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【日本初】障がい者雇用問題改善!出張型の職業体験テーマパーク『キャリアランド』の出展企業募集!

一般社団法人脳フェス実行委員会
非営利型一般社団法人脳フェス実行委員会は、企業が職業体験を提供し、障がい当事者と共に楽しみながら復職の可能性を見つける場所『キャリアランド』を作ります。障がい者雇用に前向きな企業様の出展募集中です。




ご挨拶▶︎こちらのクラウドファンディングより出展募集中です。
https://camp-fire.jp/projects/view/778246

はじめまして、脳卒中フェスティバルです。
我々は、2017年から活動している非営利のイベント団体です。
今まで、我々はららぽーとやマルイといった商業施設とコラボレーションしたり、青森県のねぷた祭りに出展したり、インクルーシブ映画を作ったりと、『楽しい!をみんなへ。』という理念のもと、脳卒中当事者が自身の可能性を感じてもらい、社会にはインクルーシブな価値観を感じてもらう活動をしてきました。


▲脳フェス2022では「ららぽーと」とコラボ


▲青森県のねぷた祭り


▲脳フェス2024会場の様子


このようにして、7年間にわたり、数多くの脳卒中当事者と関わらせていただき、共にイベントを運営していく上で、痛烈に感じたことがあります。
それは、『復職』に関する、当事者さんの強い渇望です。
復職の悩みは多く、根深い

実際、毎週生配信しているYouTube「脳フェスチャンネル」でも、復職関連のテーマの際は視聴者数やコメントが倍増するほど。脳卒中当事者だけでなく、障がい当事者にとって厳しい現実があることを知りました。

YouTube「脳フェスチャンネル」復職回

復職には、障がいに伴う活動範囲の狭小化や、自己効力感の低下といった障がい者自身の問題。そしてもうひとつの高いハードルとして、企業側の環境的・心理的受け入れという問題があります。
企業が抱える障がい者雇用の問題

脳卒中当事者をはじめとする障がい当事者の復職は、40名規模の企業に課される障がい者雇用の法定雇用率が2.5%に引き上げられたにも関わらず、約50%の企業で目標が未達である現実があります。2027年には2.7%に引き上がるので、さらに深刻です。

障害者雇用未達企業は多い


しかし、上場企業はESG 投資(環境や社会、公正な経営を大切にする会社にお金を投じて、未来をよくする投資方法)に対する意欲が高まっており、特に「障がい者支援に関する投資」にも関心が高いことが分かっています。







引用:就労移行ITスクール(https://itschool-lp.logz.co.jp/)


被雇用者と、雇用主。双方が願っているのに、雇用率が達成されていない現実。
この問題を、『楽しい!をみんなへ』を理念とする脳フェスならではのアプローチで改善していけないかと考えました。
楽しみながら、障がい者雇用を促進できる場所 『キャリアランド』とは

キャリアランドが目指すのは、日本で初めての、障がい当事者が職業体験ができる出張型テーマパーク。(自社調べ:2024年6月時点、日本国内における「障がい当事者の出張型職業体験テーマパーク」として)
障がい者雇用を促進したい企業がブースを展示し、実際の業務の要素を切り出した職業体験を行うことで、リハビリ体験や商品・飲食物と交換できる「キャリアランド通貨」がもらえます。
さらに、就労支援企業・団体による「復職なんでも相談所」も併設。職業体験で浮き彫りになった実際のお悩みを、その場で相談できます。
障がい当事者と同僚となりうる人(企業)とが、復職体験で楽しみながらコミュニケーションを取り、障がい当事者には自己肯定感と自己効力感の向上を、企業には障がい者理解促進と採用可能性の発見を感じられる場所。
それが、『キャリアランド』です。


キャリアランド通貨でさまざまな体験や商品と交換できる


楽しみながら、というのがポイントで、脳フェスでは「楽しい!」を目的に集まった結果として、同病者の仲間と出会えたり、自身の可能性を感じれたりすることで、実際の生活が変わっていく方を多く見てきました。
例えば車椅子だった方が歩けるようになったり、復職につながったり…。
医療の現場だけでは、見ることのできない光景をたくさん見てきました。


