昨年の自殺者2万320人=過去2番目に少なく―厚労省確定値

厚生労働省は28日、警察庁の統計を基にした2024年の年間自殺者数(確定値)が2万320人だったと発表した。1月の暫定値より52人増えたが、前年より1517人減少。統計を開始した1978年以降では、19年(2万169人)に次ぐ少なさだった。
一方、小中高生は前年比16人増の529人、うち女性は同36人増の290人で、いずれも統計が残る80年以降で最多となった。
内訳は、男性が3年ぶりに前年を下回る1万3801人(1061人減)、女性は2年連続で減って6519人(456人減)だった。人口10万人当たりの自殺者数(自殺死亡率)は16.4人と前年より1.2人下がった。
年代別では50代(3799人)と40代(3214人)が3000人を超えた。
動機(複数計上)は、健康問題(1万2029人)が最も多く、経済・生活問題(5092人)、家庭問題(4297人)、勤務問題(2564人)と続いた。 (C)時事通信社
一方、小中高生は前年比16人増の529人、うち女性は同36人増の290人で、いずれも統計が残る80年以降で最多となった。
内訳は、男性が3年ぶりに前年を下回る1万3801人(1061人減)、女性は2年連続で減って6519人(456人減)だった。人口10万人当たりの自殺者数(自殺死亡率)は16.4人と前年より1.2人下がった。
年代別では50代(3799人)と40代(3214人)が3000人を超えた。
動機(複数計上)は、健康問題(1万2029人)が最も多く、経済・生活問題(5092人)、家庭問題(4297人)、勤務問題(2564人)と続いた。 (C)時事通信社
(2025/03/28 10:21)