心臓電気生理検査(EPS検査)

 局所麻酔をして、足の付け根の静脈または動脈から心臓まで、電極がついた細いカテーテル(管)を入れ、心臓に電気刺激を与え、危険な不整脈が誘発されるかをみる検査です。不整脈の発生場所、重症度も判定できます。心電図などで異常があるとわかっている人に対しておこなわれます。不整脈の治療法を決めるうえで重要な検査です。
 不整脈が誘発された場合には、引き続きカテーテル治療(カテーテル心筋焼灼術)をおこなう場合もあります。

(執筆・監修:公益財団法人 榊原記念財団附属 榊原記念病院 常勤顧問 梅村 純)