特定非営利活動法人トイミッケは、さまざまな事情で突然住まいを失った方へ市民の力×ICTで緊急支援を可能とする「せかいビバーク」を協働事業として推進。
特定非営利活動法人トイミッケ
東京・埼玉でスポットは44箇所まで拡大し、新たなセーフティネットのかたちを実現
特定非営利活動法人トイミッケ( https://toimikke.org/ )(代表:佐々木大志郎)は、不安定就労の増加・経済的困窮を遠因にした家庭環境悪化などを背景に、突然その日の夜を安心して過ごす場所を失い、都市の中で立ち往生される方を支援するため、専用アプリと専用パッケージを開発。ご協力いただく都内さまざまな飲食店・書店・商店・寺院などへ提供し、一泊宿泊&翌日支援を複数の入り口から可能とするプロジェクト「せかいビバーク」( https://sekaibivouac.jp/ ) を一般社団法人つくろい東京ファンド( https://tsukuroi.tokyo/ )との協働事業として展開することをお知らせします。
■2021年より広がる「せかいビバーク」とは?
コロナをきっかけに、より顕在化した日本の貧困。中でもスポットワークアプリなど不安定な仕事で生計を立てながら、ネットルームなどの不安定な居所にいらっしゃる方が増加し、こうした方が突然に「今日の居場所」を失うケースが増加しています。
この状況について、広く市民とITの力を借りながら対応出来ないだろうか。そうした発想から一般社団法人つくろい東京ファンドとして「受付用相談アプリ」と「緊急支援パッケージ」を開発。
緊急支援パッケージには、
1.今夜一泊分の緊急宿泊ができるもの
2.一食分の食事ができるもの
3.相談機関まで移動ができるもの
4.乾電池式モバイルバッテリー
5.利用ガイド&相談先リスト
がレターパック大の封筒にセットされており、これを各地域の飲食店や書店、商店(不動産屋)、お寺や教会、非支援系のNPOなどに設置して「駆け込み寺(受け取りスポット)」になって頂き、その旨と場所をウェブサイトで公開。
今日住まいを失った方がそこへたどり着けば、スポット側は「受付用相談アプリ」を使うだけで受付を完了、来られた方が緊急支援パッケージを受け取ることで、その中身を使ってその夜を安全に過ごし、翌日支援団体や公的支援につながることを実現するプログラムです。
都市の中に一般市民とITCの力で「駆け込み寺」を作る本プログラムは「せかいビバーク」の名称で2021年10月頃よりスタート。現在東京・埼玉にて受け取りスポット44カ所・利用はのべ410件(2023年末現在)となっています。
そして2023年より通信の貧困と緊急アウトリーチをミッションとする私たち「特定非営利活動法人トイミッケ」との協働事業となり、更なる地域拡大を目指していきます。
■拡大する「突然住まいを失う方」へ対応するため
スポットワークアプリやフードデリバリーの日払いで稼ぎ、その稼ぎを使ってネットルームに宿泊するかたちで、日々自転車操業的に生活されている(生活出来ている)広い意味でのホームレス状態の方々が増加しているにも関わらず、見えにくくなっています。
「不安定の安定」から突然路上に陥る方の流れ
数については、2023年1月の全国ホームレス実態調査で、全国のホームレス状態の方の人数は3065人(調査開始以降最小)。ですが、これらは日中路上にいる方を目視で数えているにすぎず、コロナ前ですら、2018年東京都の調査において都内の住居喪失不安定就労者(いわゆるネカフェ難民)は既に推計約4000人。
2020年3月以降、私達が都内支援者&支援団体と連携して実施している「緊急かけつけ支援」では2000人以上からSOS&相談対応しており、かなり暗数があると考えられます。
彼らは「不安定な仕事→不安定な居所→不安定な仕事→」のサイクルさえまわっていれば、ある意味「不安定に安定」しており、その時点では困っていません。そのことが私達支援団体のアウトリーチを困難にしているといえます。
以上の課題にアプローチするため、私達は更に「せかいビバーク」を展開していく予定です。
■「せかいビバーク」の公式サイトはこちら
https://sekaibivouac.jp/
■実施団体について
●特定非営利活動法人トイミッケ
既存の公的支援になじみにくく、社会的に孤立した生活困窮者等を対象として、現代においては生活インフラとなっている通信問題に着目し、 IT 技術等を駆使しながら時機に即した形で当事者につながり、支援を届ける事業を展開することで、迅速な課題解決に努め、一人も取り残さない社会づくりに寄与することを目的とするNPOです。
https://toimikke.org/
●一般社団法人つくろい東京ファンド
一般社団法人つくろい東京ファンドは、2014年6月、「市民の力でセーフティネットのほころびを修繕しよう!」を合言葉に、東京都内で生活困窮者の支援活動をおこなってきた複数の団体のメンバーが集まり設立しました。現在住まいを失った方を対象としたシェルターの運営、東京アンブレラ基金など、さまざまなプロジェクトを展開しています。
https://tsukuroi.tokyo/
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東京・埼玉でスポットは44箇所まで拡大し、新たなセーフティネットのかたちを実現
特定非営利活動法人トイミッケ( https://toimikke.org/ )(代表:佐々木大志郎)は、不安定就労の増加・経済的困窮を遠因にした家庭環境悪化などを背景に、突然その日の夜を安心して過ごす場所を失い、都市の中で立ち往生される方を支援するため、専用アプリと専用パッケージを開発。ご協力いただく都内さまざまな飲食店・書店・商店・寺院などへ提供し、一泊宿泊&翌日支援を複数の入り口から可能とするプロジェクト「せかいビバーク」( https://sekaibivouac.jp/ ) を一般社団法人つくろい東京ファンド( https://tsukuroi.tokyo/ )との協働事業として展開することをお知らせします。
■2021年より広がる「せかいビバーク」とは?
