害が出てきたら腫瘍の摘出手術をおこないます。
(執筆・監修:慶應義塾大学 教授〔眼科〕 根岸 一乃)