【ビジネスワイヤ】アルツハイマー病におけるタウたんぱく質について研究するTauRxファーマシューティカルズは、第3相LUCIDITY試験の事前指定分析結果を発表した。これは、脳の神経変性の確立されたバイオマーカーである神経フィラメント軽鎖(NfL)に対する、メシル酸ヒドロメチルチオニン(HMTM)の影響を測定したもの。NfLの結果は、HMTMが、アルツハイマー病の臨床的低下の根底にある神経変性を抑制することを示した。TauRxのクロード・ウィシック会長は「これらにより、アルツハイマー病患者に対する効果的な新たな治療選択肢の提供に一歩近づいた」と述べた。(C)時事通信社