福岡資麿厚生労働相は15日の閣議後記者会見で、外国人が医療や生活保護で不当に優遇されているという情報がSNS上で拡散されていることについて「医療費に占める外国人の割合が高いということはない。生活保護受給の扱いで外国人を優先することもない」と述べ、いずれも事実と異なるとの認識を示した。
 SNS上の外国人を巡る投稿では、20日投開票の参院選と絡めて「国民健康保険の保険料を年4000億円未納」「生活保護受給で優先される」といった根拠のない情報が広まっており、外国人差別を助長するとして問題視されている。 (C)時事通信社