治療・予防

癒やされるはずが逆効果?=温泉での湯かぶれにご用心

 ◇肌に合った湯選びを

 福田医長は「皮膚の表面を覆う角質層は、外からの刺激や皮膚の水分の過剰な蒸発を防ぐバリアー機能を持っています。この機能が低下すると刺激に弱い敏感肌になったり、皮膚の潤いが失われて乾燥肌になったりします。このような状態で酸性の強い温泉に入ると、殺菌作用が刺激となってかぶれやかゆみが生じやすくなるのです」と説明する。

 美肌が目的なら温泉の成分を事前に調べ、自分の肌質や肌の状態に合った湯を選ぶことが大切だ。また、入浴の際にはナイロン製のタオルなどで強くこすって角質にダメージを与えないこと。酸性の強い温泉に入った後は、真水で洗い流そう。

 「温泉地で売っている湯の花などには、硫黄などの成分が含まれているものもあるので、皮膚の弱い方は注意が必要です」と福田医長は話している。(メディカルトリビューン=時事)(記事の内容、医師の所属、肩書などは取材当時のものです)
 

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