治療・予防

「自傷他傷」に至ったケースも
子供の心に「コロナの傷」

 ◇「コロナ」は隠したい?

 同センターは6月15日から7月19日(回答締め切りは7月26日に延長)まで第2回調査を実施。6月29日までの中間報告によると、緊急事態宣言解除を受けて学校が再開された後の登校・登園状況について、「ほぼ通常通りに行った」との回答は52%。「通常よりは頻度や時間が少ないが行った」との回答が23%。自粛や閉園・休校で「行かなかった」の回答も計6%あり、子供たちの日常が完全には戻っていない実情が示された。

 また、「コロナになったら秘密にしたい?」との問いには子供の34%、保護者の29%が「そう思う」と回答。「コロナになった人とは治っても付き合うのをためらう」かどうかは、子供が22%と答えた。

 ◇学校に行きたくない

 子供たちは、新型コロナの拡大について自由回答でどんな声をあげたのか。「コロナにかかるのが怖い。学校に行きたくないと思ってしまう」(11歳女子)「どうしておとなはたくさんあつまってもいいの」(7歳男児)「先生に宿題が多すぎるし、7時間目が大変って言いたい」(10歳女子)。

 調査について半谷研究員は「これまでの災害時の調査でも、被災後ある程度回復しても子供の心へのケアは必要と指摘されている。今回のように長期間にわたる新型コロナの流行が、子供たちにどんな影響を与え、どのような対策が必要になるのか。調査を続けていくことで少しでも明らかにしていきたい」と話している。(喜多壮太郎)

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