急性鼻炎〔きゅうせいびえん〕
おもにかぜによるウイルス感染や細菌感染により起こります。いわゆる鼻かぜの症状で、鼻閉(びへい)、くしゃみ、鼻漏(びろう)がおもな症状です。最初は、水様であった鼻漏が黄色で粘りけをおびることもあります。ほかに全身の倦怠(けんたい)感や発熱、さむけを感じることもあります。
治療は十分な休養と栄養を心掛け、必要に応じて消炎薬、場合により抗菌薬の内服をします。しっかりと治療しないと急性副鼻腔炎に移行する場合があるので注意が必要です。
治療は十分な休養と栄養を心掛け、必要に応じて消炎薬、場合により抗菌薬の内服をします。しっかりと治療しないと急性副鼻腔炎に移行する場合があるので注意が必要です。
(執筆・監修:日本赤十字社医療センター耳鼻咽喉科 部長 物部 寛子)