【ビジネスワイヤ】臨床段階のバイオテクノロジー企業である米Memgenは、進行性・転移性かつ難治性の非小細胞肺がん患者に対し、腫瘍溶解性ウイルス療法のMEM-288を初めて人体対象として試験し、米国臨床腫瘍学会(ASCO)で最新の臨床データを発表した。フロリダ州Moffittがんセンターとの協働研究となる。本試験で登録された患者14人のうち、4人に腫瘍の収縮が確認され、2人には持続的な奏功が示された。Memgenのマーク・カントウェル(Mark・Cantwell)最高科学責任者(CSO)は「今後も複数の治療法と組み合わせながらMEM-288の活用を進めていく」と語った。(C)時事通信社