親を頼れない若者の住まいの課題解決のための家賃補助プロジェクトを開始
特定非営利活動法人サンカクシャ
半年間の家賃補助と伴走支援を提供し、自立生活をサポート
特定非営利活動法人サンカクシャ(本部:東京都豊島区、代表理事:荒井佑介、以下サンカクシャ)は、生活に困窮する18~25歳の若者を対象に、半年間の家賃補助を提供する新プロジェクトを開始しました。 このプロジェクトは、家賃補助と伴走支援を通じて若者の生活基盤を安定させ、自立生活の実現を目指すものです。 支援を受ける若者は、増収や助成金の獲得を図り、補助期間中に自立した生活への道を切り開くことが期待されています。
【背景1:サンカクシャの活動の社会的背景】
令和4年度版子供・若者白書によると、相談できる人がいないと回答した若者は12.4%、どこにも居場所がないと回答した若者は1.9%。親を頼れず、どこにも居場所がない若者が全国に約22万人いると推定されます。
こうした頼れない若者がサンカクシャにつながる背景は主に2つあります。(1)行政や支援機関からの支援依頼と(2)本人からの直接の問い合わせです。
(1)行政や支援機関からの支援依頼
全体の相談の6割は行政などからの支援依頼です。これは既存の支援や制度では若者をサポートしきれないことを表しています。
(2)本人からの直接の問い合わせ
全体の相談の4割を占めます。各種メディアをみて、SNSなどで検索して、友達から紹介されて、本人が問い合わせをするパターンが多くあります。
若者の支援は公的支援も少なく、民間の支援も少ないため、全国的に支援が全く追いついていない現状があります。
【背景2:若者の居住問題の現状】
近年、日本の若者はさまざまな居住問題に直面しています。
特に18~25歳の若者は、経済的な理由から安定した住居を確保することが難しくなっています。
虐待等の影響で親を頼れない、家庭内での孤立、家出など家族から十分にケアされなかった若者は、親の援助や奨学金が得られず、アルバイトのみで生計を立てているなど、低所得状態にあります。これらの若者は、住居費の負担が大きく、生活基盤が不安定な状況に置かれがちです。
生活保護などの社会保障制度を利用することもありますが、大学生等は原則として生活保護の利用ができなかったり、また各種制度に該当したとしても手続きや条件が厳しく、すぐに支援を受けられないことも多いです。そのため、一人暮らしを始めるための貯蓄や、突発的な支出への対応が難しく、家賃の滞納や住居の維持が困難になるケースが増えています。
このような背景から、若者の生活基盤を安定させ、自立を支援するための家賃補助や伴走支援の重要性が高まっています。家賃補助は一時的な経済的支援の側面だけでなく、伴走支援がセットになることで若者が自立に向けて必要なスキルや知識を身につけるためのサポートとしても機能しています。具体的な支援例として、奨学金の獲得やアルバイトの開始、増収のための準備期間、社会保障制度の利用検討期間などがあります。
このような取り組みを通じて、若者が安定した住居を確保し、生活基盤を整えることで、将来的な自立生活への道が開かれることが期待されています。
【家賃補助プロジェクトの目的】
家賃補助プロジェクトは、「離家支援(※)」の必要性を社会に広く訴え、支援の不足している若者の住まいや自立への伴走支援を制度化することを目的としています。
※離家支援とは…虐待等の影響で親を頼れず、家庭内での孤立、もしくは家出など家族から十分にケアされなかった若者が、社会に参画し、安定して暮らしていけるまでの生活支援及び伴走支援を指します。
【家賃補助プロジェクトの内容】
18~25歳の若者に、半年間の家賃補助を通じて生活の安定と自立支援を目指しています。
対象者には、親の援助がない大学生や専門学校生、奨学金やアルバイトで生計を維持している者、またはアルバイトのみで低所得状態にある者などが含まれます。補助額は月額3万円で、6か月間支給され、支援団体に一括送金されます。
支援を受ける若者には定期的なコンタクトがあり、生活改善や自立のための支援が行われます。各支援団体からサンカクシャへの家賃補助申請は2024年5月25日から6月10日まで行われ、7月から本格的に支援の動きが始まりました。
〈実施概要図と連携・伴走団体〉
一般社団法人コンパスナビ https://compass-navi.or.jp/
一般社団法人アマヤドリ https://www.amayadori-official.net/
一般社団法人Masterpiece https://masterpiece.studio.site/
アフターケア相談所ゆずりは https://www.acyuzuriha.com/
