看護師は高給取りは誤解? 辞めたい理由の最多は「仕事内容と給与が見合っていないから」
株式会社viex
一方で看護師を辞められない理由は「金銭面での不安」が最多に
看護師専門のお金の相談窓口「MONEY NURSE( https://money-nurse.com )」を手がける株式会社viexでは、現役で働く看護師の本音を調査するため「看護師を辞めたい理由」と「辞められない理由」についてのアンケートを実施しました。
■アンケート結果要約
1.「看護師を辞めたいと思いますか」の問いに22.6%が「かなり思う」、45.9%が「少し思う」と回答
2.看護師を辞めたい理由で1番多かったのは「仕事内容と給与が見合っていないから」だった
3.看護師を辞めたいと思うのにまだ辞めていない理由で1番多かったのは「金銭面で不安があるから」だった
■調査概要
調査期間:2024年10月24日~11月1日
調査手法:インターネット調査
調査地域:全国
調査対象:看護師として働いている方
サンプル数:1,070人
調査会社:アイブリッジ株式会社
■調査結果
看護師の68.5%が「看護師を辞めたいと思う」と回答
現役で看護師として働いている1070人の方を対象に「看護師を辞めたいですか?」というアンケートを実施し、以下のような結果となりました。
「かなり思う」……242人(22.6%)
「少し思う」……491人(45.9%)
「まったく思わない」……337人(31.5%)
感情の強弱はあれど、半数を超える68.5%が「看護師を辞めたい」と思っているようです。
とくに242人(22.6%)の方については「かなり看護師を辞めたいと思っている」状態で今も看護師として働き続けていることがわかりました。
「看護師を辞めたい」と思う理由は「仕事内容と給与が見合っていないから」が最多
先のアンケートで看護師を辞めたいと「かなり思う」、「少し思う」と回答した733人の方を対象に、「看護師を辞めたいと思う理由」について複数回答可のアンケートを実施しました。
結果は以下のとおりです。
「仕事内容と給与が見合っていないから」……383人(35.8%)
「仕事内容が精神的につらいから」……351人(32.8%)
「仕事内容が肉体的につらいから」……323(30.2%)
「仕事が忙しいから、休暇が取れないから」……270人(25.2%)
「職場の人間関係が良くないから」……161人(15.0%)
「夜勤がつらいから」……157人(14.7%)
「別の仕事に興味があるから」……69人(6.4%)
「その他」……18人(1.7%)
「その他」については、「本来の看護ができないほど煩雑な業務が多すぎる」、「自分が病気になったから」という回答がありました。
回答で1番多かったのは「仕事内容と給与が見合っていないから」で、そのあとは仕事がつらい、忙しい、という旨の回答が続きました。
看護師を辞められない理由は「金銭面で不安があるから」が最多
次に「看護師を辞めたいと思う」と回答した733人の方を対象に「辞めたいと思っているのに看護師を辞めていない理由」について複数回答可のアンケートを実施しました。
結果は以下のとおりです。
金銭面で不安があるから……465人(43.5%)
辞めたい気持ちより転職が面倒だという気持ちが強いから……264人(24.7%)
退職や転職といった行動を起こす余裕がないから……215人(20.1%)
看護師を辞めることに漠然とした不安があるから……205人(19.2%)
職場や同僚に迷惑がかかるから……119人(11.1%)
看護師という仕事に未練があるから……79人(7.4%)
職場から強い引きとめがあるから……62人(5.8%)
その他……13人(1.2%)
「その他」については、「すでに自分が高齢だから」や「夜勤がある仕事が好都合だから」などの回答がありました。
アンケートの集計結果については、「金銭面で不安があるから」という回答が全体の4割越えと、頭一つ抜けて多かったです。
■解説
今回、現役で働いている看護師の本音を調査するべく、「看護師を辞めたい理由」と「看護師を辞められない理由」に関するアンケートを実施しました。
結果として印象的だったのが、「看護師を辞めたいと思う理由」と「看護師を辞められない理由」で、ともに1番多かったのがお金に関わるものだったということです。
厚生労働省の「令和5年賃金構造基本統計調査」によると、2023年の看護師の平均年収は約508万円でした。
それに対し2023年の給与所得者の平均年収は、国税庁の「民間給与実態統計調査」によると約460万円となっています。
このことから看護師の給与水準は、給与所得者全体と比べるとやや高水準であると言えるでしょう。
しかし、それでも「仕事内容と給与が見合っていない」と回答した方が多かったことから、看護師という職業の”キツさ”が見て取れます。
