厚生労働省は27日、特別養護老人ホーム(特養)など介護保険施設の居住費を月額1800円程度引き上げる方針を明らかにした。光熱水費の高騰を踏まえた。2024年8月から実施する。
 施設利用者は、原則としてサービス利用料の1割に加え、居住費や食費を負担する必要がある。月々の居住費は、特養では「ユニット型個室」で約6万1000円、相部屋(多床室)で約2万6000円となっている。居住費の負担がない生活保護受給者らは引き上げの対象外とする。 (C)時事通信社