社会福祉法人サレジオ学園 https://salesio.or.jp/index.html
【家賃補助プロジェクトの今後の展望】
このプロジェクトは、家賃補助と伴走支援の効果を検証するための取り組みでもあります。
ニーズの可視化や支援の効果、実施にあたっての必要な体制を可視化し、近い将来に政府予算化されるための政策提言を行うことを目標としています。
【実施のための資金について】
こちらのプロジェクトは「家賃補助」「(効果検証のための)調査研究」「伴走支援」で構成されています。
以下の寄付金・助成金で、それぞれの内容を実施しております。
山本正喜ポリシー基金(株式会社PoliPoli様)【家賃補助・調査研究】 https://policy.fund/
SoilxPolicy Fund(株式会社PoliPoli様・一般財団法人Soil様)【家賃補助・伴走支援】https://policy.fund/
第3回「ソーシャル・グッド基金」(公益財団法人日本フィランソロピック財団様)【伴走支援】https://np-foundation.or.jp/information/000182.html
寄付・助成団体様ならびに寄付者の皆様に厚くお礼申し上げます。
サンカクシャについて
サンカクシャは、15~25歳くらいまでの親や身近な大人を頼れない若者が孤立せず、自立にむかえるよう、社会サンカクを応援する団体です。
「居場所」「住まい」「仕事」の3つをメインの支援として実施。東京都内で若者が安心できる居場所を1拠点、住まいを失った若者向けのシェアハウスを4拠点、地域の企業と連携した仕事のサポートを展開し、250名以上の若者に多様な場や機会を提供しています。
自分が抱える困難に向き合ったり、前を向いて生きていくことへの意欲を失ってしまった若者へ丁寧に伴走し、サンカクシャの活動を通じて、若者が社会との繋がりを得て、安定した生活を送ることができるようになるまでをサポートをしています。
【法人概要】
特定非営利活動法人サンカクシャ
代表理事:荒井佑介(あらいゆうすけ)
所在地:〒170-0012 東京都豊島区上池袋4-35-12 3階
ウェブサイト:https://www.sankakusha.or.jp/
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半年間の家賃補助と伴走支援を提供し、自立生活をサポート
特定非営利活動法人サンカクシャ(本部:東京都豊島区、代表理事:荒井佑介、以下サンカクシャ)は、生活に困窮する18~25歳の若者を対象に、半年間の家賃補助を提供する新プロジェクトを開始しました。 このプロジェクトは、家賃補助と伴走支援を通じて若者の生活基盤を安定させ、自立生活の実現を目指すものです。 支援を受ける若者は、増収や助成金の獲得を図り、補助期間中に自立した生活への道を切り開くことが期待されています。
【背景1:サンカクシャの活動の社会的背景】
令和4年度版子供・若者白書によると、相談できる人がいないと回答した若者は12.4%、どこにも居場所がないと回答した若者は1.9%。親を頼れず、どこにも居場所がない若者が全国に約22万人いると推定されます。
こうした頼れない若者がサンカクシャにつながる背景は主に2つあります。(1)行政や支援機関からの支援依頼と(2)本人からの直接の問い合わせです。
(1)行政や支援機関からの支援依頼
全体の相談の6割は行政などからの支援依頼です。これは既存の支援や制度では若者をサポートしきれないことを表しています。
(2)本人からの直接の問い合わせ
全体の相談の4割を占めます。各種メディアをみて、SNSなどで検索して、友達から紹介されて、本人が問い合わせをするパターンが多くあります。
若者の支援は公的支援も少なく、民間の支援も少ないため、全国的に支援が全く追いついていない現状があります。
【背景2:若者の居住問題の現状】
近年、日本の若者はさまざまな居住問題に直面しています。
特に18~25歳の若者は、経済的な理由から安定した住居を確保することが難しくなっています。
虐待等の影響で親を頼れない、家庭内での孤立、家出など家族から十分にケアされなかった若者は、親の援助や奨学金が得られず、アルバイトのみで生計を立てているなど、低所得状態にあります。これらの若者は、住居費の負担が大きく、生活基盤が不安定な状況に置かれがちです。
生活保護などの社会保障制度を利用することもありますが、大学生等は原則として生活保護の利用ができなかったり、また各種制度に該当したとしても手続きや条件が厳しく、すぐに支援を受けられないことも多いです。そのため、一人暮らしを始めるための貯蓄や、突発的な支出への対応が難しく、家賃の滞納や住居の維持が困難になるケースが増えています。
