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潤工社「テクノロジー・イノベーター・オブ・ザ・イヤー」受賞者を発表

株式会社潤工社
世界初 非侵襲型ウェアラブル血糖モニターを開発中のアフォン・テクノロジー社に

株式会社潤工社(本社:茨城県笠間市 代表:十河 衛)は、同社が欧米市場で主催する「テクノロジー・イノベーター・オブ・ザ・イヤー」の第二回受賞者を発表しました。無線周波数(RF)/マイクロ波を使い、針を刺さない非侵襲でウェアラブルな血糖モニターを世界に先駆け開発しているアフォン・テクノロジー社(Afon Technology Ltd /英国)の技術革新を称え、賞および副賞として2万5000ドルを贈呈しました。


左:アフォン・テクノロジー社の創設者でCEOのサビ・チョードリー氏、右:本賞の実行委員長 ジョー・ローワン(Junkosha USA Inc.前代表)

潤工社の「テクノロジー・イノベーター・オブ・ザ・イヤー」は、血管内治療やマイクロ派/ミリ波技術分野の製品提供に貢献する産業界や学術研究の個人、またはチームの革新的な功績を称える目的で2021年3月に創設されました。第二回目は欧米の他、モロッコやトルコなどからも応募があり、最終選考に残った11プロジェクトからアフォン・ テクノロジー社が手がけるプロジェクトを選出、血糖モニター技術の盲点に光を当てたことを評価しました。

非侵襲型ウェアラブルな血糖モニターの領域では、光センサーで血糖値をモニターするスマートウォッチの開発が脚光を浴びる一方、アフォン・テクノロジー社が開発中のGlucowearは、無線周波数(RF)センサーを活用した異なるアプローチを採用しています。ウェアラブル端末の手首接触部にセンサーを設置し、電波を利用して血糖値を持続的に検出送信します。Glucowearの利点の一つは、血糖値の動きをリアルタイムで検出送信でき、既存の持続血糖モニターに関連するタイムラグを排除できる点です。また、光センサーの技術と異なり、肌の色に影響を受けず使用できます。これにより、糖尿病患者は常に状態管理が簡単にでき、心臓発作や脳梗塞などの合併症リスクの軽減や、血糖値データに基づいたライフスタイルの選択が可能になります。

株式会社潤工社 代表取締役 十河衛のコメント
「当社は、ミッションの 『Enabling Technology Innovators (技術革新者の可能性を広げる)』を通じて、 より良い未来のために社会に貢献することをお約束しています。本賞は、潤工社と同様、永きにわたり技術革新に挑戦し、社会に貢献している方々を応援するものです。サビ・チョードリー氏とアフォン・テクノロジー社の目覚ましい成果を祝福し、今後のさらなるご活躍を期待しています」

本賞の実行委員長 ジョー・ローワン(Joe Rowan)のコメント
「審査員は、ご応募いただいたプロジェクトから賞を選出する大変厳しい決断を迫られましたが、アフォン・ テクノロジー社の偉業はすばらしいものでした。サビ・チョードリー氏とそのチームは、潤工社が求める基準を満たすのみならず、期待をはるかに上回りました。克服すべき課題への果敢な挑戦、そして潤工社ブランドの核心である画期的な革新性と社会への貢献を体現しています」

アフォン・テクノロジー社 CEOサビ・チョードリー(Sabih Chaudry)氏のコメント
「このたびは、チームの献身と卓越した技術力によって賞を受賞することができました。アフォン・テクノロジー社の原動力は、患者の予後を向上させるため、技術の限界突破に対する情熱です。持続血糖モニターの展望を変える取り組みが認められたことを光栄に思います。私たちは、世界初となる非侵襲型のウェアラブル血糖モニターの先駆けとして誇りを持っています。針を使わず血糖値をモニターできる選択肢を提供することで、糖尿病患者の生活に変革を起こす可能性があることを確信しています。  

授賞の模様は、https://www.youtube.com/@JunkoshaUSA  をご覧ください。

株式会社潤工社について(https://www.junkosha.com
1954年4月創業。「比類ない価値を創造し、社会を豊かに潤す」という理念のもと、フッ素ポリマーをはじめハイパフォーマンスポリマーの成形加工で、ワイヤ・ケーブル、チューブ・継手、フィルム、射出成形品、それらを複合化させた高機能コンポーネンツ製品を提供しています。その技術は、「健康・医療」「半導体・精密機械」「情報通信」「環境・エネルギー」「航空・宇宙」などに応用され、各分野の課題にソリューション提供しています。日本、欧米、中国の8拠点で711人のアソシエイトが32の国と地域で事業を展開、160超の特許を保有しています。
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