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【メンタルヘルスに関する調査】30代以下は約半数がケアしていると回答、関連サービスの利用経験は「医療機関」に次いで「オンラインカウンセリング」が2位(Appliv調べ)

ナイル株式会社
10代~60代男女614人のメンタルヘルスケア事情に関する調査

ナイル株式会社(本社:東京都品川区、 代表取締役社長:高橋飛翔、 以下ナイル)が運営するスマートフォンユーザー向けアプリ情報メディア「Appliv(アプリヴ)」にて、10代~60代の男女614人を対象に、2023年8月16日~8月24日の期間で、メンタルヘルスケアに関するアンケート調査を実施しました。


■調査結果
約8割が日頃からメンタルヘルスケアを行っていない、最も実施している年代は20代

メンタルヘルスケアは日常的に「必要がない」が4割超、一方で課題感も

利用経験があるサービス1位は「医療機関」、2位は「オンラインカウンセリング」

メンタル不調を感じた際に取る行動、「休息をとる」が最多

最も効果的な方法は「身近な人に相談」、約4割が悩みを誰かに打ち明けることが効果ありと回答



■調査背景
新型コロナウイルスの影響で、メンタルヘルスケア関連のサービスに注目が集まっています。新しいサービスも登場するなか、日頃どのようにメンタルケアを行っているのでしょうか。
Applivでは10代~60代の男女614人にアンケート調査を実施し、メンタルヘルスケアの実行割合、メンタルが不調の際の行動、メンタルヘルスケア関連サービスの利用経験などに関する結果を公開します。
https://app-liv.jp/articles/144777/

■約8割が日頃からメンタルヘルスケアを行っていない
日頃からメンタルヘルスケアを行っているかを尋ねたところ、最も多かったのは「行っていない(54.9%)」で半数以上を占める結果となりました。

「常に行っている」と回答したのは19.1%、「不調時などに行っている」は26.9%であることから、全体の約8割の人が日常的にメンタルヘルスケアを行っていないようです。

この結果を年代別に見てみると、日常的にメンタルヘルスケアを行っている割合が最も高いのは20代(35.8%)、不調時にメンタルヘルスケアを行う割合が最も高いのは10代(30.2%)でした。

全体でケアを行っている割合が高いのは30代以下で、40代以上ではメンタルヘルスケアを行っていない割合が6割を超えています。

■メンタルヘルスケアは日常的に「必要がない」が4割超、一方で課題も
メンタルヘルスケアを日常的に行っていないと回答した497人に、その理由を聞いてみると、回答数が最も多かったのは「特に必要ないと考えているから(42.7%)でした。

2番目は「メンタルヘルスの問題に対する理解が不足しているから(10.9%)」、3番目は「忙しさや時間の都合でケアをする時間を確保できないから(10.3%)」となっています。

メンタルヘルスの重要性についての認識が低く、自身をケアする必要性を感じないことが最も多い理由ですが、ケアをする時間が無いこと、情報や知識不足、不安など、様々な要素が組み合わさり、習慣化を阻んでいる可能性が高いのではないかと考えられます。

■利用経験があるサービス1位は「医療機関」、2位は「オンラインカウンセリング」
メンタルヘルスケア関連のサービスの利用経験を聞いたところ、「ある」と回答したのは全体の41.5%となっており、半数以上はメンタルヘルスケア関連のサービスを利用したことがないようです。

利用経験者に、今までに利用したことがあるメンタルヘルスケア関連サービスを尋ねた結果、最も多かったのは、「精神科・心療内科の医療機関(126人)」でした。

2番目は「オンラインカウンセリング(75人)」で、時間の柔軟性や、自分が好きな場所で専門家のカウンセリングを受けることができ、ウェブやアプリなどを通じて気軽に利用できることから、利用者が増えていると考えられます。

■メンタル不調を感じた際に取る行動、「休息をとる」が最多
メンタルの不調を感じた際にどのようなことをしますか?と聞いたところ、何かしら行動を取った人は614人中435人でした。メンタルヘルスケアへの関心が低いものの、不調を感じた際に7割の人が回復させるために行動を取っているようです。

メンタルの不調を感じた時に取る行動として多いものTOP3は、1位「休息をとった(187人)」、2位「友人、家族、同僚など身近な人に相談した(180人)」、3位「自分の好きなことや趣味に取り組む時間を作った(150人)」という結果になりました。

心身ともに疲労回復させることや、身近な人に自身の感情を共有し心の安定を図ることなど、ストレスや心の負荷を軽減するために行動する人が多いことがわかります。

■最も効果的なメンタル回復方法は「身近な人に相談」、約4割が悩みを誰かに打ち明けることが効果ありと回答
メンタルが不調時に取った行動のうち、最も効果を実感できた方法を調べた結果、1位「友人、家族、同僚など身近な人に相談した(54.4%)」、2位「自分の好きなことに取り組む時間を作った(48.7%)」、3位「心療内科医やカウンセラーなどの専門家に相談した(46.9%)」でした。

身近な人以外にも、専門家や匿名で誰かに相談することを選んだ人は、全体の4割近くを占めていました。メンタルの不調を感じた際は1人で抱え込まず、誰かに話したり相談したりすることが効果的だと考えられます。第3者の立場の人に自身の意見を聞いてもらい、新たな意見を聞くことで、心の負担が軽減される可能性が高いのではないでしょうか。


オンラインカウンセリングやメンタルヘルスケア関連のアプリに興味がある人は、こちらも参考にしてみてください。
対人関係・人間関係の悩み https://app-liv.jp/health/mental/1339/
気分・感情のコントロール/管理 https://app-liv.jp/health/mental/2796/
ストレス・気分を管理/チェック https://app-liv.jp/health/mental/1342/


■調査概要
調査対象:全国の10~60代の男女 614人
調査機関:株式会社ジャストシステム
調査方法:インターネット調査
調査期間:2023年8月16日~2023年8月24日
有効回答数:614人
◇性別
男性:313人
女性:301人
◇年齢
15歳~19歳  106人
20歳~29歳  109人
30歳~39歳  99人
40歳~49歳  98人
50歳~59歳  94人
60歳~69歳  108人


Applivはこれからも、ユーザーにとって「自分の目的に合ったアプリと出会えるサービス」として、スマートフォンを通じ、人生を豊かにする新しい情報体験を届けてまいります。


【Applivについて】


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URL:https://app-liv.jp

【ナイル株式会社について】
社名:ナイル株式会社
住所: 東京都品川区東五反田1丁目24-2 JRE東五反田一丁目ビル7F
設立: 2007年1月15日
代表者: 代表取締役社長 高橋 飛翔
資本金:3,632,826,805円(資本準備金等含む)
事業内容: ホリゾンタルDX事業、自動車産業DX事業
URL: https://nyle.co.jp/

【本件に関する取材などのお問い合わせ先】
ナイル株式会社 ホリゾンタルDX事業本部 メディア&ソリューション事業部(担当:中村)
TEL:03-6409-6805
E-mail:media@app-liv.jp

【本データに関するお願い】
1 データはご自由に引用可能です。情報の出典元として、「Appliv(アプリヴ)」の名前を明記してください。
2 出典元として、以下のURLへのリンクを設置してください。
  https://app-liv.jp/articles/144777/
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