小児の包茎に伴うトラブル=お母さんは過敏にならないで
◇お父さんにも相談を
この他、包皮口が狭く、尿が包皮の外に出づらくなってたまり、包皮が風船状に膨らむ「バルーニング」や、亀頭がうっ血を起こす嵌頓(かんとん)包茎などが見られこともある。
「嵌頓包茎は思春期初期に多く、緊急に治療が必要ですので、泌尿器科を受診してください。病気は無くても小学校入学の年齢になっても包皮の穴がピンホール状で亀頭の先端が全く見えない場合には、小児専門の泌尿器科を受診するとよいでしょう」と中井教授。
小児の包茎に関しては、母親には分からないことが多い。「お母さんは過敏にならずに、清潔を保つことを心掛け、お父さんにも相談してください」とアドバイスしている。(メディカルトリビューン=時事)(記事の内容、医師の所属、肩書などは取材当時のものです)
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(2018/01/31 10:39)