【ビジネスワイヤ】武田薬品工業は、慢性炎症性脱髄性多発根神経炎(CIDP)の患者を対象とした維持療法としてのHYQVIA(遺伝子組み換えヒトヒアルロニダーゼ含有皮下注人免疫グロブリン10%)について、欧州医薬品庁(EMA)ヒト用医薬品委員会(CHMP)の肯定的意見を獲得したと発表した。第3相ADVANCE―CIDP1試験で、統計的に有意な再発率の減少という主要評価項目を満たしたことが評価された。同療法が承認された場合、CIDPの個々の患者に合わせて、自宅や職場で最大月1回の皮下投与で治療する選択肢が実現する。(C)時事通信社