眼窩内悪性腫瘍〔がんかないあくせいしゅよう〕

 急激な眼球突出、眼球運動制限、結膜浮腫、眼瞼(がんけん)腫脹などの症状が起こります。

[診断]
 診断は発症経過、X線検査、CT(コンピュータ断層撮影)検査、MRI(磁気共鳴画像法)検査、核医学検査、全身検査、生化学、血液などの検査をおこない、その結果により判断します。悪性が疑われる場合は、試験切除に続いて、ただちに全摘出術や眼窩内容除去術の準備をしておこないます。

[種類]
 組織球性リンパ腫、リンパ肉腫、骨肉腫、横紋筋肉腫、平滑(へいかつ)筋肉腫などの眼窩内から起こるもの、網膜芽細胞腫、ぶどう膜悪性黒色腫、涙腺がんなど近接組織から進展したもの、交感神経芽細胞腫、肺がん、乳がんや多発性骨髄腫などの眼窩外からの転移があります。

[治療]
 腫瘍の種類、大きさなどによりさまざまです。腫瘍摘出、眼窩内容除去術、放射線療法や化学療法などの組み合わせでおこなわれます。
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