このような背景から、若者の生活基盤を安定させ、自立を支援するための家賃補助や伴走支援の重要性が高まっています。家賃補助は一時的な経済的支援の側面だけでなく、伴走支援がセットになることで若者が自立に向けて必要なスキルや知識を身につけるためのサポートとしても機能しています。具体的な支援例として、奨学金の獲得やアルバイトの開始、増収のための準備期間、社会保障制度の利用検討期間などがあります。
このような取り組みを通じて、若者が安定した住居を確保し、生活基盤を整えることで、将来的な自立生活への道が開かれることが期待されています。
【家賃補助プロジェクトの目的】
家賃補助プロジェクトは、「離家支援(※)」の必要性を社会に広く訴え、支援の不足している若者の住まいや自立への伴走支援を制度化することを目的としています。
※離家支援とは…虐待等の影響で親を頼れず、家庭内での孤立、もしくは家出など家族から十分にケアされなかった若者が、社会に参画し、安定して暮らしていけるまでの生活支援及び伴走支援を指します。
【家賃補助プロジェクトの内容】
18~25歳の若者に、半年間の家賃補助を通じて生活の安定と自立支援を目指しています。
対象者には、親の援助がない大学生や専門学校生、奨学金やアルバイトで生計を維持している者、またはアルバイトのみで低所得状態にある者などが含まれます。補助額は月額3万円で、6か月間支給され、支援団体に一括送金されます。
支援を受ける若者には定期的なコンタクトがあり、生活改善や自立のための支援が行われます。各支援団体からサンカクシャへの家賃補助申請は2024年5月25日から6月10日まで行われ、7月から本格的に支援の動きが始まりました。
〈実施概要図と連携・伴走団体〉
一般社団法人コンパスナビ https://compass-navi.or.jp/
一般社団法人アマヤドリ https://www.amayadori-official.net/
一般社団法人Masterpiece https://masterpiece.studio.site/
アフターケア相談所ゆずりは https://www.acyuzuriha.com/
社会福祉法人サレジオ学園 https://salesio.or.jp/index.html
【家賃補助プロジェクトの今後の展望】
このプロジェクトは、家賃補助と伴走支援の効果を検証するための取り組みでもあります。
ニーズの可視化や支援の効果、実施にあたっての必要な体制を可視化し、近い将来に政府予算化されるための政策提言を行うことを目標としています。
【実施のための資金について】
こちらのプロジェクトは「家賃補助」「(効果検証のための)調査研究」「伴走支援」で構成されています。
以下の寄付金・助成金で、それぞれの内容を実施しております。
山本正喜ポリシー基金(株式会社PoliPoli様)【家賃補助・調査研究】 https://policy.fund/
SoilxPolicy Fund(株式会社PoliPoli様・一般財団法人Soil様)【家賃補助・伴走支援】https://policy.fund/
第3回「ソーシャル・グッド基金」(公益財団法人日本フィランソロピック財団様)【伴走支援】https://np-foundation.or.jp/information/000182.html
寄付・助成団体様ならびに寄付者の皆様に厚くお礼申し上げます。
サンカクシャについて
サンカクシャは、15~25歳くらいまでの親や身近な大人を頼れない若者が孤立せず、自立にむかえるよう、社会サンカクを応援する団体です。
「居場所」「住まい」「仕事」の3つをメインの支援として実施。東京都内で若者が安心できる居場所を1拠点、住まいを失った若者向けのシェアハウスを4拠点、地域の企業と連携した仕事のサポートを展開し、250名以上の若者に多様な場や機会を提供しています。
自分が抱える困難に向き合ったり、前を向いて生きていくことへの意欲を失ってしまった若者へ丁寧に伴走し、サンカクシャの活動を通じて、若者が社会との繋がりを得て、安定した生活を送ることができるようになるまでをサポートをしています。
【法人概要】
特定非営利活動法人サンカクシャ
代表理事:荒井佑介(あらいゆうすけ)
所在地:〒170-0012 東京都豊島区上池袋4-35-12 3階
ウェブサイト:https://www.sankakusha.or.jp/
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(2024/07/24 10:00)
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