看護師は人助けに直結する非常にやりがいと意義のある職業ですが、同時に人手不足からくる忙しさや責任の重さといった点で、負担の大きい仕事でもあります。
それこそ心身の限界が来ている状態で無理をすると、人を癒すはずの看護師自身が健康を害してしまいかねません。
もし心身に限界が来ている状況なら、転職を考える、1度休職する、なども一つの選択肢として考えた方が良いでしょう。
今回のアンケート結果から、対策として1つ考えられるのが「一時的に休職しても大丈夫」、「転職して収入が多少落ちても大丈夫」と思えるくらいの貯蓄や資産を蓄えておくことです。
ある程度の蓄えをして、看護師を辞められない理由で1番多かった「金銭面での不安」を取り除くことができれば、転職という道も選びやすくなりますし、同じ看護師でも夜勤がない働き方を選べるようになります。
さらに「いつでも辞められる、休職できる」という状態であれば、在職中のストレスや不安も軽減できるはずです。
このことから弊社は、「金銭面の不安」を取り除くための貯蓄や資産形成といった対策が、看護師という仕事と健全に向き合うためには必要だと考えています。
■MONEY NURSE
MONEY NURSE(マネーナース)は看護師専門のお金の相談窓口です。
看護師というと高収入なイメージがありますが、実際のところは「忙しい割に収入が増えない」、「お金の勉強をする余裕がなくてなんとなく勧められた保険に入っているけど、これって正しいの?」といった不安を抱いている方も多くおられます。
MONEY NURSEは、そんな悩みをお金のトッププロにご相談いただける窓口です。
弊社では、お金のプロであるFP(ファイナンシャルプランナー)の中でもさらにトップレベルとされる「TOT(Top of the Table)」や「COT(Court of the Table)」の称号をもった人材がご相談をお受けします。
ご相談は無料で受け付けていますので、お金に関する悩み、不安などありましたら、ぜひお気軽にご連絡ください。
MONEY NURSEお問い合わせ先:
https://money-nurse.com
■会社概要
会社名:株式会社viex
所在地:東京都中央区銀座一丁目12番4号N&EBLD.6F
URL:https://viex-tokyo.co.jp/
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
一方で看護師を辞められない理由は「金銭面での不安」が最多に
看護師専門のお金の相談窓口「MONEY NURSE( https://money-nurse.com )」を手がける株式会社viexでは、現役で働く看護師の本音を調査するため「看護師を辞めたい理由」と「辞められない理由」についてのアンケートを実施しました。
■アンケート結果要約
1.「看護師を辞めたいと思いますか」の問いに22.6%が「かなり思う」、45.9%が「少し思う」と回答
2.看護師を辞めたい理由で1番多かったのは「仕事内容と給与が見合っていないから」だった
3.看護師を辞めたいと思うのにまだ辞めていない理由で1番多かったのは「金銭面で不安があるから」だった
■調査概要
調査期間:2024年10月24日~11月1日
調査手法:インターネット調査
調査地域:全国
調査対象:看護師として働いている方
サンプル数:1,070人
調査会社:アイブリッジ株式会社
■調査結果
看護師の68.5%が「看護師を辞めたいと思う」と回答
現役で看護師として働いている1070人の方を対象に「看護師を辞めたいですか?」というアンケートを実施し、以下のような結果となりました。
「かなり思う」……242人(22.6%)
「少し思う」……491人(45.9%)
「まったく思わない」……337人(31.5%)
感情の強弱はあれど、半数を超える68.5%が「看護師を辞めたい」と思っているようです。
とくに242人(22.6%)の方については「かなり看護師を辞めたいと思っている」状態で今も看護師として働き続けていることがわかりました。
「看護師を辞めたい」と思う理由は「仕事内容と給与が見合っていないから」が最多
先のアンケートで看護師を辞めたいと「かなり思う」、「少し思う」と回答した733人の方を対象に、「看護師を辞めたいと思う理由」について複数回答可のアンケートを実施しました。
結果は以下のとおりです。
「仕事内容と給与が見合っていないから」……383人(35.8%)
「仕事内容が精神的につらいから」……351人(32.8%)
「仕事内容が肉体的につらいから」……323(30.2%)
「仕事が忙しいから、休暇が取れないから」……270人(25.2%)
「職場の人間関係が良くないから」……161人(15.0%)
「夜勤がつらいから」……157人(14.7%)
「別の仕事に興味があるから」……69人(6.4%)
「その他」……18人(1.7%)
「その他」については、「本来の看護ができないほど煩雑な業務が多すぎる」、「自分が病気になったから」という回答がありました。
