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【イベントレポート】COCOLONインドアお花見は重症児家族10組28名が参加し盛況に終了!シェフのお花見ランチも好評。

特定非営利活動法人EPO
重症心身障がい児と家族・きょうだい・支援者みんなのコミュニティ【COCOLON】を運営する特定非営利活動法人EPO(東京都江戸川区、代表:齋藤えりか)は、2024年4月29日(月・祝)にCOCOLON BASE(東京都江戸川区)でインドアお花見を開催しました。
10組28名が参加したイベントの開催レポートを発表します。



COCOLONインドアお花見
重症心身障がい児は、トイレや電源の確保が難しい外や公園でお花見をすることが難しく、春の不安定な気候で長時間の外出をすることは体調の管理が心配だという声も聞きます。
そのため、おむつ交換室や電源の心配のない屋内に桜を飾り、家族同士で集まって交流できる機会になり、シェフが作る温かくておいしいランチを堪能できるイベントを開催しました。

4月29日(月・祝)に開催したイベントには、重症心身障がい児とその家族10組28名が参加し、会場内にマットやピンク色のシートを敷いてお花見の雰囲気を楽しみました。

イベント開始時
11:00 イベントスタート

シェフからのご挨拶
理事長の齋藤えりかと、
摂食・嚥下障害看護認定看護師、さらにシェフのご挨拶が終わると、桜のシロップをソーダで割った桜ドリンクを手に全員で乾杯!



前菜はタコと新ジャガイモのマリネ、テリーヌ、自家製パンのオープンサンドの盛り合わせとミートボールのトマト煮。前菜がテーブルに運ばれた時点で見た目の美しさに会場からは感嘆の声が上がりました。

前菜の盛り合わせ
ミートボールのトマト煮

家族と同じ食べ物でペースト食を
インドアお花見のもう一つのテーマは「とろみ剤不使用のペースト食」。
シェフも胃ろうから食事を摂取する重症心身障がい児のお子様の父であり、普段から自宅で実践している食材の水分量とスープやだしのみで調整したペースト食が、胃ろうや経口摂取でペースト加工が必要なお子様に提供されました。

このペースト食は家族が食べているものと同じ味であり、食べ比べても非常においしく、「いつもより食べ進みが良い」「いつもよりたくさん食べることができた」とご家族より大好評でした。

前菜のペースト食(とろみ剤不使用)
グラタンのペースト食も家族と同じものを食べました。
メインの料理はどれ?
ホタルイカとタケノコのパスタ、エビときのこのグラタン、ローストポーク。次々と出てくるメイン料理はどれもおいしく、品数が多くてお腹がいっぱい、でも食べたい!とお腹も心も満たしてくれるランチでした。

ローストポーク
バスク風チーズケーキ
桜のブランマンジェ
デザートはバスク風チーズケーキと桜のブランマンジェ。お子様も大人と同じ1切れを食べてしまうほど、チーズケーキが気に入ってくれたようでした。

14:30 イベント終了&写真撮影
予定より少し伸びて14:30頃からは、桜を飾った会場内で記念写真を撮影しました。
同じ机を囲んでいたご家族は仲良くなり、一緒に撮影することもありました。
お子様と一緒に家族で出かける楽しみもありつつ、ママ友・パパ友と交流しながら話をする機会にもなり、最後の写真撮影時の交流はイベントを開催したことの意義を感じる時間でもありました。

家族同士の交流
記念の家族写真
記念の家族写真

記念の家族写真
記念の家族写真
記念の家族写真