▲ファッションショーをきっかけに、1年後車椅子を卒業した方


▲脳フェスがきっかけで結成。NHKにも出演した片麻痺料理サークル『チームLEO』


▲SNS上のみの繋がりから、脳フェス2024で初対面

そのためには、例えばキッザニアのように、会場に訪れた方がワクワクし、非日常を感じられるような空間づくりが欠かせません。
現在、自身も5年間もの間、原因不明の病により自宅療養を余儀なくされた過去をもつ、人気絵本作家“中垣ゆたか”さんにキービジュアルの制作を依頼し、誰もがワクワクできる空間づくりを目指しています。


▲中垣ゆたかさん


▲中垣ゆたかさんの絵。(※こちらはキャリアランドではありません)

企業出展募集中!
今回のチャレンジは、ただ一度きりの開催を目指すものではありません。
皆さんのご支援によって完成したキャリアランドは、全国で展開可能なイベントとして、今後、全国に広げていき、障がい当事者と企業・就労支援事業所を繋ぐプラットフォームとしていきます。
そして、いつかは障がいも健常もない、グラデーションな社会を作るために。
ぜひ、御社の障がい者雇用問題のアップデートに、ご活用ください。




開催概要
・日時:10月27日(日)12:00~20:00(脳フェス2024内で開催)
※1F会場は11:00~19:00
・場所:すみだ産業会館(8,9階)、錦糸町マルイ各店舗内 
 東京都墨田区江東橋3丁目9番10号 錦糸町駅南口正面(徒歩3分)
・コンテンツ:
 キャリアランド、音楽ライブ、飲食販売、スポーツイベント、生活お役立ち情報、リハビリ情報、交流会、フォトラリーなど
・参加費:無料
・参加予定者数:1,000名
・1F~8,9F総参加者数:3,500名
団体HP:https://noufes.com/


代表紹介


▲脳フェス代表小林純也の想い



私は、2005年、23歳の若さで脳梗塞を患いました。
思うように動かず、触られても感じない右半身と、車椅子や尿道カテーテルといった付属品に絶望を感じ、「死にたい」と何度も思いました。でも、自分の可能性を信じ、躓いても転んでも、何度でも立ち上がってきた結果、身体機能は飛躍的に改善し、それ以上に今も残存する「障がい」に対する価値観が変わりました。「あの地獄に負けなかった右半身は、自分の誇り」そう思えるようになりました。
その結果、過去の自分のような人を支えるために、国家資格である理学療法士となり、脳フェスの仲間たちとも出会えました。

私は、障がいとは「新月」のようなものだと思っています。
その場にとどまり続ける限り、夜闇と変わらぬ漆黒の姿を呈する新月。でも、少しずつでもいいから行動をしていくと、いつしか太陽のような意志が芽生え、仲間が現れ、障がい自身も、満月のように光り輝くのだと。
キャリアランドが、まだ見ぬ誰かを照らす光となるように、邁進していきます。
あなたのお力を、貸してください。

小林 純也
一般社団法人脳フェス実行委員会 代表理事
NPO法人 ぼこでこ 代表理事
脳卒中経験者・認定理学療法士(脳卒中)

▶︎著書・メディア掲載


読売新聞「NEXT BREAK」


・Amazonリハ医学1位にもなった書籍「脳卒中患者だった理学療法士が伝えたい本当のこと」
・日経BPインタビュー 
・テレビ東京「生きるを伝える」


非営利型一般社団法人脳フェス実行委員会
目的: この法人は,脳卒中経験者の自己効力感を高め、自身の可能性を感じ、社会参加を促し、健常者にも脳卒中経験者と様々な活動を協力して行い、ともに楽しんだ結果として、心のバリアフリー化を目指すことを目的とする。

所在地: 271-0091
千葉県松戸市本町17-11 芹澤ビル6F

代表理事: 小林 純也

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