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「障がいや疾患があっても学び合える場を作りたい!」だいかい大学のマンスリーサポーターを募集します!

一般社団法人ケアと暮らしの編集社
だいかい文庫を中心とした社会包摂型市民大学運営のため、23年6月からクラウドファンディングを開始します。

この度、ケアするまちをデザインする一般社団法人ケアと暮らしの編集社(兵庫県豊岡市、代表理事:守本陽一、以下ケアと暮らしの編集社)は、豊岡市で実施している社会包摂型市民大学みんなのだいかい大学(以下、みんなのだいかい大学)運営のため、マンスリークラウドファンディングを実施します。


「学び合い、"好き"をシェアする市民大学~みんなのだいかい大学~」とは


みんなのだいかい大学は、障がいや疾患のあるなしに関わらず、誰でも教え、学ぶことができる市民大学です。
 地方では、自分の趣味や特技を地域で知ってもらうことや共有する場が少ない状況にあります。豊岡市を含む但馬地域でも、ボランティアセンターはあるものの、障害や疾患がある人が表現活動できる場やそれをサポートする場はあまりありません。みんなのだいかい大学では、専門職等によるサポーターの後押しによって、誰でも自分の好きなことや興味のあることを表現できたり、地域の人と共有できる場をつくることができます。

 みんなのだいかい大学は、既に2023年1月から始まり、これまで全14回授業を行い、約70名の方々が参加しました。これまで、「メンタルヘルスについて語る会」「京都のまちを語る会」「メルカリを使ってみようの会」などの授業が実施されました。うつ病を罹患された方が体験談をお話しいただく会や視覚障害の方が目の見えない世界について語る会など、当事者にしか話せない話をしていただく授業も実施されています。今後も授業を企画する側も受ける側も関わる人が増えていくことで、但馬・豊岡のまち全体に学びと自己表現、ケアの場が増えていくと考えています。

“みんなのだいかい大学”のマンスリーサポーターを募集を始める背景


 今現在も、5名以上の方がみんなのだいかい大学の講師をしたいとの声をいただいています。そのなかには、障がいや疾患を抱えている方もおり、その疾患や障がいをテーマに授業を企画される方もいます。より多くの講座を実施するため、みんなのだいかい大学の企画を行うための時間と人員がさらに必要になりました。
 そこで、マンスリーファンディングでサポーターを集めることで、講座の回数を増やして地域の多様な人が表現できる機会をつくります。

マンスリークラウドファンディングについて


 マンスリークラウドファンディングとは、継続寄付者(マンスリーサポーター)を募集するためのクラウドファンディングのことです。継続寄付者を増やすことで、活動を継続的に実施することができます。

期間:2023年6月19日から7月30日まで
目標:マンスリーサポーター50人
クラウドファンディングの費用の使用目的:
・だいかい大学の企画運営に掛かる人件費
・だいかい大学の企画にかかる会場費・材料費
・だいかい大学の広報費
・だいかい大学の活動継続と内容の充実

クラウドファンディング詳細・支援はこちらから:
https://syncable.biz/campaign/4542

代表理事よりメッセージ



代表理事/医師 守本 陽一
私は医師として働く中で、病気がないだけではない「健康」や「ウェルビーイング」とはなんなのか考えてきました。居場所や生きがい、役割といった信頼や表現活動がその一つなのではないか。そう思ったときに医師がコミュニティを処方する「社会的処方」の取り組みを知りました。そこで、社会的処方の拠点として、だいかい文庫を開設しました。困難を抱えている人もそうでない人も、既存の医療福祉サービスを使っている人もそうでない人も、本が好きであれば誰もが集うことができる図書館型の地域共生拠点を目指して、2020年より運営を続けてきました。だいかい文庫を続けている中で、困難に直面した方々がだいかい文庫でのつながりを通じて回復し、自らの表現ができるようになっていく姿が本当に嬉しかったのを覚えています。だいかい文庫のある但馬地方は、田舎であり、表現の場はまだまだ少ないのが現状です。さらに障害や疾患、困難を抱えている方はさらに自分を表現する機会が減ってしまいます。そこで、多様な市民の表現をさらに後押しできる機会を作りたいと思い、だいかい大学を作ることにしました。だいかい大学ではサポーターとともに、うつ病を抱えた方の当事者体験を話す講座や目の見えない人が目の見えない世界を話す講座を開催してくれています。みなさんのご支援をいただきながら、さらに活動を推し進めていきたいと思っております。応援よろしくお願い致します。

ケアと暮らしの編集社について



街に暮らすことで気づいたら「Well-being」になっている社会を目指し、市民と医療福祉専門職が当事者性を持ち、関係性を超えて協働して、ケアするまちをデザインすることで、誰もがつながりや表現ができる地域社会を作ります。

所在地:兵庫県豊岡市中央町6-1
代表者:代表理事 守本陽一
公式サイト:https://carekura.com
メールアドレス:info@carekura.com
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