脊柱側彎症〔せきちゅうそくわんしょう〕
背骨が側方に彎曲変形するものを脊柱側彎症と呼びます。思春期の女性に多くみられ、原因が不明のものを特発性側彎症といいます。ほかにも、先天的な背骨の変形により側彎をきたす先天性側彎症、まひに伴う側彎症などがあります。
特発性側彎症では、乳幼児期に発症するもの、学童期に発症するもの、思春期に発症するものがありますが、発症時期が早いもののなかには変形が進行するものがあり、注意が必要です。
X線検査で側彎の程度を定期的に計測し、変形の進行の程度を調べます。変形が中等度の場合には装具治療をおこないます。原則として終日装着しますが、経過により夜間のみの装着とすることもあります。変形が強い場合には手術で背骨の変形を矯正して固定します。
側彎症そのものは背骨の変形にすぎず、痛みやまひの原因となることはありませんので、軽い場合であれば心配する必要はありません。
特発性側彎症では、乳幼児期に発症するもの、学童期に発症するもの、思春期に発症するものがありますが、発症時期が早いもののなかには変形が進行するものがあり、注意が必要です。
X線検査で側彎の程度を定期的に計測し、変形の進行の程度を調べます。変形が中等度の場合には装具治療をおこないます。原則として終日装着しますが、経過により夜間のみの装着とすることもあります。変形が強い場合には手術で背骨の変形を矯正して固定します。
側彎症そのものは背骨の変形にすぎず、痛みやまひの原因となることはありませんので、軽い場合であれば心配する必要はありません。
(執筆・監修:日本赤十字社医療センター脊椎整形外科 顧問 久野木 順一)
他の病気について調べる
関連トピックス
-
治療・予防 2022/11/06 05:00
思春期の少女に多い脊柱側弯症 ~早期発見に有効なモアレ検査(慶応大学病院 渡辺航太准教授)~
-
治療・予防 2018/07/13 10:55
脊柱側彎症は進行する病気 早めに整形外科を受診して
-
病名から医師を探す
「ドクターズガイド」はこちら » - 外科に所属する医師はこちら »
- 整形外科に所属する医師はこちら »
- 総合診療科に所属する医師はこちら »
- 感染症科に所属する医師はこちら »
- リウマチ科に所属する医師はこちら »
- 形成外科に所属する医師はこちら »
- 脳神経外科に所属する医師はこちら »
- 神経内科に所属する医師はこちら »