除細動器連携アプリで救急救命士の業務負荷を軽減 救急レポート作成支援システム「CodeMate」を販売開始
旭化成株式会社
旭化成ゾールメディカル株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:田中 孝之、以下「旭化成ゾールメディカル」)は、旭化成株式会社(本社:東京都千代田区、社長:工藤 幸四郎、以下「旭化成」)デジタル共創本部と連携し、救急救命士の業務効率化を支援するアプリ「CodeMate(コードメイト)」を開発しました。2024年1月31日(水)より国内の自治体などを対象に販売を開始いたします。本アプリについては、多様な事業バックグラウンドを持つ旭化成のデジタル共創本部がプロジェクト初期から連携し、事業開発やソフトウェア領域のノウハウを活かして開発を支援しました。
CodeMateは、当社が販売する携帯型モニタリング機能付き除細動器「X Series(TM)」と連携するアプリで、X Seriesで取得した心電図等のデータを参照し、救急救命士が搬送先の病院および所属の消防署へ提出する報告書を効率的に作成できます。本アプリケーションは2023年10月より千葉県袖ケ浦市消防本部、11月より宮崎県延岡市消防本部にて試験的に導入されています。
近年、国内では高齢化などにより救急医療の需要が増大し、これに伴って救急救命士の業務量の増大が課題となっています。当社は、救急救命医療における各種製品を販売しており、ユーザーである救急救命士の方々から業務上の課題やニーズを伺ってきました。これまで現場において、搬送先病院への到着時には病院への輸送証、帰署後には所属する消防署への報告書を、救命活動の合間にそれぞれ手書きやPCで作成していました。また、重複する内容を二種類の書類にそれぞれ記載する必要があり、大きな業務負担となっていることが分かりました。
このたび、こうした書類作成業務を支援するソリューションとして、CodeMateを開発いたしました。CodeMateを使用すると、救急車内でタブレット型端末などによりアプリ上で輸送証・報告書を作成することができます。その際、共通する入力項目は自動的に二種類の書類に反映されます。
また、従来は除細動器で取得された搬送者の心電図等のデータをUSBメモリなどに移してパソコンで参照し、手書きで記載する必要がありました。CodeMateはX Seriesとデータ連携が可能で、Wi-Fi環境があれば X Seriesとタブレットやスマートフォンなどのモバイル端末を接続し、必要な除細動器データの時刻を選択いただくことで、データが自動入力されます。これにより、書類作成にかかる手間と時間を削減し、救急救命士の業務負担の軽減と活動の効率化に貢献します。なお、他社の除細動器であっても、アプリ上でレポートを作成する基本機能はご使用いただけます(一部機能制限あり)。
本アプリケーションは、2023年より千葉県袖ケ浦市消防本部、宮崎県延岡市消防本部にて試験的に活用いただいており、2024年1月31日(水)より、国内の自治体などを対象に販売開始いたします。
また、2024年2月1日(木)~2日(金)に開催される「第32回全国救急隊員シンポジウム 名古屋2024」において、CodeMateの展示とデモンストレーションを実施いたします。
今後は、自治体ごとのニーズに合わせ、他のデータやシステムとの連携なども視野に入れ、業務に貢献する機能の拡充を進める予定です。
サービス導入・検討に関するお問い合わせ先
旭化成ゾールメディカル株式会社
救命医療機器事業本部 営業企画部製品課(中村)
TEL: 03-6205-4544
E-MAIL:tnakamura@zoll.com
旭化成株式会社
デジタル共創本部 DX経営推進センター(大岡)
E-MAIL:ooka.sb@om.asahi-kasei.co.jp
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旭化成ゾールメディカル株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:田中 孝之、以下「旭化成ゾールメディカル」)は、旭化成株式会社(本社:東京都千代田区、社長:工藤 幸四郎、以下「旭化成」)デジタル共創本部と連携し、救急救命士の業務効率化を支援するアプリ「CodeMate(コードメイト)」を開発しました。2024年1月31日(水)より国内の自治体などを対象に販売を開始いたします。本アプリについては、多様な事業バックグラウンドを持つ旭化成のデジタル共創本部がプロジェクト初期から連携し、事業開発やソフトウェア領域のノウハウを活かして開発を支援しました。
CodeMateは、当社が販売する携帯型モニタリング機能付き除細動器「X Series(TM)」と連携するアプリで、X Seriesで取得した心電図等のデータを参照し、救急救命士が搬送先の病院および所属の消防署へ提出する報告書を効率的に作成できます。本アプリケーションは2023年10月より千葉県袖ケ浦市消防本部、11月より宮崎県延岡市消防本部にて試験的に導入されています。
近年、国内では高齢化などにより救急医療の需要が増大し、これに伴って救急救命士の業務量の増大が課題となっています。当社は、救急救命医療における各種製品を販売しており、ユーザーである救急救命士の方々から業務上の課題やニーズを伺ってきました。これまで現場において、搬送先病院への到着時には病院への輸送証、帰署後には所属する消防署への報告書を、救命活動の合間にそれぞれ手書きやPCで作成していました。また、重複する内容を二種類の書類にそれぞれ記載する必要があり、大きな業務負担となっていることが分かりました。
このたび、こうした書類作成業務を支援するソリューションとして、CodeMateを開発いたしました。CodeMateを使用すると、救急車内でタブレット型端末などによりアプリ上で輸送証・報告書を作成することができます。その際、共通する入力項目は自動的に二種類の書類に反映されます。
また、従来は除細動器で取得された搬送者の心電図等のデータをUSBメモリなどに移してパソコンで参照し、手書きで記載する必要がありました。CodeMateはX Seriesとデータ連携が可能で、Wi-Fi環境があれば X Seriesとタブレットやスマートフォンなどのモバイル端末を接続し、必要な除細動器データの時刻を選択いただくことで、データが自動入力されます。これにより、書類作成にかかる手間と時間を削減し、救急救命士の業務負担の軽減と活動の効率化に貢献します。なお、他社の除細動器であっても、アプリ上でレポートを作成する基本機能はご使用いただけます(一部機能制限あり)。
本アプリケーションは、2023年より千葉県袖ケ浦市消防本部、宮崎県延岡市消防本部にて試験的に活用いただいており、2024年1月31日(水)より、国内の自治体などを対象に販売開始いたします。
また、2024年2月1日(木)~2日(金)に開催される「第32回全国救急隊員シンポジウム 名古屋2024」において、CodeMateの展示とデモンストレーションを実施いたします。
今後は、自治体ごとのニーズに合わせ、他のデータやシステムとの連携なども視野に入れ、業務に貢献する機能の拡充を進める予定です。
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(2024/01/30 11:00)
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