医療・医薬・福祉

スペラファーマ株式会社が開発したキラルホスフィン配位子 Skewphos誘導体が、東京化成工業株式会社様とのタイアップにより製品化されました。

アステナホールディングス株式会社

スペラファーマ株式会社(本社:大阪市淀川区、代表取締役社長:岩城 慶太郎)はキラル技術、特に金属触媒を用いた不斉触媒技術では世界トップレベルにあり、市販されていない独自の配位子を含めて約300種類以上の不斉配位子をストックし、触媒のスクリーニングに広く活用しています。

これらの独自の不斉配位子の中で特に有用なものにつきましては、お客様にも広くご利用いただくために試薬メーカーから市販されています。既に富士フイルム和光純薬株式会社様からは、キラルホスフィン配位子としてビナフチル骨格を持つDTBM-BINAP及びDADMP-BINAPが販売されています。
▶ご参考資料:和光純薬時報 Vol.80 No.1(2012年1月号)
https://labchem-wako.fujifilm.com/jp/journal/docs/jiho801.pdf

この度、新たに東京化成工業株式会社様とのタイアップにより、Skewphos(2,4-Bis(diphenylphosphino)pentane)骨格を持つキラルホスフィン配位子3種(東京化成工業株式会社 製品コード:P2852P2853P2854)が製品化されました。
▶ご参考資料:東京化成工業株式会社 パンフレット
https://www.tcichemicals.com/assets/brochure-pdfs/Brochure_RR184_J.pdf

これまでにも、Skewphos誘導体を配位子とすることで、デヒドロアミノ酸類(Scheme1, B. E. Hanson et al. Tetrahedron:Asymmetry 1990, 1, 913. )や多様な官能基を有するアクリル酸類(Scheme 2, S. Bachmann et al. Org. Process Res. Dev. 2013, 17, 1451. )の高エナンチオ選択的な不斉水素化が可能となりました。
ぜひ、お客様の不斉触媒反応にご利用ください。

上記の不斉触媒技術以外にもスペラファーマ株式会社のCMC研究本部 原薬担当部門は、世界トップレベルの医薬品開発技術と確かな品質で、“グローバル申請の要件を満たす「ゼロ」からの原薬製造法の開発”と“前臨床から販売承認取得まで、シームレスで一貫性のある原薬の製造プロセス・品質設計”を提供しております。

▶スペラファーマ株式会社の技術・実績紹介について
https://www.spera-pharma.co.jp/technology/


■【本件に関するお問い合わせ先】
スペラファーマ株式会社 お問い合わせフォーム
https://www.spera-pharma.co.jp/inquiry/ 



■【スペラファーマ株式会社 会社概要】

会社名:スペラファーマ株式会社
所在地:大阪府大阪市淀川区十三本町二丁目17番85号(武田薬品工業 大阪工場内)
代表者:代表取締役社長 岩城 慶太郎
設 立:2017年(平成29年)4月20日
U R L :https://www.spera-pharma.co.jp/
事業内容:医薬品のCMC研究開発及び製造受託事業
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