回答で1番多かったのは「仕事内容と給与が見合っていないから」で、そのあとは仕事がつらい、忙しい、という旨の回答が続きました。
看護師を辞められない理由は「金銭面で不安があるから」が最多
次に「看護師を辞めたいと思う」と回答した733人の方を対象に「辞めたいと思っているのに看護師を辞めていない理由」について複数回答可のアンケートを実施しました。
結果は以下のとおりです。
金銭面で不安があるから……465人(43.5%)
辞めたい気持ちより転職が面倒だという気持ちが強いから……264人(24.7%)
退職や転職といった行動を起こす余裕がないから……215人(20.1%)
看護師を辞めることに漠然とした不安があるから……205人(19.2%)
職場や同僚に迷惑がかかるから……119人(11.1%)
看護師という仕事に未練があるから……79人(7.4%)
職場から強い引きとめがあるから……62人(5.8%)
その他……13人(1.2%)
「その他」については、「すでに自分が高齢だから」や「夜勤がある仕事が好都合だから」などの回答がありました。
アンケートの集計結果については、「金銭面で不安があるから」という回答が全体の4割越えと、頭一つ抜けて多かったです。
■解説
今回、現役で働いている看護師の本音を調査するべく、「看護師を辞めたい理由」と「看護師を辞められない理由」に関するアンケートを実施しました。
結果として印象的だったのが、「看護師を辞めたいと思う理由」と「看護師を辞められない理由」で、ともに1番多かったのがお金に関わるものだったということです。
厚生労働省の「令和5年賃金構造基本統計調査」によると、2023年の看護師の平均年収は約508万円でした。
それに対し2023年の給与所得者の平均年収は、国税庁の「民間給与実態統計調査」によると約460万円となっています。
このことから看護師の給与水準は、給与所得者全体と比べるとやや高水準であると言えるでしょう。
しかし、それでも「仕事内容と給与が見合っていない」と回答した方が多かったことから、看護師という職業の”キツさ”が見て取れます。
看護師は人助けに直結する非常にやりがいと意義のある職業ですが、同時に人手不足からくる忙しさや責任の重さといった点で、負担の大きい仕事でもあります。
それこそ心身の限界が来ている状態で無理をすると、人を癒すはずの看護師自身が健康を害してしまいかねません。
もし心身に限界が来ている状況なら、転職を考える、1度休職する、なども一つの選択肢として考えた方が良いでしょう。
今回のアンケート結果から、対策として1つ考えられるのが「一時的に休職しても大丈夫」、「転職して収入が多少落ちても大丈夫」と思えるくらいの貯蓄や資産を蓄えておくことです。
ある程度の蓄えをして、看護師を辞められない理由で1番多かった「金銭面での不安」を取り除くことができれば、転職という道も選びやすくなりますし、同じ看護師でも夜勤がない働き方を選べるようになります。
さらに「いつでも辞められる、休職できる」という状態であれば、在職中のストレスや不安も軽減できるはずです。
このことから弊社は、「金銭面の不安」を取り除くための貯蓄や資産形成といった対策が、看護師という仕事と健全に向き合うためには必要だと考えています。
■MONEY NURSE
MONEY NURSE(マネーナース)は看護師専門のお金の相談窓口です。
看護師というと高収入なイメージがありますが、実際のところは「忙しい割に収入が増えない」、「お金の勉強をする余裕がなくてなんとなく勧められた保険に入っているけど、これって正しいの?」といった不安を抱いている方も多くおられます。
MONEY NURSEは、そんな悩みをお金のトッププロにご相談いただける窓口です。
弊社では、お金のプロであるFP(ファイナンシャルプランナー)の中でもさらにトップレベルとされる「TOT(Top of the Table)」や「COT(Court of the Table)」の称号をもった人材がご相談をお受けします。
ご相談は無料で受け付けていますので、お金に関する悩み、不安などありましたら、ぜひお気軽にご連絡ください。
MONEY NURSEお問い合わせ先:
https://money-nurse.com
■会社概要
会社名:株式会社viex
所在地:東京都中央区銀座一丁目12番4号N&EBLD.6F
URL:https://viex-tokyo.co.jp/
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
(2024/11/26 15:10)
- データ提供
本コーナーの内容に関するお問い合わせ、または掲載についてのお問い合わせは株式会社 PR TIMES ()までご連絡ください。製品、サービスなどに関するお問い合わせは、それぞれの発表企業・団体にご連絡ください。