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フェムテックの法人向けサービス「ケアフル」が女性従業員の月経症状緩和を目指すべく、「月経プログラム」をリリース

株式会社nanoni
フェムテックの法人向けサービス「carefull(ケアフル)」を提供する株式会社nanoni(本社:東京都港区、代表取締役:張聖、以下当社)は、女性従業員のための「月経プログラム」を3月8日の国際女性デーにあわせて提供開始することをお知らせします。



「月経プログラム」提供開始の背景

国際女性デー(International Women's Day)は、毎年3月8日に女性の権利と平等を祝う国際的な日として、女性に関する様々な課題に焦点を当て、女性の権利向上と平等を促進するための機会となっています。

女性は月経周期において、ホルモンの変動が生じます。この周期的な生理に伴う体調の不調や不快な症状は、多くの女性が経験するものであり、これを「月経困難症」と呼びます。生理痛、イライラ、過度な疲労感などがその代表的な症状とされています。この月経随伴症状が仕事に影響すると感じている女性は86%もいます。(※1)また、このような月経の症状は、年間4911億円にのぼる経済損失にもつながっています。(※2)

一方で、生理痛のために婦人科を受診した経験を聞くと、72.4%は「行ったことはない」と答えています。(※3)実際、法人向けに女性の健康課題支援を行ってきたケアフルでは、女性社員から以下のような悩みが寄せられてきました。

「月によって波はあるがひどい時だと生理の1週間前からすごくだるく、集中力も続かなくて意識しててもいつもよりミスが多かったり、分かっていても改善できないことがもどかしい。」



「不調と受診が必要な病気のラインが曖昧なので、こういう症状が出たら病院で相談して等々のアドバイスが欲しい。」



こうした女性当事者の声を受け、この度ケアフルでは女性従業員の月経症状への理解と対応を促進するため、「月経プログラム」をリリースしました。
ぜひ、本プログラムをお試しいただき、女性従業員の生産性と満足度を向上させるお手伝いができれば幸いです。

ケアフル「月経プログラム」とは

「月経プログラム」はケアフルを導入されている企業の従業員であれば、どなたでもすべて無料でご利用いただける、従業員の方向けのプログラムです。

<月経プログラムの概要>
「月経タイプ診断」を行い、あてはまる月経に伴う症状を選んでいただきます。

「月経タイプ」や症状に合わせ、パーソナライズした対処法をお送りいたします。


診断結果に応じてセルフケアの内容を提案することで、従業員ひとりひとりの症状に合わせた健康増進のサポートを実現します。

ケアフルの導入に興味がある企業様からのお問い合わせ:https://forms.gle/3XynDw6HvsEajky36

株式会社nanoni代表・張からのコメント

現代女性の月経回数は約450回と言われています。ただし、わずか100年前までは一生涯に経験する月経回数は約50回程度でした。月経の開始年齢が早まり、晩産化や出産回数の減少などの理由から、女性が一生涯を通じて経験する月経回数は約9倍に増加しています。この月経回数の増加は単に煩わしいだけでなく、卵巣や子宮への負担を助長しその結果、子宮内膜症や子宮体癌、子宮筋腫などの疾患が増加している原因とも言われています。

ケアフルは、自分の身を守るために必要な知識とより良いヘルスケアサービスへのアクセスを提供することで、「もっと早くに知っておけば対処できたのに」という後悔をなくしていきたいという想いで立ち上げました。サービス開発の根底には、痛みや不調に対して当事者が自分に合った選択肢を選べるように、医学的に根拠のある複数の改善方法を1つずつ丁寧に情報として届けていきたいという考えがあります。「月経プログラム」を通じ、症状に合わせた選択肢を届けることで、それぞれがご自身にあった対処法を見つけ、QOLの向上につながれば幸いです。

今後も利用者の声に応じて、連携している20以上のフェムテック関連サービス事業者と協力しながら様々なプログラムを開発・提供し、幅広い年代の方々のお悩みに気づくきっかけの提供・QOL向上のサポートをして参ります。


【株式会社nanoni 概要】  
▌所在地:〒107-0062 東京都港区南青山3-15-9 MINOWA表参道3階
▌代表者:代表取締役 張 聖
▌事業内容:企業向けフェムテックサービス「ケアフル」の開発・提供。セミナー、匿名コミュニティ、福利厚生の提供を通じ、企業のダイバーシティ推進をワンストップで支援。
▌公式HP:https://xxnanoni.com/

<参照>
※1:「生理痛やPMSの仕事への影響とピルの服薬に関するアンケート」(2020年)https://www.mti.co.jp/wp-content/uploads/pdf/pr/2020/pr_20200130.pdf
※2:「月経不調による労働損失は年間4911億円、企業は女性の健康支援推進を」(2022年8月24日)https://project.nikkeibp.co.jp/HumanCapital/atcl/column/00073/080500002/
※3:「データで見る生理痛のはなし」(2023年)
https://www.daiichisankyo-hc.co.jp/site_loxonin-s/special/project/action01/
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