こども家庭庁は13日、企業の従業員向けのベビーシッター割引券について、2024年度は約70万枚発行すると発表した。当初39万枚を予定していた23年度の1.8倍に増やし、仕事と子育ての両立を後押しする。
 割引券は、シッター利用料から1枚当たり2200円を割り引くもの。各企業の拠出金を財源とし、全国保育サービス協会を通じて発行、配布している。
 企業は協会に券を申請し、従業員数に応じた枚数をもらう。使い残しの券が企業にたまるのを防ぐため、一度に申請できる枚数の上限を減らすなどの対策も講じる。 (C)時事通信社