コロナをきっかけに、より顕在化した日本の貧困。中でもスポットワークアプリなど不安定な仕事で生計を立てながら、ネットルームなどの不安定な居所にいらっしゃる方が増加し、こうした方が突然に「今日の居場所」を失うケースが増加しています。
この状況について、広く市民とITの力を借りながら対応出来ないだろうか。そうした発想から一般社団法人つくろい東京ファンドとして「受付用相談アプリ」と「緊急支援パッケージ」を開発。
緊急支援パッケージには、
1.今夜一泊分の緊急宿泊ができるもの
2.一食分の食事ができるもの
3.相談機関まで移動ができるもの
4.乾電池式モバイルバッテリー
5.利用ガイド&相談先リスト
がレターパック大の封筒にセットされており、これを各地域の飲食店や書店、商店(不動産屋)、お寺や教会、非支援系のNPOなどに設置して「駆け込み寺(受け取りスポット)」になって頂き、その旨と場所をウェブサイトで公開。
今日住まいを失った方がそこへたどり着けば、スポット側は「受付用相談アプリ」を使うだけで受付を完了、来られた方が緊急支援パッケージを受け取ることで、その中身を使ってその夜を安全に過ごし、翌日支援団体や公的支援につながることを実現するプログラムです。
都市の中に一般市民とITCの力で「駆け込み寺」を作る本プログラムは「せかいビバーク」の名称で2021年10月頃よりスタート。現在東京・埼玉にて受け取りスポット44カ所・利用はのべ410件(2023年末現在)となっています。
そして2023年より通信の貧困と緊急アウトリーチをミッションとする私たち「特定非営利活動法人トイミッケ」との協働事業となり、更なる地域拡大を目指していきます。
■拡大する「突然住まいを失う方」へ対応するため
スポットワークアプリやフードデリバリーの日払いで稼ぎ、その稼ぎを使ってネットルームに宿泊するかたちで、日々自転車操業的に生活されている(生活出来ている)広い意味でのホームレス状態の方々が増加しているにも関わらず、見えにくくなっています。
「不安定の安定」から突然路上に陥る方の流れ
数については、2023年1月の全国ホームレス実態調査で、全国のホームレス状態の方の人数は3065人(調査開始以降最小)。ですが、これらは日中路上にいる方を目視で数えているにすぎず、コロナ前ですら、2018年東京都の調査において都内の住居喪失不安定就労者(いわゆるネカフェ難民)は既に推計約4000人。
2020年3月以降、私達が都内支援者&支援団体と連携して実施している「緊急かけつけ支援」では2000人以上からSOS&相談対応しており、かなり暗数があると考えられます。
彼らは「不安定な仕事→不安定な居所→不安定な仕事→」のサイクルさえまわっていれば、ある意味「不安定に安定」しており、その時点では困っていません。そのことが私達支援団体のアウトリーチを困難にしているといえます。
以上の課題にアプローチするため、私達は更に「せかいビバーク」を展開していく予定です。
■「せかいビバーク」の公式サイトはこちら
https://sekaibivouac.jp/
■実施団体について
●特定非営利活動法人トイミッケ
既存の公的支援になじみにくく、社会的に孤立した生活困窮者等を対象として、現代においては生活インフラとなっている通信問題に着目し、 IT 技術等を駆使しながら時機に即した形で当事者につながり、支援を届ける事業を展開することで、迅速な課題解決に努め、一人も取り残さない社会づくりに寄与することを目的とするNPOです。
https://toimikke.org/
●一般社団法人つくろい東京ファンド
一般社団法人つくろい東京ファンドは、2014年6月、「市民の力でセーフティネットのほころびを修繕しよう!」を合言葉に、東京都内で生活困窮者の支援活動をおこなってきた複数の団体のメンバーが集まり設立しました。現在住まいを失った方を対象としたシェルターの運営、東京アンブレラ基金など、さまざまなプロジェクトを展開しています。
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(2024/01/30 11:10)
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